森健水産庁長官

2025年5月13日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 82 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 164 発言)

お答えいたします。

〔理事山下雄平君退席、委員長着席〕

現状、ニホンウナギの養殖用種苗、シラスウナギでございますけれども、これは天然種苗に依存をしているという状況でございます。このため、天然資源に負荷を掛けない持続可能な養殖というものの確立を目指して、国立研究開発法人水産研究・教育機構がニホンウナギ人工種苗の大量生産技術の開発に現在取り組んでいるところでございます。

一般的に、天然種苗の取引価格が一尾当たり約百八十円から六百円ということでございますけれども、この人工種苗の生産コスト、平成二十八年には一尾当たり約四万円でございました。ただ、技術開発等進んでおりまして、研究進みまして、令和五年時点では約千八百円、ここまで低下をしてきておりまして、ようやく社会実装が射程に入ってきたというような状況にあるというふうに考えております。

やはり、このコストを下げるためには、ふ化からシラスウナギまでの飼育期間、これが非常に長く掛かっていると、この間の餌代等も必要だということでございまして、このふ化からシラスウナギまでの飼育期間が短い人工種苗の作出など、これを今取り組んでいるところでございます。

こうしたことを含め、更なる生産コストの低減を図ること、さらに、こうした人工種苗生産技術の普及を進めることでウナギ養殖への人工種苗の導入、普及というのを進めていきたいというふうに考えているところでございます。

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