本田顕子 (自由民主党)

2025年11月20日・第219回国会 参議院 内閣委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 58 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 201 発言)

自由民主党、本田顕子です。

今回初めて内閣委員会に所属をいたします。所管が多岐にわたるということは以前から承知をしておりましたが、十一月十八日の各大臣の御発言を伺い、本当に多岐にわたることを痛感したところでございます。それぞれの施策や権限がどこの部局の担当になるのか複雑で分かりにくいことが多かったので、それぞれが担う行政の方向性や取組などについて、整理も兼ねて質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

まずは、創薬力強化に向けた取組について伺います。

十一月十二日の予算委員会において、私は、ノーベル生理学・医学賞、化学賞を御受賞された先生方から伺った声を取り上げ、基礎研究への理解、実用化に至るまでの研究支援について文部科学大臣に伺いました。松本大臣からは、基礎研究の重要性と、基礎研究がどのような成果を生み出すのか見渡せない中で研究を続ける基盤をどう支えていくかについての課題と、競争的資金という形での資金配分だけでなく、基礎研究をしっかりと長期で安定的に行える環境をつくり上げていくことの重要性といった答弁を得ました。

私たちが日常に目にし、使用している身の回りのあらゆる製品や技術は、基礎的な研究成果が実用化された結果であり、産業の創出にもつながっております。基礎研究あっての経済発展、生活の質の向上、次なる投資といったエコシステムにつながります。ノーベル賞の受賞のたびに重要性に関する盛り上がりを見せ、時間の経過とともに衰退していくことのないように、ウォッチしていく役割が私は内閣府にあると思います。

基礎研究の中でとりわけ私が注目をしたいのが創薬であります。薬の研究、発明によって日本国民の命を守り、ひいては世界の命を救うことにもつながる創薬は資源がない日本の強みであると考えており、創薬を実現するだけの基礎の力が日本にはまだあると私は信じております。

しかしながら、医薬品はほぼ毎年輸入が輸出を上回り、俗に言うところの輸入超過が続いております。財務省の貿易統計データを見たところ、二〇二二年までの情報でありますが、貿易赤字は大きくなる傾向にあり、四兆円を超える域に達しているとありました。

もし、二〇二三、二四の最新のデータがあれば金額を教えていただきたいと思うのですが、経済がグローバル化する中、国際的な経済面での相互協力はもちろん必要ですが、外国からの輸入依存度が高いままの現状を改善し、自国での開発能力や生産能力を有することが経済安全保障上も大変重要と考えます。

そこで、政府参考人に伺います。

国民の命と暮らしを守るための成長戦略の一つに掲げてある創薬の力を強化することについて、政府参考人の意見を伺います。

前後のやりとり

54の発言を見る

62の発言を見る