堀江和宏防衛装備庁防衛技監

2026年7月14日・第221回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 20 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 133 発言)

お答え申し上げます。

科学技術の急速な発展が安全保障の在り方を根本的に変化させておりまして、AIを活用した高度なデータ処理、分析を背景とした戦い方も顕在化している中、我が国としてもこれに対応していくことが重要でございます。

このような考え方の下、AIのリスクを軽減しながらその効果を最大化できるよう、責任あるAI装備品等の研究開発を進める指針といたしまして、先生御指摘の装備品等の研究開発における責任あるAI適用ガイドライン、これを策定してございます。

本ガイドラインでは、AI装備品等の研究開発に際しまして、リスクの大小によるAI装備品等の分類、事業の実施の可否に係る法的、政策的審査、リスク管理の適正性に係る技術的審査、この三つを実施することで、研究開発事業全体にわたって適切にリスク管理を実施することとしてございまして、これに向けた具体的な内容を検討しております。

議員御指摘のAI装備品等の分類においては、AI機能に起因する出力が破壊能力を有する機能に影響を与えるかという観点で分類することを想定しておりますが、AI意思決定支援システム等の個別のAI装備品等が高リスクに該当するか否かを一概にお答えすることは困難でございます。

他方、従前より、我が国は、人間の関与が及ばない完全自律型の致死性を有する兵器の開発を行う意図がない旨、これを表明しておるところでございまして、これに該当し得る可能性のある装備品等については重点的なリスク管理が必要であると考えております。

また、AIを取り巻く状況は急速に変化しており、一度決めたルールや手続を維持し続けることは必ずしも適切でない場合がありまして、適宜更新を行うことを予定しております。

いただいた観点も含めまして、制度全体として、AIリスクを軽減しながらその効果を最大化できるよう、引き続き検討を進めてまいります。

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