お答えいたします。
防衛力整備計画におきましては、令和九年度までに支出する防衛力整備の水準が四十三兆円程度であること、また、計画を実施するために新たに必要となる事業に係る契約額が四十三・五兆円程度であること、これを前提といたしまして、期間内の人件・糧食費を十一兆円程度、前中期防における契約からの、契約の流れ分ですね、これが五兆円程度といたしまして、令和十年度以降に支払うこととなる額は十六・五兆円程度となるものという推計でございます。
他方、実際に令和十年度以降に支払うこととなる額は令和九年度までの予算において決まっていくことから、現時点ではその見通しについてお示しすることは困難だと考えております。
38
広田一(立憲)
この説明資料は、防衛力整備計画について国民の皆さんに分かりやすく説明をするためのものだというふうに理解をいたしております。そうすると、これは、令和九年度の八兆九千億円が最大規模になるということを説明している資料なんですよね。しかし、現時点ではそういうふうにはならないんです。
そうだとすると、国民の皆さんに誤解を与えてしまう、ミスリードをしてしまう、そういったおそれがあるわけでございますので、この資料についてはやはり訂正された方がよろしいんではないでしょうか。
この発言のページ
39寺寺田広紀防衛省大臣官房審議官
繰り返しになりますけれども、どのような形で情報発信するのが適切かどうかというのは、先生の御指摘も踏まえて不断にちょっと検討を重ねてまいりたいと考えております。
この発言のページ
40
広田一(立憲)
今日はもうこれ以上詰めませんけれども、不断の検証をするということでありますから、是非とも適切な形で訂正をしていただくように強く申し上げたいというふうに思います。
それでは次に、防衛予算の硬直化に関連してお伺いをいたします。
ちょっと飛びますが、資料四、ございますとおり、これ、次期防衛力整備計画への流れ出し、つまり期間外歳出というものは十六兆五千億円というふうになっております。
これ、このまま上振れ状況が続いていくと、この額が更に膨らむ懸念、危惧があるのではないかなというふうに思いますけれども、この点についての御所見、お伺いします。
この発言のページ
- (上の発言)
41青青柳肇防衛省整備計画局長
お答えいたします。
防衛力整備計画におきましては、令和九年度までに支出する防衛力整備の水準が四十三兆円程度であること、また、計画を実施するために新たに必要となる事業に係る契約額が四十三・五兆円程度であること、これを前提といたしまして、期間内の人件・糧食費を十一兆円程度、前中期防における契約からの、契約の流れ分ですね、これが五兆円程度といたしまして、令和十年度以降に支払うこととなる額は十六・五兆円程度となるものという推計でございます。
他方、実際に令和十年度以降に支払うこととなる額は令和九年度までの予算において決まっていくことから、現時点ではその見通しについてお示しすることは困難だと考えております。
42
広田一(立憲)
私が確認させてもらいたいのは、この前の質疑の中でも、イージスシステム搭載艦であるとかF35Aであるとか、それぞれの上振れ額が大体七千億円を超えてしまう、こういうふうな状況になったときに、これ、期間外歳出といったものが十六兆五千億円ではなかなか収まらない懸念、危惧があるのではないかなというふうに思います。
それで、重ねてお伺いするんですけれども、令和五年度の会計検査院の指摘がありますよね。これ、計画対象経費に係る後年度負担額の推移、これによりますと、令和四年度末時点で、実は資料四とは異なり、五兆円をはるかに上回る五兆一千九百十三億円、実はこれが正確な数字…
この発言のページ
43青青柳肇防衛省整備計画局長
はるかに多いとおっしゃられましたけれども、令和四年度末の現行の防衛力整備計画を策定した際には、前中期防からの流れ込みは予算ベースで約五兆円ということになってございます。
この発言のページ
44
広田一(立憲)
私は決算ベースのお話をさせていただいております。
先ほど御紹介したように、令和五年度の会計検査院の指摘は、これ確定をしているものでございまして、これによりますと、先ほど申し上げたように、五兆円ではございません、五兆一千九百十三億円でございます。二千億円近く上振れているんですけれども、その要因は一体何なんでしょうか。
この発言のページ