先ほどの第二の柱とも同様でありますが、米国が本年一月に国際課税に関する大統領覚書を公表したことは承知をしており、その具体的な内容は現時点で必ずしも明らかではありませんし、今後の動向について予断を持ってコメントすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、そうしたことを前提とした上で、経済のデジタル化に伴い、市場国に物理的拠点を置かずにビジネスを行う企業がこれ増加をしておりますし、市場国で適切な課税が行えないという問題も生じているところであります。
こうした状況に対応するため、BEPS包摂的枠組みにおいて第一の柱の多数国間条約の交渉が行われてきました。具体的には、一部の欧州諸国などが導入しているような各国独自の一方的な税制措置を廃止する。こうしたことがどんどんどんどん広がってまいりますと、世界経済にも悪影響を及ぼしかねないということでもあります。また、そうした一方的な税制措置を廃止するとともに、市場国に新たな課税権を配分することが議論されたところであります。
日本としては、こうした取組が国際課税システムに安定性と確実をもたらし、世界経済への悪影響を防ぐものであり大事であるということは、これまでの国際会議においても主張してきたところであります。ただ、この国際枠組みが発効するためには、仕組み上、アメリカの承認が、これが不可欠ということでありますが、そうしたことを念頭に置きつつ、各国政府ともよく議論をし、交渉の妥結に向けた議論に我々としても貢献を重ねていきたいと考えています。
219
堂込麻紀子(国民)
ありがとうございます。御答弁いただきました。ありがとうございます。
続いて、最後の質問になりますけれども、国際課税の新ルールについてお伺いしたいというふうに思います。
二〇二一年の十月に、OECD、こちらの会合において、国際課税の第一、第二の柱となりますデジタル課税とグローバルミニマム課税に関する最終合意がなされております。
このうちのまずは第二の柱に当たるグローバルミニマム課税、一五%以上の世界共通の最低税率を設定して、これよりも低い法人税を課している軽課税国にある会社の税負担の不足分、これよりも低い法人税を課している、ごめんなさい、何回も、これ…
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220青青木孝徳財務省主税局長
お答えします。
米国が本年一月に国際課税に関する大統領覚書、今御指摘ありましたが、これを公表したことは承知しておりますが、現時点でその具体的な内容は明らかではなく、米国の動向などについて予断を持ってコメントすることは差し控えたいと考えます。
他方、軽課税所得ルールを含みますグローバルミニマム課税は、これまで国際的に議論をしてきた共通ルールに基づきまして各国の国内法制によって導入するものでございます。したがいまして、仮に米国が導入しないといたしましても、これによって直ちに各国の国内法に基づくグローバルミニマム課税が機能しなくなるものではないというふうに…
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221
堂込麻紀子(国民)
ありがとうございます。
最後に、先ほど触れました二つの柱のうちの第一の柱の方のデジタル課税、こちらも物理的拠点がなくても一定以上の売上高と利益を上げている多国籍企業に対して市場国が課税できるよう、その利益の一部を配分する制度となっております。
トランプ大統領、このデジタル課税についても、GAFAM始めとする巨大テック企業を抱える米国にとってはマイナスであるといった理由から反発をされているような報道もありますけれども、デジタル課税、その実施に多数国間条約の署名が必要とされております。米国が承認する可能性は限りなく低くなっているというふうにも指摘をされて…
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- (上の発言)
222
加藤勝信(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
先ほどの第二の柱とも同様でありますが、米国が本年一月に国際課税に関する大統領覚書を公表したことは承知をしており、その具体的な内容は現時点で必ずしも明らかではありませんし、今後の動向について予断を持ってコメントすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、そうしたことを前提とした上で、経済のデジタル化に伴い、市場国に物理的拠点を置かずにビジネスを行う企業がこれ増加をしておりますし、市場国で適切な課税が行えないという問題も生じているところであります。
こうした状況に対応するため、BEPS包摂的枠組みにおいて第一の柱の多数国間条約の交渉が行われてきました。具体的には、一部の欧州諸国などが導入しているような各国独自の一方的な税制措置を廃止する。こうしたことがどんどんどんどん広がってまいりますと、世界経済にも悪影響を及ぼしかねないということでもあります。また、そうした一方的な税制措置を廃止するとともに、市場国に新たな課税権を配分することが議論されたところであります。
日本としては、こうした取組が国際課税システムに安定性と確実をもたらし、世界経済への悪影響を防ぐものであり大事であるということは、これまでの国際会議においても主張してきたところであります。ただ、この国際枠組みが発効するためには、仕組み上、アメリカの承認が、これが不可欠ということでありますが、そうしたことを念頭に置きつつ、各国政府ともよく議論をし、交渉の妥結に向けた議論に我々としても貢献を重ねていきたいと考えています。
223
堂込麻紀子(国民)
ありがとうございます。
私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
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224
三宅伸吾(自民)
この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、牧野たかお君が委員を辞任され、その補欠として神谷政幸君が選任されました。
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225
神谷宗幣政府参考人など
参政党の神谷宗幣です。長い一日ですけれども、私で最後ですので、よろしくお願いします。
昨日に引き続き、所得税法の一部を改正する法律案に関連して質問させていただきます。
さきの衆議院選挙では所得税の百三万円の壁が争点とされ、この度、所得税の見直しが行われているということは、民意の反映という意味で大変意義を感じています。ただ、改正される制度は、収入に応じて基礎控除の額が細分化されていて、ますます分かりにくくなったという声もありまして、所得税の基礎控除というものがなぜ設定されているのかという質問通告をしていたんですが、そこはもういろんな委員の先生方がお聞き…
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