需要見通しが甘かったと認められていること、それを是非これからの農政に生かしていかなければならないからこそ、今、この米戦略が重要な段階だと思います。
結局、需要に応じた生産をするという形に戻したという形だと思うんですけれども、米農家に関しては、結局需要というのはこれまで読めなかったんじゃん、これから元に戻したところでやはり不安だという声が出てきていますし、備蓄米を放出しても値段は下がっていない。そして、農家にとっても、急にこんなに下がっても、その次の例えば収入見通しとかもどんどん見えなくなっていくということで不安なわけですよね。
この高止まりで米離れの状況が出てきていること、これは結局、単なる流通の問題じゃなくて、政策全体のゆがみから来ているんじゃないんでしょうか。
次の資料を御覧ください。パネル二です。米の需給と生産量の推移です。
これは、二〇二四年度、需要量は七百十一万トン、それに対して生産量は七百四十八万トン、三十二万トンも上回っています。つまり、今足りているんですね。それでも価格は上がっている。ここに構造的な問題があると思います。総理、これでも需給の要因だけで説明できるとお考えでしょうか。
その需給を政府は見誤っていたと今大臣も認められましたけれども、そこからやはり令和の米騒動というのは起きちゃったわけですよね。そこから一年でやはり挽回できない、すぐ作れと言われても作れるようなものじゃありません、二年、三年、やはり今かかっているというのが現状です。
だからこそ、高市総理が代表質問の答弁で、再生産が可能で、かつ消費者にも理解が得られる価格水準と述べていたんですけれども、これは具体的に幾らなんでしょうか。お願いします。
172
おおつき紅葉(立憲)
でしたら、大臣、是非簡潔にお答えください。なぜ米が足りているのに高いのか、そしてどうしていくのか、お願いします。
この発言のページ
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枝野幸男(立憲)
農林水産大臣鈴木憲和さん、簡潔にお願いします。
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鈴木憲和(自民)農林水産大臣
お答え申し上げます。
今総理からもお話がありましたが、八月五日のこの閣僚会議で報告をしておりますが、我々といたしましては、まず農林水産省の需要見通しが甘かった、このことを原因といたしまして、令和五年産米や六年産米の生産量が需要量に対して不足をしていると。具体的には、令和五―六年の部分では四十万トンから五十万トン程度、そして六年―七年では二十万トンから三十万トン程度まず不足をしています。
結果として、民間在庫というのを取り崩して、皆さんが民間で供給をしていただいたんですが、その結果、令和七年六月末の民間在庫量というのが百五十五万トンという、要は二百万ト…
この発言のページ
- (上の発言)
175
おおつき紅葉(立憲)
需要見通しが甘かったと認められていること、それを是非これからの農政に生かしていかなければならないからこそ、今、この米戦略が重要な段階だと思います。
結局、需要に応じた生産をするという形に戻したという形だと思うんですけれども、米農家に関しては、結局需要というのはこれまで読めなかったんじゃん、これから元に戻したところでやはり不安だという声が出てきていますし、備蓄米を放出しても値段は下がっていない。そして、農家にとっても、急にこんなに下がっても、その次の例えば収入見通しとかもどんどん見えなくなっていくということで不安なわけですよね。
この高止まりで米離れの状況が出てきていること、これは結局、単なる流通の問題じゃなくて、政策全体のゆがみから来ているんじゃないんでしょうか。
次の資料を御覧ください。パネル二です。米の需給と生産量の推移です。
これは、二〇二四年度、需要量は七百十一万トン、それに対して生産量は七百四十八万トン、三十二万トンも上回っています。つまり、今足りているんですね。それでも価格は上がっている。ここに構造的な問題があると思います。総理、これでも需給の要因だけで説明できるとお考えでしょうか。
その需給を政府は見誤っていたと今大臣も認められましたけれども、そこからやはり令和の米騒動というのは起きちゃったわけですよね。そこから一年でやはり挽回できない、すぐ作れと言われても作れるようなものじゃありません、二年、三年、やはり今かかっているというのが現状です。
だからこそ、高市総理が代表質問の答弁で、再生産が可能で、かつ消費者にも理解が得られる価格水準と述べていたんですけれども、これは具体的に幾らなんでしょうか。お願いします。
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高市早苗(自民)内閣総理大臣
確かに、精緻な予測がちゃんとできていなかったということに大きな課題があると思います。
国民の皆様の主食であります米の安定供給というのは、食料安全保障の観点から不可欠でございます。そのためにも、現下の状況において具体的な価格水準に言及をするということは適切ではないですけれども、生産者の再生産が可能で、かつ消費者にも理解が得られるような価格水準に落ち着いていくことが重要だということを申し上げました。
その判断基準なんですけれども、食料システム法の下で、生産、加工、流通、販売の関係者によりまして食料の持続的な供給が行われるように、合理的な費用を考慮して形成…
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おおつき紅葉(立憲)
総理は、価格水準に関して述べるのは適切ではないとおっしゃるんですけれども、実際に農家も、作付判断が遅れる、計画が立てられないという事態に、やはり影響は出るんですよね、その見通しが立たないと。
農家を回っていると、結局これからどうするの、増やすの、減らすのと。大臣も言われていると思うんですけれども、需要に応じた生産というのは、言っていることは結局前と一緒で、また米騒動が起きるんじゃないかという不安につながってしまうと現場からも声を伺っているわけなんですよね。
結局、つまり、今必要なことというのは、安定供給のための国家戦略、それをどう再設計するのかが求め…
この発言のページ
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高市早苗(自民)内閣総理大臣
米の価格というのはマーケットの中で決まっていくのが大原則ではございますけれども、その需給を安定させるということで結果として価格の安定が図られる、それが重要だと思っております。
政府としましては、生産者が作付の計画を立てられるように、精緻な需給見通しをまず策定するといった形、市場に対して需給動向に関する情報発信を行います。そして、やはり、需要に応じた生産といっても、しっかり需要がなきゃどうしようもありませんから、輸出の促進ですとか米粉の消費拡大も含めて、国内外の需要拡大に取り組みます。そして、生産者自らの経営判断により生産に取り組みやすい環境を整備すると…
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