お答えいたします。
先ほど委員御指摘のありました令和二年七月の洪水でございますけれども、検証いたしました。この検証に当たりましては、瀬戸石ダム周辺に限らずに、球磨川の全川にわたりまして、洪水のときのピークの水位がどの辺りまで来たかを現地で調べる、これは痕跡調査と申しますけれども、これを行いますとともに、数値計算、不等流計算といいますが、これによりまして洪水時のピークの水位の再現計算を行いまして、両者を照らし合わせるなどの作業を実施したところでございます。
その結果、委員がお示しいただきました資料のとおり、この瀬戸石ダムのおよそ二十キロ下流、これはおよそ河口から十キロ程度になりますが、ここから瀬戸石ダムの上流約四十キロ、ですから、合計しますと約六十キロもの区間にわたりまして、痕跡水位や不等流計算による洪水時のピーク水位が、河川計画の基準となります計画高水位、これを大きく超過いたしまして沿川で甚大な被害が発生したことを確認したところでございます。
また、委員御指摘のございました瀬戸石ダムの管理橋などの損傷でございますけれども、管理橋やあるいは金属部分、そういったものは損傷していたと私どもも報告を受けているところでございますが、土木構造物としての、つまり堰柱でありますとか、一番基本となるところの瀬戸石ダムは大きな損傷は免れていたというふうに伺っているところでございます。
更に申せば、このように、令和二年七月洪水というのは、計画を大きく上回る規模の洪水によりまして、瀬戸石ダムの上流だけでなくて下流も含めまして、先ほど六十キロと申し上げましたが、大変長い区間にわたって大きな被害が発生したとの認識の下でございます。現在、球磨川水系全体の再度災害の防止を目指しまして、県や流域市町村と一体となって緊急治水のプロジェクトを進めているところでございます。
以上です。
129
仁比聡平(共産)
是非大きな後押しをお願いしたいと思うんですけれども。
今のような御答弁を伺っていて、私、今昔の感を深くするといいますか、私が国会に押し上げていただいたのは二〇〇四年のことで、その直後に新潟、福井、山形の集中豪雨がありました。あるいは、中越地震も起こりましたし、一年に台風が十個上陸するという異常な事態になった中で、当時、営業というのは、融資以外の支援は全くなかったんですよね。それが、東日本でグループ補助金がつくられ、その後、熊本の地震などでグループの認定について緩やかに取り組むということになって、今この石川で取り組まれているものについては、グループは問わ…
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130岡岡田智裕中小企業庁経営支援部長
ありがとうございます。
御指摘のとおり、東日本大震災のグループ補助金からなりわい再建支援補助金という形で、事業者がグループ化をする必要がないという形でグループ補助金から更に使い勝手を良くしたものがなりわい再建支援補助金でございます。
今後とも、被災事業者や被災各県のニーズをしっかりと踏まえつつ、現場に寄り添いながら着実な支援を進めてまいりたいと、このように考えております。
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131
仁比聡平(共産)
REVICが取り組むというその債権免除なんかも含めて、そういう支援策が総合的に本当に被災地域の業者の再建、したがって雇用や地域経済の復興ということにつながっていくように是非とも力を尽くしていただきたいと思います。
ちょっと残る時間、関連して、今度の七月で五年目を迎えるんですけれども、令和二年球磨川豪雨と言われている大災害について一問お尋ねをしたいと思います。
お配りをしている資料は、国土交通省がその検証の中で作られた、流量の推定について(実績水位の推定)という図なんですけれども、国交省おいでいただいているんですが、まずお尋ねしたいのは、この河口から二…
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- (上の発言)
132藤藤巻浩之国土交通省水管理・国土保全局長
お答えいたします。
先ほど委員御指摘のありました令和二年七月の洪水でございますけれども、検証いたしました。この検証に当たりましては、瀬戸石ダム周辺に限らずに、球磨川の全川にわたりまして、洪水のときのピークの水位がどの辺りまで来たかを現地で調べる、これは痕跡調査と申しますけれども、これを行いますとともに、数値計算、不等流計算といいますが、これによりまして洪水時のピークの水位の再現計算を行いまして、両者を照らし合わせるなどの作業を実施したところでございます。
その結果、委員がお示しいただきました資料のとおり、この瀬戸石ダムのおよそ二十キロ下流、これはおよそ河口から十キロ程度になりますが、ここから瀬戸石ダムの上流約四十キロ、ですから、合計しますと約六十キロもの区間にわたりまして、痕跡水位や不等流計算による洪水時のピーク水位が、河川計画の基準となります計画高水位、これを大きく超過いたしまして沿川で甚大な被害が発生したことを確認したところでございます。
また、委員御指摘のございました瀬戸石ダムの管理橋などの損傷でございますけれども、管理橋やあるいは金属部分、そういったものは損傷していたと私どもも報告を受けているところでございますが、土木構造物としての、つまり堰柱でありますとか、一番基本となるところの瀬戸石ダムは大きな損傷は免れていたというふうに伺っているところでございます。
更に申せば、このように、令和二年七月洪水というのは、計画を大きく上回る規模の洪水によりまして、瀬戸石ダムの上流だけでなくて下流も含めまして、先ほど六十キロと申し上げましたが、大変長い区間にわたって大きな被害が発生したとの認識の下でございます。現在、球磨川水系全体の再度災害の防止を目指しまして、県や流域市町村と一体となって緊急治水のプロジェクトを進めているところでございます。
以上です。
133
仁比聡平(共産)
様々な課題があるんですけれども、今日明らかにしていただきたいなと思うのは、河口から十九・五キロほどの地点に荒瀬ダムという県営ダムがかつてありました。これが撤去されたわけですね。その地点の青いグラフ、不等流計算水位を見ていただくとお分かりのとおり、ダムがなくなっているわけだから、当たり前だけれども、なだらかなわけです。もう一回、瀬戸石ダムの方を見ていただくと、この瀬戸石ダムは現存していて、先ほど申し上げたような状態になったから、五メートルあるいは四メートルという規模でせき上げるわけですよね。
それはもうダムの堤体に構造物として損傷が及んだのかどうかも検証…
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134藤藤巻浩之国土交通省水管理・国土保全局長
お答えをいたします。
球磨川水系におきましては、令和二年のこの七月の豪雨災害のそれより前から、委員御指摘のとおり、御指摘のありました瀬戸石ダムを始めとする河川を横断する許可工作物、堰とか橋がございますけれども、この存在を前提として河川整備基本方針などの治水計画が作成されております。瀬戸石ダムが存在しても、現在の治水計画におきましては、目標とする流量を安全に流せることを確認しております。これは瀬戸石ダムに限らず、存在を前提とする横断工作物につきましては、全てそういうような取扱いをしているところでございます。
以上です。
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仁比聡平(共産)
おかしいでしょう。だって、自然の岩とか、あるいは河原岸とかですね、河床拡幅のために必要だったら掘削するじゃないですか。たまる土砂をしゅんせつするのは当然のことでしょう。真備、高梁川、岡山の倉敷のなんかでは、新しい川まで造っているじゃないですか。
ところが、この人工の工作物であるダムがこういう事態を引き起こしても、それを前提に整備計画作っているんだから問題ありませんみたいな、その態度が変でしょう。それは、今後、バックウォーターそのものとか、あるいはその被害を認めるところからしか問題が始まらない。
ちょっと時間がなくなってしまいましたから、答弁をいただく…
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