私も子供を、もう成人しましたけれども、育てた一人の母親としてやはり感じるのは、子供を産み、育てること、それはその子供に幸せになってほしいとひたすら願うことでありますし、教育は、その子供に将来にわたって、親がいなくなっても、いなくなくなっても、一人で生き抜く力、それを与えてくれる、いわば子供への贈物と私は考えています。
あえて成長戦略の文脈での教育を考えてみたとき、私は、この場合、教育の中で、休み、無駄、遊びをつくり、かつ、挑戦できる社会構造、これがイノベーションを生み、成長戦略としては大切だと思っております。
ちょっと例を申し上げたいんですが、台湾のオードリー・タン氏は、十四歳で中学校を中退、その後、起業し、アメリカのシリコンバレーに渡って、三十五歳のときに台湾の初代デジタル発展大臣になられました。新型コロナウイルス感染症の封じ込めで成果を上げて、世界の注目を浴びたわけです。
そのタン氏が、先月十月にアメリカのスタンフォード大学を訪れた際に、こんなことをおっしゃいました。
AIに仕事を任せつつ、新たな変化に正しく適応するために、質の高い睡眠を取るというのはどうでしょうか。私の場合、八時間眠ればリフレッシュして目覚めることができ、前の日を引きずることはありません。睡眠が四時間だと、疲れを引きずったままで、新しい世界に向けた活力が足りなくなり、不安になります。私は、自分のことを競争力のある睡眠者と標榜しているほどですと。
私は、休むということは本当に大事だと思っていまして、とても共感をしました。日本の生産性を上げること、実は、休息、これがキーなのではないかと思っています。
また、アップルの創業者であり、MacやiPhoneの生みの親であるスティーブ・ジョブズさん、彼も高校、大学を中退して放浪しています。でも、そのときにフォントを作るカリグラフィーに出会いました。三十歳で会社を追われ、iPhoneが生まれる。遊びの時間があり、失敗、挑戦がありました。
また、今年のノーベル生物学・医学賞を受賞した坂口教授、十年間、坂口教授の研究は見向きもされなかったというふうにおっしゃっています。
休んでいるときも、無駄に見えるときも、そして遊んでいるように思われることも、実はイノベーションにつながる道だと思います。
日本の教育は、今、本当に管理がちょっとがちがちになっている。これはなぜか。その先に受験というハードルがあるからではないかと私は思っているんです。成長戦略も含め、大臣、ちょっと今日は時間がないので深掘りできませんけれども、受験の改革、こういった本当に、まさに考える力がある、自分で想像できる、そういう力を子供たちに届けたい、それは私は、やはり受験というものが大きくあるのではないかなと思いますが、最後に大臣のお考えをお伺いします。
39
松本洋平(自民)文部科学大臣
今回調査をした結果がどういうものになるのかということに関して今お答えをすることは困難であるわけでありますけれども、そこで改善すべき点というもの、今回こういうことがあったわけですから、当然、どこかしらに問題があったのはそれは間違いないと思います。
ですから、そういう意味では、そうしたことをしっかりと明らかにした上で、今後こうしたことが起きないようにしていくためにどうしていくべきなのか、それは制度的な見直しかもしれませんし、また同時に、やはり職員の皆さんにも改めて、そうした研修、啓発等を通じていま一度しっかりと認識を持ってもらうということも当然私たちとして…
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40
吉田はるみ(立憲)
ありがとうございます。
今回のは、修正して終わりという案件ではないですので、どうかその点は、大臣、よろしくお願いいたします。
それでは、ちょっと、残りの時間に関しまして、短くなりますが、大臣の教育に対する考えをお伺いしたいと思います。
十月二十六日、NHKの「日曜討論」で、司会者の方が成長戦略としての人材の育成が欠かせないのではないかというふうに問うた際、大臣がこのようにおっしゃいました。教育の分野においてもう一つ大切にしていかなければいけないことは、社会に必要とされる人材をどのように育て供給していくのかというような観点だと考えておりますというふう…
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松本洋平(自民)文部科学大臣
