大変お世話になっております。参議院議員の自民党の自見はなこです。
今日は質問の機会をいただきまして、委員長を始め理事各位の皆様に心から感謝を申し上げます。
私からは、まず冒頭でありますけれども、今回の高額療養費につきましては、当初、政府案出されましたけれども、衆議院また参議院の予算委員会を経て大きく、一旦立ち止まる、こういった方向性も出されたところでございます。
今日お手元に資料を用意してございます。資料一から四、御覧いただければと思います。
こちらは、出典は健康保険組合連合会でございますが、御覧いただければ分かるように、令和二年から五年、特にここ数年間にかけて、このレセプト、高額化しているということや、続きましての資料二ページ御覧いただきますと、平成二十六年と令和五年で大きくこの高額レセプトの構造が変わっている、特に近年は悪性腫瘍が増えているということも分かろうかと思います。また、資料三と四につきましては、かなり細かく具体的な疾患名並んでおりますが、御覧いただいて分かるとおりであります。こちらの平成二十六年のときでは循環器系が多かったものが、こちらの令和五年度につきましては、この一番、一位から十四位まではSMAのときに使うゾルゲンスマ、これのワンショットで済む、新生児期に使うのが望ましいお薬でありますが、これはワンショットでございますが、それ以外のものは血液疾患等も含めまして、大きく、ずっと使っていかなきゃ、継続的に使っていかなきゃいけないお薬が並んでいるということが御理解いただけるかと思います。
そのような背景もありまして、私の方で様々な学会の先生方等からの御要望を日頃からいただくことが多くございます。例えば、乳癌学会の先生方からは、やはり三十代、四十代の乳がんの患者様、女性の方が多い中で、特に、大体標準的な治療というガイドライン決められておりますけれども、閉経後のホルモン受容体陽性、HER2陰性の転移、また再発乳がんに対する一次内分泌療法、ガイドラインで決まっております。これは、非ステロイド性のアロマターゼ阻害薬と、それからCDKフォーバイシックス阻害薬の併用ということを使うのを強く勧められておりますが、これの金額が、大体一か月当たり最も安価な組合せにして四十三万円、最も高額な組合せで四十八万円ということでございます。
当然、現行のこの高額療養費の中でも、どうしても三十代、四十代ですから、お子さんが高校生、大学生、塾代が掛かる、下宿代が掛かるということで、現行においても諦める人がたくさんいるのが解せないということで、乳癌学会に所属する専門医の先生方から個別に私も陳情を随分前からいただいておりまして、本当心を痛めていたところであります。
今回見直すということを決めていただきました。患者会の話を聞くということも言っていただいておりますが、私からの要望は、常に患者様と寄り添っている専門医の学会の先生方、本当に切実な患者様のお声も知っておりますし、具体的な治療の選択肢や金額等も知っております。是非、専門の学会の先生方の御意見も併せて聞いていただきたいというふうに思ってございます。といいますのも、やはりこの高額療養費制度は最後のとりでとして私たちの国民皆保険の中でもしっかりと守っていくべきものであると考えておりますので、こういった現場の声を反映して、そしてトータルとして社会保障でどういったものが望ましいのか、こういうのを考える時期に来ていると思います。
また、その際、私からお願いでございますが、是非、私がライフワークとして取り組んでおります在留外国人の医療の問題というものがございます。日本にいる在留の外国人の方々の国保の未納率というものは、日本の方と比べましてやはり大変低いです。でも、サービスは一様に提供をしております。これはそろそろ改めていかないと、現役世代、また高齢者の皆様に対しまして、応能負担等々、そういった議論が出てくる際に、そもそも論として、まず外国の方々、在留の外国人の公正な医療の負担の在り方についてしっかりと厚労省において取り組んでいるのかということが問われると思います。
是非保険局長からの見解を伺えればと思います。
2
柘植芳文(自民)
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、厚生労働省大臣官房医薬産業振興・医療情報審議官内山博之君外十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言のページ
3
柘植芳文(自民)
御異議ないと認め、さよう決定いたします。
─────────────
この発言のページ
4
柘植芳文(自民)
去る十八日、予算委員会から、三月二十四日の一日間、令和七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、厚生労働省所管について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
予算の説明につきましては既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
この発言のページ
- (上の発言)
5
自見はなこ(自民)
大変お世話になっております。参議院議員の自民党の自見はなこです。
今日は質問の機会をいただきまして、委員長を始め理事各位の皆様に心から感謝を申し上げます。
私からは、まず冒頭でありますけれども、今回の高額療養費につきましては、当初、政府案出されましたけれども、衆議院また参議院の予算委員会を経て大きく、一旦立ち止まる、こういった方向性も出されたところでございます。
今日お手元に資料を用意してございます。資料一から四、御覧いただければと思います。
