徳増伸二内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官

2025年5月26日・第217回国会 参議院 決算委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 214 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 350 発言)

お答えいたします。

内閣府の実施した昨年度委託調査によると、現行のJRR3の能力では、運転期間中において、水力照射設備により週当たり約百キュリー、垂直照射設備により月当たり約千キュリーのモリブデン99を供給することが可能であるとされております。

一方で、国内において製造されるモリブデン99については、その製造方法の違いにより、海外から輸入したものと比較をして放射能の強さが異なることなどから、モリブデン99からテクネチウム99mを生み出す新しい製造装置の開発が必要であること、新しい輸送容器の開発など輸送方法の確立が必要であること、さらには、令和五年に内閣府委託調査で試算した国産モリブデン99の価格では利用側の希望する水準を満たさないなどの課題が明らかになっております。

こうした課題を解決をし、モリブデン99を始めとする医療用ラジオアイソトープの国産化を進めるためにも、製造から利用までの様々なステークホルダーが集まり、継続して議論をするコンソーシアムの設置に向けて検討を進めたく存じます。

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