間隆一郎厚生労働省年金局長

2025年6月10日・第217回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 96 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 223 発言)

お答えいたします。

委員御指摘のように、衆議院における修正が実施されますと、基礎年金の給付水準が低下が見込まれる場合に基礎年金のマクロ経済スライドを早期に終了させますので、将来の幅広い世代の基礎年金の給付水準の確保が可能になると思っています。

その上では、これも委員御指摘になりましたように、年金額の低い方ほど生涯の年金受給総額の増加が大きくなると。つまり、低額である基礎年金の部分の比重が高まってまいりますので、そういう世代内の所得格差の縮小にも寄与するだろうというふうに考えております。

具体的に一例で申し上げますと、財政検証を基に平均余命まで受給すると仮定して機械的に試算をいたしますと、現在三十歳の女性の例で申し上げますと、生涯の年金受給総額の改善は、報酬比例部分があって上位二〇%の方、基礎年金と報酬比例足して二十万円ぐらいの方の場合には百三十二万円、総額でですね、と計算され、基礎年金のみの方の場合は四百一万円というふうになります。また、男性、同じ現在三十歳の男性の場合で申し上げますと、同じく報酬比例部分があって基礎年金と報酬比例足して二十万円の年金を受給される方の場合には改善分が百十万円となりますが、基礎年金のみの方の場合には三百三十四万円というふうになっております。

このように、同世代でいくと、所得のより低い方、そして男性と女性で申し上げれば、長命でいらっしゃる、一般的にいえば長命でいらっしゃるので女性の方が受給期間が長いので、女性の方の改善分が大きくなると、こういう傾向があるだろうというふうに考えております。

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