お答えいたします。
我が国とロシアとの間では、漁業分野におけます三つの政府間協定及び一つの民間取決めがございます。ロシアによりますウクライナ侵攻以降も、関連の協定等に基づきます操業ができるように対応してきているところでございます。
具体的に申し上げますと、日本の二百海里水域におけます、我が国漁船によりますロシアの川を起点としますロシア系サケ・マスの漁獲量の操業条件を決定いたしますサケ・マス漁業交渉ですが、本年三月に交渉が妥結をしております。そして、四月から六月にかけて、主に道東沖の海域におきまして、シロザケ、カラフトマス、ベニザケ等の漁獲を目的とした操業が行われたところでございます。
また、北方四島のうち歯舞群島の一部であります貝殻島周辺において、我が国漁業者が安全に昆布採取を行うための民間取決めであります貝殻島昆布交渉につきましては、北海道水産会とロシア連邦漁業庁の間で協議が実施されたところでございまして、本年四月に交渉が妥結をしております。六月一日から操業を開始したところでありまして、現在は昆布の育成状況を踏まえて操業が一時中断をされておりますけれども、その後、九月まで操業が行われる予定となっております。
本年の日ロ双方の漁業者の相手国の二百海里水域で操業条件を決定します日ロ地先漁業交渉につきましては、昨年十一月二十四日に交渉を開始したところでございますけれども、二年連続して交渉が越年したというところでございますが、本年六月の十九日に妥結をいたしました。こちらにつきましては、これからマダラ操業等を目的といたしまして日本漁船が操業する予定でございますし、ロシア漁船につきましては、十一月以降にサバ等の操業が行われる予定となっておるところでございます。
一方で、北方四島周辺水域操業枠組み協定でございますけれども、こちらについては、ロシアによりますウクライナ侵攻以降、ロシア側は協議に応じておりませんで、二〇二三年以降、操業が実施できていない状況が続いております。こちらにつきましては、外務省と連携いたしまして、ロシア側に対し協議の実施について繰り返し働きかけを行っているところでございます。
日ロ関係、全体として厳しい状況にはございますけれども、ロシアとの漁業の分野の関係、重要でございますので、引き続き、我が国の漁業者がこういった操業ができますように、権益を確保できるよう交渉してまいりたいと考えております。
7村村木汀(自民)
ありがとうございます。
今、二つの事業を大臣は展開してくださっているということで、そういった事業の内容をお聞きし、大変心強く思うところであります。
本年二月七日、北方領土の日に開催された北方領土返還要求全国大会において、総理も、領土問題の決着と平和条約の締結に向けて全力を尽くす、そしてまた、北方領土問題は国民全体の問題であり国民が一丸となって取り組むことが不可欠として、若い世代への世論啓発や国際社会への日本の立場を正しく発信していく重要性を述べておられました。私自身も深く共鳴するところであり、政府が主導する外交交渉の進展と同時に、国内における世論形成…
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8田田口精一郎外務省大臣官房参事官
御答弁申し上げます。
ロシアとの交渉の現状と課題についてのお尋ねでございました。
御指摘の北方墓参を始めとする四島交流等事業の再開に向けては、ロシア側に対して、様々な機会を捉えて、これら事業の再開を求めてきているところでございます。これらの問題はロシアによるウクライナ侵略に起因して発生したものでございますが、ロシア側は日本側に責任を転嫁する姿勢を崩しておらず、原則的な立場の違いがある中で、現時点まで事態の打開に至っていない状況でございます。
四島交流等事業の再開は、日ロ関係における最優先事項の一つでございます。特に、御高齢になられた元島民の皆様の切…
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9村村木汀(自民)
ありがとうございました。
困難な状況の中、諦めず粘り強く交渉を続けてくださっていることに深く感謝申し上げたいと思います。
私自身の体験ですが、一九九一年にソ連側から日本国民と北方四島在住ロシア人との交流を行うことが提案され、翌年から毎年、ビザなしでの交流事業が始まりました。私は、まだ北海学園大学の学生であった令和元年に、この年の二回目の交流事業により、札幌を訪れた北方四島在住のロシアの小学生から大学生までの青少年と、札幌市内の狸小路や地下街を散策したり、おすしなど日本食を食べるなどの日本文化体験プログラムに参加した経験があります。
この際、北方領土…
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- (上の発言)
10柿柿沼忠秋水産庁資源管理部長
お答えいたします。
我が国とロシアとの間では、漁業分野におけます三つの政府間協定及び一つの民間取決めがございます。ロシアによりますウクライナ侵攻以降も、関連の協定等に基づきます操業ができるように対応してきているところでございます。
具体的に申し上げますと、日本の二百海里水域におけます、我が国漁船によりますロシアの川を起点としますロシア系サケ・マスの漁獲量の操業条件を決定いたしますサケ・マス漁業交渉ですが、本年三月に交渉が妥結をしております。そして、四月から六月にかけて、主に道東沖の海域におきまして、シロザケ、カラフトマス、ベニザケ等の漁獲を目的とした操業が行われたところでございます。
また、北方四島のうち歯舞群島の一部であります貝殻島周辺において、我が国漁業者が安全に昆布採取を行うための民間取決めであります貝殻島昆布交渉につきましては、北海道水産会とロシア連邦漁業庁の間で協議が実施されたところでございまして、本年四月に交渉が妥結をしております。六月一日から操業を開始したところでありまして、現在は昆布の育成状況を踏まえて操業が一時中断をされておりますけれども、その後、九月まで操業が行われる予定となっております。
本年の日ロ双方の漁業者の相手国の二百海里水域で操業条件を決定します日ロ地先漁業交渉につきましては、昨年十一月二十四日に交渉を開始したところでございますけれども、二年連続して交渉が越年したというところでございますが、本年六月の十九日に妥結をいたしました。こちらにつきましては、これからマダラ操業等を目的といたしまして日本漁船が操業する予定でございますし、ロシア漁船につきましては、十一月以降にサバ等の操業が行われる予定となっておるところでございます。
一方で、北方四島周辺水域操業枠組み協定でございますけれども、こちらについては、ロシアによりますウクライナ侵攻以降、ロシア側は協議に応じておりませんで、二〇二三年以降、操業が実施できていない状況が続いております。こちらにつきましては、外務省と連携いたしまして、ロシア側に対し協議の実施について繰り返し働きかけを行っているところでございます。
日ロ関係、全体として厳しい状況にはございますけれども、ロシアとの漁業の分野の関係、重要でございますので、引き続き、我が国の漁業者がこういった操業ができますように、権益を確保できるよう交渉してまいりたいと考えております。
11村村木汀(自民)
ありがとうございました。
もう一問質問を予定しておりましたが、回答の準備、いただいておりましたところ、申し訳ございません、時間がなくなってしまいました。
終わりになりますが、北方領土は我が国固有の領土でありまして、北海道選出の議員である私は、この問題の解決に向け、若輩の身ではございますが、微力を尽くしてまいる決意を新たにしております。
質問を終わります。ありがとうございました。
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島尻安伊子(自民)
次に、高村正大君。
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高村正大(自民)
自由民主党の高村正大です。
早速ですが、黄川田大臣、昨日、三月に発生した名護市辺野古の事故の現場を訪れた、こういう報道に接しました。現場でいろいろな思いを持って抗議活動をする方がいること自体は否定しませんが、その活動に未来のある子供たちを巻き込み、結果として犠牲になることが出たということはあってはならない、こういうことだと考えております。
大臣自身、事故現場でどのような思いを持ったのか、教えてください。
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