挽文子検査官候補者/検査官

2025年2月4日・第217回国会 参議院 議院運営委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 70 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 115 発言)

検査と検査報告の質の維持向上に向けて、職員が主体的に自信を持って仕事に取り組めるよう、管理会計・原価計算の専門家として理論的な裏付けをすることにより、事務総局を指揮監督してまいりました。

具体的には、私の専門である管理会計の知識、知見に基づいて、例えば、予算管理などのマネジメントシステムを使って、PDCAを回す際に、効果を上げるためのポイントや考え方を踏まえて検査をし、検査結果に対する所見を分かりやすく記述するよう発言したり、原価計算の知見から、大規模自然災害の頻発等に伴い安全性に対する国民の関心が一層高まっていることに鑑みて、安全性と有効性を重視し、短期的な経済性のみに着眼した検査に終始することがないよう繰り返し発言してまいりました。

この背景には、安全性、安全品質が重要になっている中で、ライフサイクルコスト、品質原価計算の背景にある考え方を広め、実践させることが大切であるという強い思いがございます。

また、検査の質が高くなければ良い検査報告を作ることは難しいのですが、仮に検査の質が高かったとしても、自動的に質の高い検査報告とはならないという認識の下、検査報告の質を向上させることは最終的には国民に貢献することであるという思いから、論文指導や学会賞等の審査経験を生かして積極的に発言してまいりました。

このように、これまでの長年にわたる管理会計・原価計算分野の専門性と研究者の経験を生かして事務総局を指揮監督することで、会計検査院がその役割を十分に果たすことに多少なりとも貢献できたのではないかと考えております。

前後のやりとり

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