石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年3月5日・第217回国会 参議院 予算委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 30 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 441 発言)

私どもが考えておりますのは、いかにしてこの制度がずっと続いていくことができるか。これから先、今のお話にありましたようなそういう患者の方々が、それは増えなければいいのでありますけれども、やはり医療の高度化によってそういう方々は増える、そしてまた療養費は上がっていく。そうしますと、実際にこの制度を続けていくためにはどうすればいいだろうかということを私どもとしては考えていかなければ無責任だと思っております。

そういうお声には可能な限り応えてまいります。しかしながら同時に、私どもはいかにしてこの制度を持続させるかということも考えていかなければなりません。この国民皆保険制度というものができましたときに、主な疾病というのは結核と労働災害でございました。多くの方々がリスクを普遍化というか、共有をいたしておりました。今、それはがんであり、私自身も身内を何人もがんで亡くしております。がんであり、そしてまた生活習慣病であり、あるいはいわゆる認知症でありということになっております。そうすると、リスクが偏在しているということが起こっております。そういう中において、いかにしてこの制度を持続させていくかということは私どもとして考えていかなければなりません。

患者の皆様方の御意見、これは衆議院におきましても酒井なつみ議員を始め大勢の方から承りました。今御紹介いたしましたようなそういうお声も直接読ませていただいております。そういう方の声を大切に思うからこそ、いかにしてこの制度を続けていくかということを、私どもとして、国家に対する責任、国民に対する責任として考えていきたいと思っております。

今のお話は十分に承っております。これを聞いて心震えない人間はいないということは申し上げておきます。

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