行政のデジタル化の遅れについては、本当に議員のおっしゃるとおりかと思います。
会計検査院では東京国際会計検査に関しての議論をする場を毎年一回設けておりまして、その場で、特にドイツにおいてはデータベースを会計検査院がアクセスできるようになっておりまして、公共、地方の自治体を含む様々なデータがそこからアクセスできるようになっております。
それを見ると、どういうことが起こるかというと、内部牽制が地方自治体において進むと思うんですね。地方自治体は、特にコロナ禍にいろいろな仕事が上から降って湧いてきて、相当疲弊していると思います。やっぱり、そういうところのデジタル化を進めることによって、公会計だと管理会計、財務会計分かれていないんですけれども、管理会計の世界では、例えば、今回、予備費とか補正予算について、現場ではきちんと管理簿を付けて、事業別に管理をしているんですね。
その管理をするときに、エクセルで作っているというところでしたけれども、そこも、エクセルですと、やはり得意な人ばかりだと問題はないんですけれども、作るときに、じゃ、本当であればですよ、民間であれば、日次決算、当たり前になってきているところが企業によってはございます。少なくとも月次決算をやって、進捗管理をしていくことの重要性というのは、評価するためではないんです。月次の目標あるいは年次の目標を達成するために、じゃ、例えば、十日間でこれだけできた、残り二十日ある、三十日、月次の目標を達成するにはあと二十日どれだけ頑張ればいいのかということを自分たちで知るためなんですよね。そういうことをやっていると、結局、決算のときにも、途中が分かっていますので非常に楽だと思います。
それを、デジタル化を使いながら、現場の負担はなるべく掛けないようにしながら進めていただければいいなと、これは本院に関しても同じことですけれども。以上でございます。
62
熊谷裕人(立憲)
ありがとうございます。
次に、私、参議院議員になる前に地方自治体の議員をやっておりました。国会に来てちょっと驚いたのが、国会も霞が関も、予算を決めるまではすごい熱心なんですけれど、一度その予算を組んでしまうとその後の使い方とか使われ方については本当に関心が低く、いる立場で言っちゃいけないのかもしれませんけど、関心が低いなと感じておりまして、PDCAのサイクルが予算で回っていないんじゃないかというふうに私、常々思っておりました。
その予算のPDCAのサイクルを回すために、先生御専門の管理会計というのは私は大変効果があるんではないかというふうに思っており…
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63挽挽文子検査官候補者/検査官
管理会計は、予算管理を始めとする複数のマネジメントシステムを研究している学問になります。
検査官としてこちらに伺って職務に就いて思うことは、地方自治体も含めて、民間でいう予算管理というのはコインの裏表になります。重要なのは、事業計画、事業計画のために予算が使われると。事業計画をなぜやるかというと、大きな目的の下で行われるわけです。
会計検査院の役割は、PDCAの中での予算とか事業の執行、決算です。決算から見ていったときに、やはり有効性の観点からの検査を見ますと、その計画段階の事業計画の方の甘さがあるのではないかと思います。そういう問題点はありますし、…
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熊谷裕人(立憲)
ありがとうございます。
まさにその執行、目的を達成するための事業が本当にきちんと進行されているかどうかというところの管理が私は必要だなというふうに思っていまして、なかなかそれができていないのが国会なのかなというふうに思っています。
というのも、多分、財務会計のシステムが昔のまんま、古いまんまで、挽さんも先ほど行政のデジタル化が遅れているという話をしていましたが、そこが会計の分野でも大変遅れているんじゃないかなと思っておりまして、そこが進めばもう少しその事業の途中の進捗状況とかそういうものがきちんと分かって、国会にもすぐ答弁ができる状況ができるんではな…
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- (上の発言)
65挽挽文子検査官候補者/検査官
行政のデジタル化の遅れについては、本当に議員のおっしゃるとおりかと思います。
会計検査院では東京国際会計検査に関しての議論をする場を毎年一回設けておりまして、その場で、特にドイツにおいてはデータベースを会計検査院がアクセスできるようになっておりまして、公共、地方の自治体を含む様々なデータがそこからアクセスできるようになっております。
それを見ると、どういうことが起こるかというと、内部牽制が地方自治体において進むと思うんですね。地方自治体は、特にコロナ禍にいろいろな仕事が上から降って湧いてきて、相当疲弊していると思います。やっぱり、そういうところのデジタル化を進めることによって、公会計だと管理会計、財務会計分かれていないんですけれども、管理会計の世界では、例えば、今回、予備費とか補正予算について、現場ではきちんと管理簿を付けて、事業別に管理をしているんですね。
その管理をするときに、エクセルで作っているというところでしたけれども、そこも、エクセルですと、やはり得意な人ばかりだと問題はないんですけれども、作るときに、じゃ、本当であればですよ、民間であれば、日次決算、当たり前になってきているところが企業によってはございます。少なくとも月次決算をやって、進捗管理をしていくことの重要性というのは、評価するためではないんです。月次の目標あるいは年次の目標を達成するために、じゃ、例えば、十日間でこれだけできた、残り二十日ある、三十日、月次の目標を達成するにはあと二十日どれだけ頑張ればいいのかということを自分たちで知るためなんですよね。そういうことをやっていると、結局、決算のときにも、途中が分かっていますので非常に楽だと思います。
それを、デジタル化を使いながら、現場の負担はなるべく掛けないようにしながら進めていただければいいなと、これは本院に関しても同じことですけれども。以上でございます。
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熊谷裕人(立憲)
終わります。ありがとうございました。
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青島健太(維新)
日本維新の会の青島健太と申します。よろしくお願いをいたします。
この一年余り、国会は、残念なことですけれども、自民党の派閥のいわゆる裏金の問題で、この追及と議論に終始してまいりました。大きく国政への信頼失墜していると感じております。
政治改革の議論の中で、ある国会議員の方は、この会計をめぐる国会議員のレベルを野球に例えて草野球だというふうに評した方もいらっしゃいますが、私も少し野球やっていましたので、いやいや、これ草野球以下じゃないかと私なんかは思っています、不記載ですから。ただ、これ、人ごとだと思っていません。もう全ての国会議員に問われていることだ…
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68挽挽文子検査官候補者/検査官
御質問いただき、ありがとうございます。
まず、国会議員の皆様のことをどう思っているかということに関して、検査官候補者である私が申し述べるのは僣越であり、お答えは控えさせていただきたいと存じます。
会計経理、会計についてですが、これまで管理会計・原価計算についての研究に携わってきた経験を踏まえて申し上げますと、例えば、すごい古い話ですが、企業会計原則の第一に、真実性の原則がございます。企業なり組織なりの諸活動等に貨幣の光を当てて写像させると。つまり、適正な会計処理に基づいて損益計算書や貸借対照表などの財務諸表を作成して、ありのままを伝えるということがま…
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