こちらは、出典は健康保険組合連合会でございますが、御覧いただければ分かるように、令和二年から五年、特にここ数年間にかけて、このレセプト、高額化しているということや、続きましての資料二ページ御覧いただきますと、平成二十六年と令和五年で大きくこの高額レセプトの構造が変わっている、特に近年は悪性腫瘍が増えているということも分かろうかと思います。また、資料三と四につきましては、かなり細かく具体的な疾患名並んでおりますが、御覧いただいて分かるとおりであります。こちらの平成二十六年のときでは循環器系が多かったものが、こちらの令和五年度につきましては、この一番、一位から十四位まではSMAのときに使うゾルゲンスマ、これのワンショットで済む、新生児期に使うのが望ましいお薬でありますが、これはワンショットでございますが、それ以外のものは血液疾患等も含めまして、大きく、ずっと使っていかなきゃ、継続的に使っていかなきゃいけないお薬が並んでいるということが御理解いただけるかと思います。
そのような背景もありまして、私の方で様々な学会の先生方等からの御要望を日頃からいただくことが多くございます。例えば、乳癌学会の先生方からは、やはり三十代、四十代の乳がんの患者様、女性の方が多い中で、特に、大体標準的な治療というガイドライン決められておりますけれども、閉経後のホルモン受容体陽性、HER2陰性の転移、また再発乳がんに対する一次内分泌療法、ガイドラインで決まっております。これは、非ステロイド性のアロマターゼ阻害薬と、それからCDKフォーバイシックス阻害薬の併用ということを使うのを強く勧められておりますが、これの金額が、大体一か月当たり最も安価な組合せにして四十三万円、最も高額な組合せで四十八万円ということでございます。
当然、現行のこの高額療養費の中でも、どうしても三十代、四十代ですから、お子さんが高校生、大学生、塾代が掛かる、下宿代が掛かるということで、現行においても諦める人がたくさんいるのが解せないということで、乳癌学会に所属する専門医の先生方から個別に私も陳情を随分前からいただいておりまして、本当心を痛めていたところであります。
今回見直すということを決めていただきました。患者会の話を聞くということも言っていただいておりますが、私からの要望は、常に患者様と寄り添っている専門医の学会の先生方、本当に切実な患者様のお声も知っておりますし、具体的な治療の選択肢や金額等も知っております。是非、専門の学会の先生方の御意見も併せて聞いていただきたいというふうに思ってございます。といいますのも、やはりこの高額療養費制度は最後のとりでとして私たちの国民皆保険の中でもしっかりと守っていくべきものであると考えておりますので、こういった現場の声を反映して、そしてトータルとして社会保障でどういったものが望ましいのか、こういうのを考える時期に来ていると思います。
また、その際、私からお願いでございますが、是非、私がライフワークとして取り組んでおります在留外国人の医療の問題というものがございます。日本にいる在留の外国人の方々の国保の未納率というものは、日本の方と比べましてやはり大変低いです。でも、サービスは一様に提供をしております。これはそろそろ改めていかないと、現役世代、また高齢者の皆様に対しまして、応能負担等々、そういった議論が出てくる際に、そもそも論として、まず外国の方々、在留の外国人の公正な医療の負担の在り方についてしっかりと厚労省において取り組んでいるのかということが問われると思います。
是非保険局長からの見解を伺えればと思います。
6鹿鹿沼均厚生労働省保険局長
お答えいたします。
先生の資料にもありますように、高額療養費制度、医療費全体の倍のスピードで伸びており、特にその高額レセプトの問題、非常に大きな課題だと思っております。
まさに先生もおっしゃっていましたが、この最後のとりでという言い方をされていましたけど、この高額療養費制度は医療のセーフティーネットとして非常に重要なものである、この認識は私どもも全く同じでございます。この制度を持続可能なものとするためにどうしていけばいいのかということで今回の見直しの方させていただきましたが、一方で、この見直しについて検討プロセスに丁寧さを欠いたと、こういった患者団体…
この発言のページ
7
自見はなこ(自民)
済みません、先ほど私、未納率が低いと言いましたが、高いの間違いでございました。
資料の五ページと六ページに外国人のところ添付しております。これ、自治体職員の大変な負担になってございますので、是非こういった自治体の職員が本当に実効性のある施策にマンパワーが割けるようにするためにも、国としてのやり方、役割というものをしっかりと見定めていただきたいと思います。
続きまして、資料の七ページから十二ページ、この資料はここにおられる多くの専門家の国会議員の先生方が既に御覧の資料だと思います。
資料の七には介護のことが書いてございます。ここからのシリーズはもうお…
この発言のページ
8鹿鹿沼均厚生労働省保険局長
お答えいたします。
長年デフレがずっと続いてきたわけですが、ここ最近状況が大きく一変しておりまして、そうした物価や賃金が上昇する中で、医療、介護、障害福祉分野においても、こういった物価や賃金の動向への適切な配慮を行うこと、このことは極めて重要だというふうに認識しております。
政府といたしましては、報酬改定や補正予算などで物価高騰や賃上げに対する対策を講じたところではありますし、また、例えば介護については、通常三年、原則三年に一度行われてきた報酬改定を、令和六年度改定では二年分の処遇改善を措置した上で、それ以降については令和八年度予算編成で財源と併せて…
この発言のページ