山岡達丸 (中道改革連合)

2026年5月22日・第221回国会 衆議院 環境委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 32 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 130 発言)

山岡達丸と申します。

本日は、委員会での質疑の機会をいただきました。委員長、理事、委員の皆様に心から感謝を申し上げながら、いわゆる、今回、このPCB特措法、そしてJESCO事業法、この改正に伴う質疑を中心に行わせていただきたいと思います。

折しも三日前でございますが、五月十九日に、北海道室蘭市の工場で爆発火災がありました。本法律改正に伴って高濃度PCB廃棄物処理業務を終了するJESCOに対して、PCBを処理するための薬剤を製造し納品をしていた会社の敷地内で、JESCOの事業終了の三月に同じく事業を終了して、撤去作業のさなかであった。水と反応する、爆発のおそれがある金属ナトリウムの反応だということで、爆発火災ですから、放水もなかなか困難で、時間をかけながら鎮火をしていく。あわせて、煙には刺激性のある成分が含まれているおそれがあるということで、室蘭市から、煙を吸い込まないようという注意喚起も周辺住民になされたということがございました。けが人はおりませんけれども、PCBを地域として引き受けて処理をするということのリスクというのを端的に示す事案と思っております。

本年三月十九日に、この日本国内の高濃度のPCB廃棄物の一括処理事業が事実上の終了を迎えているわけであります。

PCBは、もう御存じのとおりでありますが、一九五四年に製造が開始されて以来、電気機器の絶縁体となる油として、酸やアルカリにも強く、安定した、夢の油とも言われたとも記録されていますけれども、大量に利用されたわけですが、強い毒性と環境残留性があるということで、公害事件もあり、一九七三年に、化学物質審査規制法を制定した中で、第一種特定化学物質に指定して以降、製造、輸入、使用禁止となったという経過であります。その後は、事業者が長期の保管を経て、JESCO成立となって、無毒化して処理していくというステージになったわけでありますが、今回のこのJESCOの高濃度PCB廃棄物処理事業の終結というのは、私は、日本の環境行政の大きな節目になるんだろうということも感じております。

室蘭市、私が政治活動しているエリアですが、この毒性が極めて高いPCBの処理という、日本全体の抱えていた深刻な環境問題に対して、これを解決に導くために、責任を持ってこの三月まで、十八年間ですけれども、取り組んでまいりました。とりわけ、西日本の事業所が二〇二四年までに順次事業を終えていくわけでありますけれども、その後に見つかる西日本分の高濃度PCB廃棄物の処理も、室蘭に運んで引き受けてほしいという国の要請もいただきまして、そのことに応えて、当初の予定分は北海道と東北分とされていましたけれども、この受入れ計画を拡大して、西日本で期間内に処理し切れなかったものがあればそれを受け入れていくと。最後のとりでとしての役割を果たしてきたという自負をしている地域でもあります。

では、大臣に率直にお伺いしたいんですけれども、この間の室蘭市の取組、国の環境事業への貢献、私は評価されるべきものだと思っております。大臣に御答弁いただければと思います。

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