代読します。
金融庁がこの老後資金二千万円問題を発表した二〇一九年、国民、市民の大きな怒りが爆発しました。毎月五万円不足しているから、三十年間、三百六十か月で一千八百万円、これを四捨五入して二千万円必要だというのです。この国の年金政策が小学生の算数レベルで決められていることが明らかになりました。
〔理事三浦靖君退席、委員長着席〕
このような政府の下、大きな苦しみを味わうのが年金生活者です。具体的事例を三つ紹介します。
東京都内で夫婦合わせて十二万円の年金で暮らす七十四歳の女性は、介護保険料、国民健康保険料、医療費、デイサービスなどを引くと九万円しか残らない。もしどちらか一人が倒れればもう生きていけないと、強い不安を抱えながら生きています。
また、北海道に住む八十歳の年金生活者は月八万円の年金で暮らしています。持家に住んでいるため家賃は掛からないものの、築四十年にもかかわらず修繕もできない状態です。ここ七、八年は新しい服も買えず、食事は一日二回だそうです。
さらに、千葉在住の七十四歳の女性は、昨年夫を亡くし、自分の僅かな年金と遺族年金で細々と暮らしています。少し気を緩めると赤字になり、僅かな貯金から穴埋めしているそうです。彼女はこう言っています。健康で文化的な老後を送るのは今の日本ではぜいたくな願いなのでしょうか。
厚労大臣、このような方々に対してどんな言葉を掛けますか。
194
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
高齢者の方が老後の生活に必要な収入や資産につきましては、年金の受給額、また現役時代に築いた貯蓄等の資産、また持家であったり賃貸などの居住形態、また高齢期における就労状況などによって必要な水準が様々でありますため、老後の生活に必要な所得であったり資産を一律にお示しすることは困難だと考えております。
この発言のページ
195
天畠大輔(れいわ)
代読します。
公的年金だけで暮らす年金生活者が老後に必要となる額を試算して示すのは厚労省の責務ではないのですか。大臣、お答えください。
この発言のページ
196
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
先ほどとちょっと重なりますけれども、老後に必要な所得や資産については、高齢期の方々の生活は今多様でございまして、それぞれの方が望ましいと考える生活水準であったり、働き方の希望、収入、資産の状況は様々でありますことから、老後の生活に必要な所得であったり資産を一律にお示しすることは困難だと考えています。
この発言のページ
- (上の発言)
197
天畠大輔(れいわ)
代読します。
金融庁がこの老後資金二千万円問題を発表した二〇一九年、国民、市民の大きな怒りが爆発しました。毎月五万円不足しているから、三十年間、三百六十か月で一千八百万円、これを四捨五入して二千万円必要だというのです。この国の年金政策が小学生の算数レベルで決められていることが明らかになりました。
〔理事三浦靖君退席、委員長着席〕
このような政府の下、大きな苦しみを味わうのが年金生活者です。具体的事例を三つ紹介します。
東京都内で夫婦合わせて十二万円の年金で暮らす七十四歳の女性は、介護保険料、国民健康保険料、医療費、デイサービスなどを引くと九万円しか残らない。もしどちらか一人が倒れればもう生きていけないと、強い不安を抱えながら生きています。
また、北海道に住む八十歳の年金生活者は月八万円の年金で暮らしています。持家に住んでいるため家賃は掛からないものの、築四十年にもかかわらず修繕もできない状態です。ここ七、八年は新しい服も買えず、食事は一日二回だそうです。
さらに、千葉在住の七十四歳の女性は、昨年夫を亡くし、自分の僅かな年金と遺族年金で細々と暮らしています。少し気を緩めると赤字になり、僅かな貯金から穴埋めしているそうです。彼女はこう言っています。健康で文化的な老後を送るのは今の日本ではぜいたくな願いなのでしょうか。
厚労大臣、このような方々に対してどんな言葉を掛けますか。
198
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
済みません、ちょっと今一回聞いただけで御質問の趣旨が理解できませんでしたので、もう一回端的にその最後の部分だけおっしゃっていただけますか。
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199
柘植芳文(自民)
じゃ、天畠先生、もう一度質問お願いします。
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200
天畠大輔(れいわ)
低年金で暮らす様々な方々が全国各地でいるということです。このような、今示されたお三方、三例紹介しましたけど、この方々に対して厚労大臣としてどのような声を掛けますかという質問です。
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