先ほど冒頭、会長から新入社員、局員に向けてお話をされようとした二つのうちの一つが今回の、今大臣から答弁いただいた中にも入っていましたけれども、NHKの年度予算が国会承認事項である以上、本来でしたら新年度を迎える前に承認されるべきところ、今回は年度をまたいでしまったことになります。
元々は私自身も、昨年成立しました改正放送法に基づく公共放送の今後の在り方、そしてインターネット活用業務等について質疑を行いたいと思っておりましたが、暫定予算に関しましては、過去の例は非常に古く、また記録もほとんどありません。そしてまた、本来避けるべき事態でありますことから、後世に記録を残すという意味で、全面的に質問を、暫定予算の制度と、なぜそれを避けるべきなのかといった課題等を中心にお伺いしたいと思います。
それでは、総務省に伺います。
NHK予算案が年度内に国会の承認を受けられなかった年度とその理由について詳しく教えてください。
38豊豊嶋基暢総務省情報流通行政局長
お答えいたします。
NHK収支予算、事業計画及び資金計画につきましては、放送法七十条第一項において、「協会は、毎事業年度の収支予算、事業計画及び資金計画を作成し、これに当該事業年度に係る中期経営計画を添え、総務大臣に提出しなければならない。」とされており、同条第二項において、「総務大臣が前項の収支予算、事業計画及び資金計画を受理したときは、これを検討して意見を付すとともに同項の中期経営計画を添え、内閣を経て国会に提出し、その承認を受けなければならない。」と規定されております。
この発言のページ
39
吉川沙織(立憲)
今局長から答弁いただきましたとおり、本日の議題も、放送法第七十条第二項の規定に基づいてNHKの承認を求める件ということになっています。
では、このNHK予算が国会承認を受ける意味について大臣にお伺いいたします。
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40
村上誠一郎(自民)総務大臣
放送法におきましては、NHKは、あまねく日本全国において豊かで良い放送番組を受信できるように放送を行うとともに、放送全体の進歩発達に必要な業務等を行うことを目的とすると規定されております。
放送法第七十におきまして、そのような目的を達成するために必要なNHK予算につきましては、NHKが広く国民の視聴者から御負担いただく受信料によって支えられる公共放送であることに鑑みまして、国民の代表である国会の御承認をいただく仕組みが設けられているものと理解しております。
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- (上の発言)
41
吉川沙織(立憲)
先ほど冒頭、会長から新入社員、局員に向けてお話をされようとした二つのうちの一つが今回の、今大臣から答弁いただいた中にも入っていましたけれども、NHKの年度予算が国会承認事項である以上、本来でしたら新年度を迎える前に承認されるべきところ、今回は年度をまたいでしまったことになります。
元々は私自身も、昨年成立しました改正放送法に基づく公共放送の今後の在り方、そしてインターネット活用業務等について質疑を行いたいと思っておりましたが、暫定予算に関しましては、過去の例は非常に古く、また記録もほとんどありません。そしてまた、本来避けるべき事態でありますことから、後世に記録を残すという意味で、全面的に質問を、暫定予算の制度と、なぜそれを避けるべきなのかといった課題等を中心にお伺いしたいと思います。
それでは、総務省に伺います。
NHK予算案が年度内に国会の承認を受けられなかった年度とその理由について詳しく教えてください。
42豊豊嶋基暢総務省情報流通行政局長
お答えいたします。
過去にNHKの暫定予算の制度が利用されたことは、昭和五十一年度及び昭和五十五年度の二度ございます。
一度目の昭和五十一年度につきましては、同年二月に発覚したロッキード事件の国会への影響を背景としたものというふうに承知をしております。
また、二度目の昭和五十五年につきましては、受信料支払を義務化する放送法改正案の取扱いをめぐる調整に時間を要し、例年に比べてNHK予算の国会への提出が遅延をしたことが理由と承知しております。
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43
吉川沙織(立憲)
昭和五十一年度のNHK予算案と昭和五十五年度のNHK予算案が年度をまたいで暫定予算となったということでございますが、昭和五十一年は私が実は生まれた年でございますので、本当に随分前の例しか残っていないということになります。また、今局長から、ロッキード事件がその原因だとおっしゃいましたが、ロッキード事件というものはそれこそ、その後、参議院と衆議院に政治倫理審査会という審査会を設置するきっかけとなった事件でもありますので、混乱が多い国会だったということになります。
昭和五十五年度に関しては、支払義務化を含む放送法改正案提出との関係でNHK予算の国会提出が遅れ…
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44豊豊嶋基暢総務省情報流通行政局長
NHKの昭和五十五年度予算につきましては、昭和五十五年三月十七日に国会へ提出いたしました。
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