お答えいたします。
フィリピン残留日系人の方々からは、日本国籍の確認に関する要望を受けておるところでございます。日本政府として、フィリピン残留日系人の方々の高齢化が進む中、希望する方々の一日も早い国籍回復や一時帰国に向けた支援を進める必要があるというふうに認識しております。
外務省としては、残留日系人の身元確認につながる実態調査に係る予算をここ四年間で約六倍に拡大するなどの予算上の措置を既にとっているところでございます。また、二〇一六年以降、この実態調査を行うに当たりまして、フィリピンにございます日本大使館、それから総領事館の館員が立ち会うようにし、実態調査の実施及びその内容について証明する証明書を発行するということをやってきております。さらに、日本側からフィリピン政府への働きかけも行ってきております。その結果、昨年十二月から、フィリピン側で残留日系人の方々の就籍や帰国のための手続、これに要する書類の発行要件の緩和ということが実現しております。
こうした取組が残留日系人の方々の今後の就籍の一層の進展につながることを期待しております。
244
塩村あやか(立憲)
この問題は、太平洋戦争の後に取り残されてしまって大変に厳しい状況の中、今に至っているということになるんですね。中国残留孤児の問題は皆さん御存じかもしれませんけれども、この問題はなかなか認識がされず、そして解決がされ切れないまま、いまだに国籍がなく生きている、そういう日本人がフィリピンに取り残されているという本当に重大な問題になっております。同じ日本人として、そして政治家として、私は本当に心が痛む問題だというふうに考えております。
御存命の二世の推移、そして就籍を希望する二世の推移の傾向をお伺いいたします。
この発言のページ
245柏柏原裕外務省大臣官房参事官
お答えいたします。
フィリピン残留日系人のうち存命の就籍希望者数は減少傾向にあり、外務省が把握しているところでは現在五十名程度であると承知しております。フィリピン残留日系人の方々の高齢化が進む中、就籍を希望する方々の一日も早い国籍回復に向けた支援を進めていく必要があると認識しております。
この発言のページ
246
塩村あやか(立憲)
かつて四千人ぐらいいたということなんですが、どんどんとお亡くなりになったりとかで、就籍がかなった方もいるんですけれども、とにかくその数が御高齢化により減っているという現状がございます。
続けて、外務省にお伺いをいたします。
二世はどのような希望や、そして要望を持っているのか。昨今、現地フィリピンの大使館や領事館で二世に非常に真摯に向き合っていただいているというふうに聞いております。彼らのお話から分かること、是非教えてください。
この発言のページ
- (上の発言)
247柏柏原裕外務省大臣官房参事官
お答えいたします。
フィリピン残留日系人の方々からは、日本国籍の確認に関する要望を受けておるところでございます。日本政府として、フィリピン残留日系人の方々の高齢化が進む中、希望する方々の一日も早い国籍回復や一時帰国に向けた支援を進める必要があるというふうに認識しております。
外務省としては、残留日系人の身元確認につながる実態調査に係る予算をここ四年間で約六倍に拡大するなどの予算上の措置を既にとっているところでございます。また、二〇一六年以降、この実態調査を行うに当たりまして、フィリピンにございます日本大使館、それから総領事館の館員が立ち会うようにし、実態調査の実施及びその内容について証明する証明書を発行するということをやってきております。さらに、日本側からフィリピン政府への働きかけも行ってきております。その結果、昨年十二月から、フィリピン側で残留日系人の方々の就籍や帰国のための手続、これに要する書類の発行要件の緩和ということが実現しております。
こうした取組が残留日系人の方々の今後の就籍の一層の進展につながることを期待しております。
248
塩村あやか(立憲)
ありがとうございます。
対策は進んでいるということなんですが、まだまだ残されているんですね。
ちょっと数字がなかったんですが、就籍を希望する存命の二世の方の数を教えてください。
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249柏柏原裕外務省大臣官房参事官
お答えいたします。
昨年時点での数字になりますけれども、現在、生存している残留日系人は百四十名程度ということでございまして、そのうち就籍を希望されている方は五十数名程度というふうに承知しております。
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250
塩村あやか(立憲)
ありがとうございます。
本当にどんどん数が減ってきてしまっているんですね。それは本当にもう御高齢だからなんです。
前フィリピン大使の越川大使なんですが、昨年、日本政府の予算による訪日支援を検討すべきとのことを、検討すべきとの見解を示しています。
パネルの七、資料七を御覧ください。
二〇二三年の十二月、このお二方の親族捜しを目的とした来日のため、私はNPOの方々たちとともにクラウドファンディングを立ち上げました。大使館や領事館、そしてNPOの支援、メディアの協力もありまして、二人は親族が判明をいたしました。そして、沖縄で感動の対面を果たすことができ…
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