北村経夫 (自由民主党)

2025年5月16日・第217回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 5 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 124 発言)

自由民主党の北村経夫でございます。

林拉致問題担当大臣と岩屋外務大臣、質問するのは初めてでございますので、どうかよろしくお願い申し上げます。

先般の連休を利用いたしまして、拉致被害者家族会、救う会の皆様とともに、拉致議連のメンバーとしてワシントンを訪問いたしました。超党派でつくるこの拉致議連からは八名の議員の方が今回参加されました。毎年この三団体で訪米しておりますけれども、この八人という人数は過去最多でありました。ここにおられます衛藤先生、山谷先生、そして川合先生も御一緒であったわけでございます。

第二次トランプ政権が発足して初めての訪米でありました。政権発足後、ちょうど百日ということでありましたけれども、まさに、北朝鮮の政策、トランプ政権が対北朝鮮政策を検討中であろうという、そういうタイミングでの訪米であったわけであります。非常に有意義だったと私は思っております。

今回は、当初、ルビオ国務長官とお会いすることになっておりました。国務省もその旨発表しておりましたけれども、当日、直近になりまして、トランプ大統領の日程の関係で会えないという連絡が来ました。このルビオ国務長官は、上院議員時代、拉致問題に理解を示し、熱心に取り組んでいただいた方であります。その意味で、会えなかったのは大変残念でありましたけれども、代わりにランドー国務副長官とお会いいたしました。また、ホワイトハウスでは、NSCのアレックス・ウォン国家安全保障問題担当次席大統領補佐官ともお会いすることができました。

この中で、ランドー国務副長官からは、この拉致問題について政権として取り組んでいくという姿勢が示されたわけであります。今まで国務省を訪れて要請をした際には、国務省として取り組むんだという、そういう答えが返ってきましたけれども、今回は政権としてというその姿勢が示された。私は、トランプ政権になって、この拉致問題について一つギアアップ、レベルが引き上げられたんだというふうに感じたわけであります。

また、家族会の横田拓也さんや飯塚耕一郎さんからは、有本明弘さんが娘の恵子さんと再会することができず今年二月に亡くなられ、そして家族会の親の世代は横田早紀江さん一人になったということを伝えられました。その上で、拉致問題の解決のために残された時間が限られているんだという、そういう切実な思いを訴えられたのでありますけれども、面会された方々にこの思いというのは、悲痛な思いというのは届いたんだろうというふうに思っております。

そして、我々が訪米中の四月二十九日に下院で、三十日に上院で拉致問題の解決を求める決議案が提出されました。この提出に尽力された、主導された議員の方々とお会いいたしましたけれども、これを見て、これまでの毎年の訪米を含む地道な取組というものが、アメリカの議会でも拉致問題への認識が醸成されつつあるんだというふうに私は感じたわけであります。

そこでお伺いしたいんですけれども、今回の訪米について、政府どう受け止めておられるか、これは林担当大臣にお願いいたします。

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