お答え申し上げます。
JR北海道の花咲線につきましては、地域における通学、通院等の日常利用や道東地域を周遊する観光客の移動手段としての役割を担っているというふうに認識してございます。また、委員から御指摘ございましたとおり、北方領土隣接地域における重要な交通手段としての役割も担っているというふうに考えているところでございます。
その利用状況を見ますと、最新のデータがございます二〇二三年度の実績では、輸送密度が一日当たり二百二十一人。二〇二二年度は一日当たり百九十人でございましたので、そこからの若干の増加というふうになってございますが、引き続き厳しい状況が続いているというふうに認識してございます。
他方、花咲線につきましては、JR北海道におきまして、利用が少なく鉄道を持続的に維持する仕組みの構築が必要ないわゆる黄線区に位置付けられてございます。赤線区ではなく、黄線区の一つとして位置付けられてございます。
この黄線区につきましては、JR北海道では、地域とともに利用促進やコスト削減等に関する実行計画を線区ごとに策定し、地域と一体となって取組を進めるとともに、抜本的な改善方策の検討を進めているというところでございます。花咲線につきましては、こうした実行計画に基づきまして、JR北海道、北海道庁、根室市等の沿線自治体が連携して、例えば景色の良い地域で減速運転をしたり、あるいはその海側の指定席、指定座席の導入等による普通列車を活用した観光利用の促進、また根室市内の高校生の通学定期の補助、そしてコスト削減と、こういった取組を進めているところでございます。
国土交通省といたしましては、引き続き必要な支援を行うとともに、地域との議論に積極的に参画しまして、他地域の事例や活用できる支援策の紹介、助言、こういったことを行うことで地域の取組を後押ししてまいりたいというふうに考えてございます。
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紙智子(共産)
日本共産党の紙智子でございます。
まず初めに、伊東大臣に伺います。
北方領土隣接地域に唯一乗り入れている花咲線についてお聞きします。
花咲線は、釧路と根室間を結ぶ根室本線花咲線です。JR北海道は住民の移動の権利を保障する重要な役割を担っています。しかし一方で、廃線も続いていて、JR北海道は二〇一六年に単独維持困難線区を公表しました。輸送密度二百人未満の赤線区と言われる路線は、二〇二六年四月一日、来年ですね、に廃止と、留萌線を含めてです、全て廃線となりました。
花咲線は、輸送密度が二百人以上二千人未満と言われる黄線区です、赤じゃなくて黄ですね、線区…
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伊東良孝(自民)内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・消費者及び食品安全・地方創生・アイヌ施策)
北特法に基づき北海道が策定をいたしました第九期隣接地域振興計画にもあるように、JR花咲線は北方領土隣接地域における唯一の鉄道であり、通学や通院等の移動手段として地域住民の生活を支える重要な役割を果たしていると、このように私も認識しているところであります。
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紙智子(共産)
重要な役割を持っているとお答えになりました。
以前、根室市、隣接地域の根室市の市立病院の医師が大幅に減って、それで、一時内科医も一人もいなくなるという危機的な状況があったんですよね。それで、何とか対策しようということで、この一地域の病院というだけではなくて、北方領土返還運動の拠点、隣接地域全体に関わる問題だということで、実はこの委員会で取り上げたことがありました。
それで、医療機関が経営できなくなるということは地域に住めなくなるということにもなると、地域が疲弊してしまえば返還運動も支えられなくなるということで、当時、内閣府や厚生労働省、文科省、総務省…
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- (上の発言)
116岡岡野まさ子国土交通省鉄道局次長
お答え申し上げます。
JR北海道の花咲線につきましては、地域における通学、通院等の日常利用や道東地域を周遊する観光客の移動手段としての役割を担っているというふうに認識してございます。また、委員から御指摘ございましたとおり、北方領土隣接地域における重要な交通手段としての役割も担っているというふうに考えているところでございます。
その利用状況を見ますと、最新のデータがございます二〇二三年度の実績では、輸送密度が一日当たり二百二十一人。二〇二二年度は一日当たり百九十人でございましたので、そこからの若干の増加というふうになってございますが、引き続き厳しい状況が続いているというふうに認識してございます。
他方、花咲線につきましては、JR北海道におきまして、利用が少なく鉄道を持続的に維持する仕組みの構築が必要ないわゆる黄線区に位置付けられてございます。赤線区ではなく、黄線区の一つとして位置付けられてございます。
この黄線区につきましては、JR北海道では、地域とともに利用促進やコスト削減等に関する実行計画を線区ごとに策定し、地域と一体となって取組を進めるとともに、抜本的な改善方策の検討を進めているというところでございます。花咲線につきましては、こうした実行計画に基づきまして、JR北海道、北海道庁、根室市等の沿線自治体が連携して、例えば景色の良い地域で減速運転をしたり、あるいはその海側の指定席、指定座席の導入等による普通列車を活用した観光利用の促進、また根室市内の高校生の通学定期の補助、そしてコスト削減と、こういった取組を進めているところでございます。
国土交通省といたしましては、引き続き必要な支援を行うとともに、地域との議論に積極的に参画しまして、他地域の事例や活用できる支援策の紹介、助言、こういったことを行うことで地域の取組を後押ししてまいりたいというふうに考えてございます。
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紙智子(共産)
観光は大変重要です。あわせて、やっぱり不便を解消するということも必要ではないかと。
アクションプラン総括的検証報告書の結果検証では、七八%が花咲線を重要と考えていると。特に、通学利用の高校生は、満足、やや満足合わせて五割弱なんです。で、不満が三割弱なんですけれども、その理由は、運行本数が少ないということを挙げています。こういう声にやっぱり応えていくことが必要ではないかと思うんですね。
それで、もう一つ、国土交通省になんですけれども、今、昨年三月のJR北海道に対する事業の適切かつ健全な運営に関する監督命令に基づいて、北海道と関係市町村で話合いが行われて…
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118岡岡野まさ子国土交通省鉄道局次長
お答え申し上げます。
先ほども申し上げましたが、花咲線につきましては、JR北海道と北海道庁、沿線自治体等の関係者が設置する実行委員会において利用促進の取組等について検討進められているというところでございます。
この検討に基づきまして、必要となる調査、実証の経費と、こういったものにつきまして国が支援しているというところでございます。
繰り返しになりますが、私どもとしましては、引き続きこういった必要な支援を行うとともに、地域の議論に積極的に参画して、地域の取組を後押ししていきたいというふうに考えてございます。
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紙智子(共産)
是非十分その応援をしていただきたいなと、支援をしていただきたいなというふうに思います。
そこで、伊東大臣に伺います。
この花咲線の実行計画は、JR北海道のみならず、これ根室市や釧路市など関係市町村で協議をして立案している計画なんですよね。それで、一企業の考えということだけではなくて、やっぱり地方自治体と一緒に立案してきた非常に公的な位置付けが強い計画だと思うんです。
国政上も重要な北方領土隣接地域を走る花咲線の維持をどうするかということを考えていく必要があるんだと思うんですけれども、そこで提案をしたいんですけれども、是非この北方基金、これをこういう…
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