委員の、供給という言葉に対しての違和感というものに関する御認識というものを今お聞かせをいただきました。私自身も、そういうふうな捉えられ方をしてしまったということであれば、反省すべき言葉遣いだったなというふうに率直に言って思っているところであります。
「日曜討論」の場で、どんな中身だったかというと、今おっしゃられたように、成長戦略の中での教育という位置づけの御質問に対してたしかお答えをしたところだったと思っております。
実際、今、日本の国の経済や社会というものが大きく変わっていく中におきまして、様々な社会の中で必要とされている人材像というものが変化をし…
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- (上の発言)
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吉田はるみ(立憲)
私も子供を、もう成人しましたけれども、育てた一人の母親としてやはり感じるのは、子供を産み、育てること、それはその子供に幸せになってほしいとひたすら願うことでありますし、教育は、その子供に将来にわたって、親がいなくなっても、いなくなくなっても、一人で生き抜く力、それを与えてくれる、いわば子供への贈物と私は考えています。
あえて成長戦略の文脈での教育を考えてみたとき、私は、この場合、教育の中で、休み、無駄、遊びをつくり、かつ、挑戦できる社会構造、これがイノベーションを生み、成長戦略としては大切だと思っております。
ちょっと例を申し上げたいんですが、台湾のオードリー・タン氏は、十四歳で中学校を中退、その後、起業し、アメリカのシリコンバレーに渡って、三十五歳のときに台湾の初代デジタル発展大臣になられました。新型コロナウイルス感染症の封じ込めで成果を上げて、世界の注目を浴びたわけです。
そのタン氏が、先月十月にアメリカのスタンフォード大学を訪れた際に、こんなことをおっしゃいました。
AIに仕事を任せつつ、新たな変化に正しく適応するために、質の高い睡眠を取るというのはどうでしょうか。私の場合、八時間眠ればリフレッシュして目覚めることができ、前の日を引きずることはありません。睡眠が四時間だと、疲れを引きずったままで、新しい世界に向けた活力が足りなくなり、不安になります。私は、自分のことを競争力のある睡眠者と標榜しているほどですと。
私は、休むということは本当に大事だと思っていまして、とても共感をしました。日本の生産性を上げること、実は、休息、これがキーなのではないかと思っています。
また、アップルの創業者であり、MacやiPhoneの生みの親であるスティーブ・ジョブズさん、彼も高校、大学を中退して放浪しています。でも、そのときにフォントを作るカリグラフィーに出会いました。三十歳で会社を追われ、iPhoneが生まれる。遊びの時間があり、失敗、挑戦がありました。
また、今年のノーベル生物学・医学賞を受賞した坂口教授、十年間、坂口教授の研究は見向きもされなかったというふうにおっしゃっています。
休んでいるときも、無駄に見えるときも、そして遊んでいるように思われることも、実はイノベーションにつながる道だと思います。
日本の教育は、今、本当に管理がちょっとがちがちになっている。これはなぜか。その先に受験というハードルがあるからではないかと私は思っているんです。成長戦略も含め、大臣、ちょっと今日は時間がないので深掘りできませんけれども、受験の改革、こういった本当に、まさに考える力がある、自分で想像できる、そういう力を子供たちに届けたい、それは私は、やはり受験というものが大きくあるのではないかなと思いますが、最後に大臣のお考えをお伺いします。
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斎藤洋明(自民)
吉田君に申し上げます。
質疑時間を超過しておりますので、恐縮ですが、思いを大臣には受け止めていただいて、終わりとしていただきたいと思います。
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吉田はるみ(立憲)
ありがとうございました。(松本(洋)国務大臣「しゃべりたかった」と呼ぶ)
思いを受け止めていただきまして、ありがとうございました。
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斎藤洋明(自民)
次に、徳安淳子君。
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