金子恭之 (自由民主党)国土交通大臣

2025年11月10日・第219回国会 衆議院 予算委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 355 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 375 発言)

今回、イグサ、国産畳の質問をいただきまして、ありがとうございます。

我が国の気候、風土、文化に根差した住まいづくりや住まい方である和の住まいを推進することは、日本の住文化の再発見や伝統産業の振興、さらには地域の活性化を図るため重要と考えております。

中でも畳は和の住まいを象徴するものであり、また、快適な湿度の調整機能、抗菌、空気の浄化作用、香りによるアロマ効果、あるいは乳児や高齢化の転倒時のけがを防ぐ適度な弾力性を有するなど、様々な効能があると承知をしております。

安価な中国産畳表が入ってきたために、残念ながら、今、自給率は二割ということになります。その中で、私自身、国産畳表の九十数%を生産をしております八代地域、この産地出身の国会議員として、初当選以来二十五年間、生産者に寄り添いながら、あるいは、今、たたみ振興議連の会長もやっておりますが、イグサ、畳表の振興を図る活動に注力してまいりました。

そして、本年八月の豪雨災害においても、このままでは畳文化を外国産に頼らざるを得なくなるということで、財務省の特段の御配慮をいただきまして、農林水産省で支援対策をまとめていただいたところでございます。

まずは生産者をしっかりと農林水産省に守っていただきながら、私どもは、やはり生活様式が変わった中で、マンション化が進む中で和室がどんどん減っている中で、国土交通省としては、UR都市機構とかあるいはハウスメーカー等々に対して、需要をしっかり拡大する努力をしていきたいというふうに思っております。

関係省庁による連絡会議を設置し、畳の活用を始めとする和の住まいに関する様々な工夫や事例、関係省庁の取組などをホームページで提供するとともに、全国各地におけるシンポジウムの開催等による普及啓発を実施しておりますし、九年前、例えば熊本地震の際に建設された木造応急仮設住宅や災害公営住宅においては、多くの住戸において国産畳表が活用されております。

これからも、国土交通大臣として、しっかりと和の住まいの充実に向けて頑張ってまいりたいと思います。

ありがとうございます。

前後のやりとり

351の発言を見る

359の発言を見る

顔写真の出典(Wikimedia Commons、5件)