ありがとうございます。
何を作るかによるんです、やっぱりね。食料を、今問題になっているのは、食料が軽視されて、歴史的な経緯があるんですけれど、その植民地支配から引き継いできた熱帯産品に重視した生産、それから一九八〇年代の構造調整のときに換金作物に変えようという動きがあって、一九九〇年代の貧困削減戦略のときには一応食料に回帰したんですけれど、やっぱり土地がなかなかそう簡単に転換できるわけではないので、やっぱりその構造をずっと引き継いできている。
そういう下で、今起こっている事態というのは、伝統的に作って十分自給できるはずの食料ではなくて、輸入された、あるいは食糧援助で与えられた米とか小麦とか、そういうものに消費が集中していっているというところにやっぱり問題があるわけですね。だから、この間のロシアがウクライナに侵攻したときに、小麦の輸出がストップしてたちまちアフリカが困った。日本にはウクライナの小麦余り来ていませんけど、余り影響ないんですが、そういうやや安めの穀物を提供されているところで価格がちょっと跳ね上がってしまうと、もうたちまち外貨が底をついてしまうというふうな構造になっているので、そこをどう変えるかですね。
だから、今日も十分説明できませんでしたが、一番よく生産されている、能力が高いのは、やっぱり根茎類、キャッサバとかの芋類ですよね。芋類とかを食べる伝統があって、それを都市なんかでもちゃんと食べれるように加工する、そういう技術をもっと普及させるとかいうようなことでかなりの部分対応できるところはあるかと思います。
あと、非常に例えばモザンビークなどはかなり潜在能力が高い国なので、そういうところでは、生産、周辺国への輸出ということを考えていってもいいかなという気がしております。
あと、また、トウモロコシが結構かんがいがないところで作っていますので、これもちょっと生産が不安定、これをどういうふうに変えていくかというところは、技術改良の余地もあるかもしれないし、ちょっと悩んでいるところではあります。
以上でございます。
54浜浜口誠(国民)
国民民主党・新緑風会の浜口誠です。
今日は、三人の参考人の先生方、本当にありがとうございました。大変それぞれの専門分野に対しての理解を深めることができました。本当にありがとうございます。
まず最初に、小笠原参考人にお伺いしたいと思います。
インパクト投資、非常に興味深く聞かさせていただきました。このインパクト投資を成功させるために、やっぱり目利き力というんですかね、先ほどもお話ありましたけれども、このファンドが本当成功するのかしないのかといったところを見極めるのは非常に困難だという御指摘ありましたが、まさにそういうアフリカに対してノウハウ持っている…
この発言のページ
55小小笠原由佳インパクト志向金融宣言事務局長代理
御質問ありがとうございます。
二つともそのとおりかなというふうに思いました。
一点目、商社さんですね、非常に御経験もネットワークもあられますし、それから同時に、やはり彼ら投資をいっぱいしていて、現地の優良な企業さんに投資をすることでいろいろノウハウを得ていらっしゃいますので、私が社外取を務めているようなところでも、海外人材いない、誰か商社から取ってこれないかみたいな議論がしょっちゅうあるんですけれども、そういった意味でとても有望なお話かなと思います。
一つだけ、多分、留意点としては、やはり彼らがやりたいと思うような座組にするというのが多分重要で、余…
この発言のページ
56浜浜口誠(国民)
ありがとうございます。
是非、人材育成というのはすごく大事だと思いますし、まさにいろんなノウハウを結集することで、このインパクト投資、更にアフリカにおける投資が増えていくことを我々も後押しできるようにしっかり取り組んでいきたいと思います。
では、続きまして、池上参考人にお伺いしたいと思います。
ありがとうございました。このアフリカの食料に対するポテンシャルというのはどの程度あるのかなというのをちょっとお伺いしたいと思います。
非常にアフリカも広いですし、赤道直下の国もありますので、様々国によって事情は違うと思いますけれども、アフリカ全体で見たとき…
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- (上の発言)
57池池上甲一近畿大学名誉教授
ありがとうございます。
何を作るかによるんです、やっぱりね。食料を、今問題になっているのは、食料が軽視されて、歴史的な経緯があるんですけれど、その植民地支配から引き継いできた熱帯産品に重視した生産、それから一九八〇年代の構造調整のときに換金作物に変えようという動きがあって、一九九〇年代の貧困削減戦略のときには一応食料に回帰したんですけれど、やっぱり土地がなかなかそう簡単に転換できるわけではないので、やっぱりその構造をずっと引き継いできている。
そういう下で、今起こっている事態というのは、伝統的に作って十分自給できるはずの食料ではなくて、輸入された、あるいは食糧援助で与えられた米とか小麦とか、そういうものに消費が集中していっているというところにやっぱり問題があるわけですね。だから、この間のロシアがウクライナに侵攻したときに、小麦の輸出がストップしてたちまちアフリカが困った。日本にはウクライナの小麦余り来ていませんけど、余り影響ないんですが、そういうやや安めの穀物を提供されているところで価格がちょっと跳ね上がってしまうと、もうたちまち外貨が底をついてしまうというふうな構造になっているので、そこをどう変えるかですね。
だから、今日も十分説明できませんでしたが、一番よく生産されている、能力が高いのは、やっぱり根茎類、キャッサバとかの芋類ですよね。芋類とかを食べる伝統があって、それを都市なんかでもちゃんと食べれるように加工する、そういう技術をもっと普及させるとかいうようなことでかなりの部分対応できるところはあるかと思います。
あと、非常に例えばモザンビークなどはかなり潜在能力が高い国なので、そういうところでは、生産、周辺国への輸出ということを考えていってもいいかなという気がしております。
あと、また、トウモロコシが結構かんがいがないところで作っていますので、これもちょっと生産が不安定、これをどういうふうに変えていくかというところは、技術改良の余地もあるかもしれないし、ちょっと悩んでいるところではあります。
以上でございます。
58浜浜口誠(国民)
ありがとうございます。
キャッサバは日本人にはなじむんですかね。キャッサバは日本人でも食べれるような。(発言する者あり)
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59
石井浩郎(自民)
挙手の上。
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60池池上甲一近畿大学名誉教授
人にもよりますけれど、キャッサバそのもので食べるというよりは、キャッサバの粉にして練って食べますので、フーフーとか練りがゆみたいなものにして食べますので、好きな人は好きです。
日本でも、キャッサバ生産、ブラジルの帰国、帰国じゃないや、永住者とか二世とかが来て結構キャッサバ作っていましたので、今日本でも生産がかなり増えています。
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