徳永エリ (立憲民主党)

2025年4月24日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 50 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 165 発言)

分かりました。ありがとうございます。

それから、今全国で、捕れた魚が捕れなくなったとか、捕れなかった魚が捕れるとか、いろんなことが起きておりますけれども、北海道では、先ほどもお話ございましたけれども、二〇一一年にブリが高い来遊水準を記録をいたしました。そして、二〇二〇年には一万五千四百五十七トンということで過去最高、二〇二〇年と二〇二一年は、北海道は日本一のブリの産地となったわけであります。今は第二位なんですかね、たしかね。

これ、ブリだけじゃないんです、フグもなんです。フグも六年連続で日本一なんですよね。二〇一六年から増加していて、二〇二一年には、全国の漁獲量が六千百七十二トンであったのに対して、北海道だけで千九百九十九トンということで、全国の約三〇%を占めているんです。

ところが、北海道ではフグを食べる食文化ないんですよ。ブリもそうだったんですけど、ブリは大分食べられるようになりました。フグはもう食べる習慣がないものですから、結局、輸送費を掛けて、魚価をたたかれて元々の産地に売るということになるわけですね。そうすると、せっかく豊漁でも、漁業者の方々は結果的には所得が減ってしまうということになりまして、所得が減れば、ここを共済とか積ぷらで補填するということになるわけですから、やっぱり所得を増やさなきゃいけないと思うんですね。だから、このたたかれて安く売るということを解消していかなきゃいけないというように思うんですね。

じゃ、どうするかということでありますけれども、要するに、捕れたときのその鮮度をいかにして維持をするか、更に品質を向上させていくかということの技術的な部分、これはやっぱり専門家の方、元々の産地の方に教えてもらわなきゃいけないのかもしれませんけれども、それも大事ですし、それから加工施設ですね。これ、いつまで捕れるか分からないから、中小の加工業者の方、なかなか投資できないんですけど、前にこの委員会で聞いたときには、アタッチメントを変えてどんな魚種にでも対応できるようにすればいいんだという話もありましたけれども、それにしてもやっぱり初期投資、物すごく掛かるわけで、そこをしっかり支援していただいて、加工できる施設整備を早急に整えていただきたいと。

そのことによって、流通、小売とも連携をしていただいて、どんどん売っていただいて、食べておいしいと思えば消費者は買うようになりますので、そういう体制づくりに移らなきゃいけない。これ、北海道に限らず、捕れなかったものが捕れている地域ってたくさんあるので、同じことなんだというふうに思うんですね。

そのことによって漁業者の所得が上がれば共済や積ぷらで補填をしなくても済むわけでありますので、長期的に考えても、今やはり投資をして魚価が上がる体制をつくることの方が大事なんじゃないかなというふうに思うんですけれども、大臣、いかがでしょうか。

前後のやりとり

46の発言を見る

54の発言を見る