奥家敏和経済産業省大臣官房審議官

2025年4月24日・第217回国会 参議院 経済産業委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 8 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 300 発言)

お答え申し上げます。

ラピダスが量産実現を目指しております二ナノの次世代半導体は、生成AIや自動運転などに不可欠なものということでございます。しかしながら、現在、最先端のロジック半導体は、そのほとんどが台湾で生産をされています。こうした非常に重要な半導体を他国に依存して購入しなければ生きていけない国になるのか、あるいは、日本の中でこれを生産することによって国内に富を生み、世界にも貢献できるようになるのか、まさに今その分岐点に立っていると認識しています。

二ナノ世代の次世代半導体の量産は、海外のトップ企業もまだ実現に至っていない野心的な取組です。ただ、これを諦めては我が国の国益を大きく損ねることになりかねないという、こういう強い問題認識の下で、国として一歩前に出る形で本プロジェクトを推進しています。

こうした国内製造基盤の強化に加えまして、委員御指摘のとおり、需要の創出、これ両輪で進めていって半導体の設計、製造のエコシステムを国内に構築すること、これは極めて重要でございます。

経済産業省の方では、ユーザー産業が先端半導体の活用をどんどん進めていく、こういった取組も支援していきたいということでございます。例えば、自動車業界と半導体業界が新たに立ち上げた技術研究組合で、自動車用の先端半導体の設計開発、こういった取組に対しての支援などを実施しています。このような活動を通じまして、各産業分野で次世代半導体の将来需要の創出につなげていきたいというふうに考えております。

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