お答えいたします。
今御指摘がありましたように、本法案の中では、事業主に対してのカスタマーハラスメントのその防止対策、これを義務付けるだけではなくて、顧客等のカスタマーハラスメントの防止に向けた責務、それから社会全体でのその意識の醸成といったようなことを盛り込んでおりまして、社会全体で足並みをそろえて取り組むというようなことにしたいというふうに考えております。
この防止に向けたその周知啓発につきましては、これまでは関係省庁と連携して啓発ポスターの作成、配布を行いまして様々な企業で御活用をいただいております。また、十二月には職場のハラスメント撲滅月間ということで設定をいたしまして、シンポジウムにおきましてもこの問題を取り扱っております。こういうような様々な機会を捉えて取組を進めてきたところでございますが、本法案を踏まえまして引き続き内容の充実を図ってまいりたいと思っております。
また、カスタマーハラスメント、その態様、その業種、業態によって異なっておりますので、それぞれの特性を踏まえて広報活動や啓発活動に取り組んでいただけますように、大臣からも申し上げました関係省庁の連絡会議設けておりますので、この枠組みの中で関係の、その業所管省庁とも協力をしながら周知啓発を図ってまいりたいと思っておりますし、その中には消費者庁にも参加をしていただいております。
顧客等への効果的な広報や周知啓発等の在り方につきまして、必要に応じて意見を交わしながら進めていきたいと考えております。
121
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
御指摘の取組は大変重要だと思います。カスタマーハラスメントの様態は業種、業態によって異なりますほか、御指摘のように顧客等への対応に関して業法による規律がなされている場合もございますから、業所管省庁と連携して各業界の実態を踏まえた対策を進めることが重要だと考えています。
本年一月に関係省庁連携会議を設置し、カスタマーハラスメント対策の取組事例等について継続して情報共有等を図ることとしておりまして、関係省庁が密接に連携し、カスタマーハラスメントの防止対策の推進に取り組んでおります。
引き続き、この関係省庁との連携深め、業界ごとの特性を踏まえ、法令改正等含…
この発言のページ
122森森本真治(立憲)
ちょっと時間になったので終わるんですけれども、今日の朝の、午前中の参考人の方の中には、これ二〇一九年、ハラスメント対策ということで、この間なかなか実効性が上がっていないんではないかというようなところも指摘もありました。そういう中でいうと、今回もし法改正がなされたら、しっかりとやっぱりこれは加速をしていくという部分において、今るる幾つか御答弁も、指摘もさせていただきましたけれども、これは省庁をまたがって、しっかりと厚生労働省、音頭を取って、リードをしていただきながら前に進めていただきたいということを申し上げまして、質問を終わりたいと思います。
ありがとう…
この発言のページ
123
新妻秀規(公明)
まず、ハラスメント対策の強化のうち、カスハラ防止のためのキャンペーンなど、意識改革の取組について厚労省に伺います。
今年の四月、東京都や群馬県で日本初のカスタマーハラスメント防止条例が施行され、何人もあらゆる場でカスハラを行ってはならないと明記されました。しかし、罰則はなく、顧客側のモラル向上を社会全体で図る内容にとどまっております。現場からは、顧客にもマナー遵守を求めてほしいという声が上がっております。労働施策総合推進法の改正案では、カスタマーハラスメントについて、国、事業主、労働者及び顧客等の責務を明確化するとともに、ハラスメント全体について、何人…
この発言のページ
- (上の発言)
124田田中佐智子厚生労働省雇用環境・均等局長
お答えいたします。
今御指摘がありましたように、本法案の中では、事業主に対してのカスタマーハラスメントのその防止対策、これを義務付けるだけではなくて、顧客等のカスタマーハラスメントの防止に向けた責務、それから社会全体でのその意識の醸成といったようなことを盛り込んでおりまして、社会全体で足並みをそろえて取り組むというようなことにしたいというふうに考えております。
この防止に向けたその周知啓発につきましては、これまでは関係省庁と連携して啓発ポスターの作成、配布を行いまして様々な企業で御活用をいただいております。また、十二月には職場のハラスメント撲滅月間ということで設定をいたしまして、シンポジウムにおきましてもこの問題を取り扱っております。こういうような様々な機会を捉えて取組を進めてきたところでございますが、本法案を踏まえまして引き続き内容の充実を図ってまいりたいと思っております。
また、カスタマーハラスメント、その態様、その業種、業態によって異なっておりますので、それぞれの特性を踏まえて広報活動や啓発活動に取り組んでいただけますように、大臣からも申し上げました関係省庁の連絡会議設けておりますので、この枠組みの中で関係の、その業所管省庁とも協力をしながら周知啓発を図ってまいりたいと思っておりますし、その中には消費者庁にも参加をしていただいております。
顧客等への効果的な広報や周知啓発等の在り方につきまして、必要に応じて意見を交わしながら進めていきたいと考えております。
125
新妻秀規(公明)
関係省庁と連携して総力を挙げて取り組んでいただきたいと思います。
次に、職場のハラスメント根絶に向けた啓発活動と効果測定、国民の規範意識醸成について、これもまた厚労省に伺います。
令和五年度の労働局の統計では、パワハラ関係の相談が六万件余りに上っております。パワハラ防止措置義務施行後もなお職場のハラスメントは根強く、被害を訴えられない労働者も多い現状です。
こうした中、社会全体でハラスメントをしてはならないという規範意識を醸成する必要性が指摘されております。労働施策総合推進法の改正案では、国の責務として、職場のハラスメント根絶に向けた必要な啓発活動…
この発言のページ
126田田中佐智子厚生労働省雇用環境・均等局長
法案成立後の広報活動についてでございますけれども、先ほど申し上げましたようなポスター、パンフレット等の作成、周知や十二月の職場のハラスメント撲滅月間における啓発活動の全国集中取組等々をやってございます。このほか、SNSを活用した広報等々についても取り組んでいるところでございます。
本法案によります改正の内容を含めまして、これらの内容については充実を図り、またどのような方法が広報していくことに効果的か等々については絶えず検討をしてまいりたいと考えております。
この発言のページ
127
新妻秀規(公明)
トライ・アンド・エラーもあろうかと思いますけれども、是非とも効果的な方法を編み出していただきたいと思います。
次に、パワハラ防止に向けた中小企業への支援策について、これも厚労省に伺います。
二〇一九年の法改正でパワハラ防止措置が事業主の義務となり、二〇二二年の四月から中小企業にも全面適用されました。しかし、社内のハラスメント相談窓口が機能していない、形だけの研修にとどまっているといった声もあり、特に専門人材のいない中小企業での実施が課題とされております。ハラスメント対策は社内体制の整備が鍵でありますけれども、人的、資金的リソースの限られる企業ほど対応…
この発言のページ