総理、よくアメリカとの関係について御説明されて、私も分かっています、同盟国ですし、より近い関係、経済規模もうちの方が大きい。にもかかわらず、なぜ今回こういった条件になったのかということがやっぱり納得がいかないですよね。一方的に関税を掛けるというふうに言われて、私たちは決して今回の条件がいいとは思っていません。
ここは解釈の違いで、いや、これだけの条件を勝ち取ったんだというふうに赤澤大臣や総理たちはおっしゃいますけれども、我々からすると、決していい条件ではもちろんないし、八十兆円に関しても非常に不明確であって、何かこれ、歴史を遡ると、かつて何か不平等条約みたいなものが一方的に何か押し付けられたような感覚を持っている国民もたくさんいると思います。
そういった中で、もちろん経済の話もしないといけませんけど、こういうのは何か駆け引きですから、先ほど総理がおっしゃったみたいに、私が挙げたような政策を駆け引きに使うのはどうかというのありましたけど、ありとあらゆることを交渉の駆け引きに使いながら、さっきずっと話を聞いていても、どうやってこれしっかり守っていくかというふうなお話が出ているんですけれども、今回の取決めをですね、私は守る必要ないと思うんですね。いかにこの一五%をゼロにしていくかという交渉をこれから政府を挙げてやっていく必要があるのではないかというふうに考えています。
そのときに、向こうの意向も考えずに、我が国との関係がいいからいいからといって、ただただ向こうに突き付けられた条件をのんでいくということでは、これ外交交渉としては非常に心もとないなというふうに感じますので、是非これ、いきなり掛けられた一五%、ここを二・五%に戻せるように交渉を続けていただきたい。
そのためには、いろんな経済以外の交渉もやっていきながら、トランプ政権と足並みをそろえてやるよと。だから、石破総理とトランプさんの関係がもっと改善されて、それこそ本当に、さっきもありましたけれども、ある日突然おっしゃったりするわけじゃないですか。だから、何かあるんですよ、彼のポイントが。そこを恐らく皆さんがしっかりとつかんで交渉されると、ある日突然日本の関税がぐっと下がるということは十分にあると思いますので、そのポイントを探っていただきたいなということを強く要望したいというふうに思います。
そして、先ほど挙げましたSNSの規制について少しお聞きしたいんですけれども、この参議院選挙において、SNSの言論空間において外国勢力の介入があったというふうなことを、平サイバー安全保障担当大臣がその検証が必要だというふうに主張されておりまして、自民党も法改正をしようというふうに検討しているという報道を目にいたしました。
このSNSに対して外国勢力が一定の影響力を行使しているという報道やこの法改正について、石破総理、今どのようにお考えなのか、簡単にお聞かせいただきたいと思います。
179
石破茂(自民)内閣総理大臣
具体的な提案はございません。それは、対面でも電話でも随分と多くお話はいたしました。トランプ大統領が一方的にお話しになるということはありますが、それを日本も一緒にやらないかという提案を受けたという記憶は私はございません。
この発言のページ
180
神谷宗幣(参政)
今の総理の答弁聞きますと、トランプさんは、こういうことを自分はやるんだということは一方的にお話しになることはあるけれども、一緒にやらないかというようなことはなかったというふうに受け止めました。
今回の関税交渉をこれから進めていくときにここがポイントなんではないかなと、ずうっと私は財政金融委員会でも加藤大臣とかにも提案をしてきました。日本の今の政策というのは、かつてのバイデン政権のときの政策と非常に近いわけですね。トランプさんは結構そこのところ、今挙げたようなところを変えていっているというふうに考えています。
ここのところ、今六点ほど挙げましたけれども…
この発言のページ
181
石破茂(自民)内閣総理大臣
それは、今、SDGsの廃止、脱炭素政策の廃止、WHO脱退、ウクライナ支援の見直し、DEI政策の廃止、政府によるSNS規制の撤廃等々、これは我が国が我が国として、国益に資するかどうかは我が国が主体的に判断をするものでございます。アメリカから言われて関税の取引の材料としてこういうものを使うということが必ずしも正しいと私自身思っておりません。
先ほどアルゼンチンの例をお話しになりました。アルゼンチンの大統領がトランプ大統領と非常に親密であるというようなことは私どもよく注目はいたしておるところでございますが、アルゼンチンと我が国は違いますので。
