石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年3月6日・第217回国会 参議院 予算委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 122 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 383 発言)

最近、売り言葉に買い言葉みたいなのがはやっておりますが、じゃ、イギリスのスターマー首相がいろんなことを言っておられます。そうするとトランプ大統領が、じゃ、イギリスだけでやったらと、イギリスは十分強いんだからみたいな話になって、ここにそごがあると非常にまずいんだろうと思っています。

私は、今ウクライナが戦えているのは、アメリカから武器の支援があると。そしてまた、共に戦ってはいないんだけれども、忘れてはならないのは、情報が相当にアメリカから入っているからウクライナが戦えているということは事実なのであって、アメリカのこの武器の支援、情報の支援というものが止まったらば、これはもう戦争がずるずる続いていくということで、ますますロシアを利することになるだろうと私は思っております。

別に御機嫌を取るつもりは全くないのですけれども、アメリカの支援によってウクライナが戦えているのだということはよくウクライナも認識をしていかなければなりません。そして、アメリカにしても、失礼、イギリスにしてもフランスにしてもそうなんですが、ヨーロッパだけでこれ収束できるかといえば、そんなことは絶対にないと私は思っております。

そこにおいて、どっちか、どっちに立つんだと、ウクライナ側に立つのかロシアの側に立つのかみたいな二者択一ではなくて、アメリカも含めたG7の結束によっていかにして早く終わらせるかということにおいては、我が国は、これがけんか別れにならないように、アメリカの主張、アメリカの立場というものもほかのヨーロッパ諸国に理解をさせる、もうしているとは思うのですけれども、その努力は更にしたいと思っておりますし、日本として、今日のウクライナは明日のアジアだと言われるようなこともございますので、アジアの地域において我が国がしかるべき責任が果たせるような、そういう能力向上にも取り組むことは当然のことだと思っております。

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