日本共産党の倉林明子です。
会派を代表し、国民年金法一部改正案に反対の討論を行います。
反対する最大の理由は、マクロ経済スライドを継続し、今後十数年にわたり年金水準が下がり続けることです。
物価高騰に多くの国民が今苦しんでいます。特に年金で暮らす高齢者、障害者は、健康や命に関わる出費の切り詰めを強いられています。マクロ経済スライドは年金の自動引下げ装置であり、導入からこの二十年間で公的年金の給付水準は実質約一割も削減されました。法案は修正されたものの、今後十年以上、年金削減が継続することとなります。年金水準は更に実質一割引き下げられるものであり、年金底上げには値せず、到底容認できるものではありません。
長引く物価高騰の中で年金生活者の暮らしを守るとともに、現役世代の大幅減額を避けるために、今こそマクロ経済スライドを直ちに廃止し、物価高騰に見合った年金額に引き上げることを求めるものです。
高齢者の貧困は深刻です。特に女性の貧困率は上昇を続けています。生活保護利用者のうち高齢者は五割を超えています。就職氷河期世代を含め、現在と将来の低年金、無年金者をなくすために最低保障年金制度の創設に踏み出すべきです。
障害年金の見直しは、またも見送られました。多くの無年金障害者が生み出されている認定基準の抜本的な見直し、市民の平均所得に比べ障害年金が著しく低額で親に依存しなければ生活ができない年金額の引上げが必要です。障害年金の不支給問題は、いまだ全容が解明されたとは言えません。徹底した調査、公表とともに、必要な再判定、救済措置が実施されるべきです。
巨額の年金積立金を計画的に活用する、高額所得者の年金保険料の頭打ちを見直すなどの改革を行い、高齢者も現役世代も減らない年金にまずすることこそ緊急に求められることを指摘し、討論といたします。
242
柘植芳文(自民)
ただいまから厚生労働委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、社会経済の変化を踏まえた年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。
他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
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243
猪瀬直樹(維新)
日本維新の会の猪瀬直樹です。
反対の討論をいたします。
先ほど石破総理に対して質疑をしましたように、在職老齢年金制度の引上げ上限額が一番低い額で決まっているということとか、あるいは、基礎年金の納付期間を、国民年金の納付期間を六十歳から六十五歳までに延長することによって厚生年金積立金の流用案よりも所得代替率の改善効果が高いことが示されていたにもかかわらず、それが採用されていないこと、あるいは、三号被保険者の改革について不徹底であること等をもって、その他幾つかありますけれども、この法案に対して反対いたします。
以上です。
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244田田村まみ(国民)
私は、国民民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました法律案に対し、反対の立場から討論を行います。
本法案については、基礎年金の底上げ措置の審議に多くの時間が割かれましたが、働き方に中立な年金制度の構築に向けた施策への踏み込みが不十分であることを指摘し、以下、本法律案に反対する主な理由を申し述べます。
まず、被用者保険の適用拡大において、企業規模要件について十年間掛けて段階的に撤廃と、被用者の加入を十年後に先送りしたことです。
政府は、今まで以上に小規模の企業や個人事業所を適用拡大の対象とするためと答弁をしますが、最長十年の準備期間を設ける…
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- (上の発言)
245
倉林明子(共産)
日本共産党の倉林明子です。
会派を代表し、国民年金法一部改正案に反対の討論を行います。
反対する最大の理由は、マクロ経済スライドを継続し、今後十数年にわたり年金水準が下がり続けることです。
物価高騰に多くの国民が今苦しんでいます。特に年金で暮らす高齢者、障害者は、健康や命に関わる出費の切り詰めを強いられています。マクロ経済スライドは年金の自動引下げ装置であり、導入からこの二十年間で公的年金の給付水準は実質約一割も削減されました。法案は修正されたものの、今後十年以上、年金削減が継続することとなります。年金水準は更に実質一割引き下げられるものであり、年金底上げには値せず、到底容認できるものではありません。
長引く物価高騰の中で年金生活者の暮らしを守るとともに、現役世代の大幅減額を避けるために、今こそマクロ経済スライドを直ちに廃止し、物価高騰に見合った年金額に引き上げることを求めるものです。
高齢者の貧困は深刻です。特に女性の貧困率は上昇を続けています。生活保護利用者のうち高齢者は五割を超えています。就職氷河期世代を含め、現在と将来の低年金、無年金者をなくすために最低保障年金制度の創設に踏み出すべきです。
障害年金の見直しは、またも見送られました。多くの無年金障害者が生み出されている認定基準の抜本的な見直し、市民の平均所得に比べ障害年金が著しく低額で親に依存しなければ生活ができない年金額の引上げが必要です。障害年金の不支給問題は、いまだ全容が解明されたとは言えません。徹底した調査、公表とともに、必要な再判定、救済措置が実施されるべきです。
巨額の年金積立金を計画的に活用する、高額所得者の年金保険料の頭打ちを見直すなどの改革を行い、高齢者も現役世代も減らない年金にまずすることこそ緊急に求められることを指摘し、討論といたします。
246
天畠大輔(れいわ)
人権を軽視し、庶民を欺く年金議論は許せません。代読お願いします。
私は、れいわ新選組を代表し、社会経済の変化を踏まえた年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する等の法律案に反対の立場から討論いたします。
厚労省の調査では、生活が苦しいと答える世帯が六割に達しています。老後不安が深まる中で、政府は、年金を老後の所得保障の柱と位置付け、実質的価値が保障されていると述べますが、大うそです。国民年金のみの受給者は、納付期間二十五年以上で月平均五・八万円、二十五年未満では二万円程度しか得られず、年金は生活の柱どころか、もたれたら倒れる朽ち木です。物…
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247
柘植芳文(自民)
他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。
これより採決に入ります。
社会経済の変化を踏まえた年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する等の法律案に賛成の方の挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
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248
柘植芳文(自民)
多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。
この際、森本君から発言を求められておりますので、これを許します。森本真治君。
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