何が違うかと…
この発言のページ
- (上の発言)
182
神谷宗幣(参政)
総理、よくアメリカとの関係について御説明されて、私も分かっています、同盟国ですし、より近い関係、経済規模もうちの方が大きい。にもかかわらず、なぜ今回こういった条件になったのかということがやっぱり納得がいかないですよね。一方的に関税を掛けるというふうに言われて、私たちは決して今回の条件がいいとは思っていません。
ここは解釈の違いで、いや、これだけの条件を勝ち取ったんだというふうに赤澤大臣や総理たちはおっしゃいますけれども、我々からすると、決していい条件ではもちろんないし、八十兆円に関しても非常に不明確であって、何かこれ、歴史を遡ると、かつて何か不平等条約みたいなものが一方的に何か押し付けられたような感覚を持っている国民もたくさんいると思います。
そういった中で、もちろん経済の話もしないといけませんけど、こういうのは何か駆け引きですから、先ほど総理がおっしゃったみたいに、私が挙げたような政策を駆け引きに使うのはどうかというのありましたけど、ありとあらゆることを交渉の駆け引きに使いながら、さっきずっと話を聞いていても、どうやってこれしっかり守っていくかというふうなお話が出ているんですけれども、今回の取決めをですね、私は守る必要ないと思うんですね。いかにこの一五%をゼロにしていくかという交渉をこれから政府を挙げてやっていく必要があるのではないかというふうに考えています。
そのときに、向こうの意向も考えずに、我が国との関係がいいからいいからといって、ただただ向こうに突き付けられた条件をのんでいくということでは、これ外交交渉としては非常に心もとないなというふうに感じますので、是非これ、いきなり掛けられた一五%、ここを二・五%に戻せるように交渉を続けていただきたい。
そのためには、いろんな経済以外の交渉もやっていきながら、トランプ政権と足並みをそろえてやるよと。だから、石破総理とトランプさんの関係がもっと改善されて、それこそ本当に、さっきもありましたけれども、ある日突然おっしゃったりするわけじゃないですか。だから、何かあるんですよ、彼のポイントが。そこを恐らく皆さんがしっかりとつかんで交渉されると、ある日突然日本の関税がぐっと下がるということは十分にあると思いますので、そのポイントを探っていただきたいなということを強く要望したいというふうに思います。
そして、先ほど挙げましたSNSの規制について少しお聞きしたいんですけれども、この参議院選挙において、SNSの言論空間において外国勢力の介入があったというふうなことを、平サイバー安全保障担当大臣がその検証が必要だというふうに主張されておりまして、自民党も法改正をしようというふうに検討しているという報道を目にいたしました。
このSNSに対して外国勢力が一定の影響力を行使しているという報道やこの法改正について、石破総理、今どのようにお考えなのか、簡単にお聞かせいただきたいと思います。
183
石破茂(自民)内閣総理大臣
関税の交渉は我が国は最大限の努力をいたしましたし、これがお互いにプラスになるようにしていくということでございまして、また、いろんな要因によって交渉は成り立つのですけれども、ある日突然ということはございません。必ずその予兆はあるものでありますし、それを見ながら、私どもとして何が最善かということを考えてやってまいりました。それは、私はもう本当に、日本政府として皆様方のいろんなお知恵もいただきながら最大限の努力をしたと思っておりますし、今後もそれが下がるような努力はいたしてまいりたいと考えております。
今の御指摘ですが、要は、どの法律が適用されるのだという話…
この発言のページ
184
神谷宗幣(参政)
是非、この選挙中のSNSに関しては、与野党を含めてしっかりと議論していただきたいというふうに思います。
我が党は、何か後ろにロシアがいるというふうに選挙の終盤に言われて、大変大きな迷惑を被りました。これ、本当に選挙中にそんなこと言われたらとんでもないというふうなことで、それを、非常に迷惑を被りましたので、そういったことが起きないような規制を掛けるといったことは考えてもいいと思うんですけれども、一方で、先ほど申し上げましたように、政府によるSNSの大幅な規制というものは言論統制につながるということで、トランプ大統領も大統領令で禁止をしているというようなこ…
この発言のページ
185
中西祐介(自民)
以上で神谷宗幣君の質疑は終了いたしました。(拍手)
─────────────
この発言のページ