榛葉賀津也 (国民民主党)

2025年5月27日・第217回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 121 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 167 発言)

国民民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。

私、毎日、新聞全紙を目を通すんですけれども、一番楽しみなのが、毎日新聞で一九九一年からずうっと続いているコーナーがあって、仲畑貴志さんによる万能川柳のコーナーがありまして、これ面白いんですよね。毎日見るんですけど、今日すばらしいのありましたよ。相模原の水野タケシさんの一句です。「もう決まり今年の漢字「米」ですね」と。米国の米と米騒動の米と。もう、今年前半戦ですけど、まあ今年の漢字は米だね、これもう米に尽きると思います。

週末、私は防衛大臣のお膝元の高知に行ってまいりまして、ひろめ市場ってあるんですけど、土砂降りの雨だったんですけど、そこで街頭演説やって、本当バケツひっくり返したような土砂降りなんですけど、大臣、三百人集まってくれましてね。そこで、大臣の支援者の方もたくさん聞きに来てくださって、そのお一人が、いや、私は衆議院選挙は中谷元なんですけど、今度の参議院選挙は無所属の広田一さんに入れるって言って、で、国民民主党候補者いないんで、比例は絶対国民民主党って書きますって言って、今榛葉さんのところが一番いいよって言ってくれましてね。で、今度の選挙のテーマ何ですかねって言ったら、お米だって言うんですよ、やっぱり。お米とかガソリンとか年金とか、生活に密着したテーマというのがやはり大きな選挙のテーマになりますですね。

先日、農水大臣辞めてしまいましたが、党首討論で総理大臣が米を三千円台でなければならないとおっしゃって、まあ三千九百円でも三千円台なんで、幾らかなと思ったら、今度、小泉新大臣は二千円で売るんだと、随意契約でやると。

今、備蓄米というのは九十万トンしかないんですよ。もう第一弾で三十万トン出していますから、で、今度三十万トン出すというんですね。小泉大臣は、需要があれば幾らでも無制限で出すと言うけど、残りもう三十万トンしかないんですよ。この三十万トンは、今の流通全部の中の四・六%。五%もないんですね。これ、瞬間下がるかもしれませんけど、継続的に下がるというのはこれなかなか私は厳しいんじゃないかなというふうに悲観しているんです。

米は下がってもいいですよ。しかし、生産家にとっても適正な価格というのはあるはずなんで、これよく考えないといけませんし、今回一万トン以上取り扱える業者というんで、大手だけなんですよね。私、先日、昨日ふるさとへ帰って、近所のスーパーも、田舎のスーパーには出回らないから、都会や大手にしか行かないとなると、これどうなんだろうね、賀津也君と。ということを心配されていました。

あと、やっぱり大手の方にも聞いたら、玄米なんで、備蓄米は。これ精米するのは卸業者なんです。この卸業者が今飛ばされていますから、この安いお米を優先的に精米してくれるとは限らないし、自分たちがもう、前回JAさんが買ったのは今回の倍以上で買っていますからね、それ、安い米を先に精米してどうぞってやるかなと思ったら、これはJAさんだっていろんなビジネスやメンツがありますから、そう簡単じゃないとなると、幾らまで、いつまでに安くなるのか、そしてまたすぐ価格が戻るのかということを考えると、私は、今度の参議院選挙、この米の価格というのはどえらい政局のテーマになる可能性があると思いましたね。しっかり私も勉強していきたいと思っています。

外交防衛委員会で何の、米とどういう関係があるんだと思うかもしれませんが、今回岩屋大臣のすばらしい政策を、いわゆる米を使う外交官というのは、公邸料理人というのがおりまして、大使館や領事館や政府代表部、世界中には二百以上の在外公館があって、ここでいわゆるその外交が繰り広げられるんで、よく外交は政治家がやると思っている方は多いかもしれませんが、やっぱり外交のプロは外交官ですよ。この外交官が、私は本当に頭の下がる思いです、世界中いろんなところで日の丸しょって、日本の代表として外交をされているわけなんで。

で、いろんな話合いする中で、極めて大事なのがこの大使館での食事、これはとても大事だと思うんですね。ここで繰り広げられる様々な会話や外交交渉、私も二十四年間国会議員やって、いろんな大使館行きましたが、誤解を恐れずに申し上げますと、大使大したことないなと思っても、食がうまいと大した大使館だと思うときがあるんですけれども、いや、これ、本当、大使館の料理というのは大事なんですよ、これ本当に。

心をつかむには、まず胃袋をつかむと。日本人同士でもそうなんですから、外国からしたら、日本の大使館も日本そのものです。そこで出される日本料理、日本酒、そして、様々な震災以降風評もありましたけれども、やっぱり日本の食事というのはおいしいだけでなくて安全で健康で美しいと、こういうのがとても大事だと思うんですね。

今回、公邸料理人に対する新たな制度、在外公館料理人制度というのを岩屋大臣が新設していただいて、私、本当に感謝をしたいと思います。と申し上げますのも、私が幾つかの大使館に行きますと、公邸料理人の皆さんの待遇やそして立場が極めて不安定だというんですね。こういったところでこの制度をつくったというのはとても大事ですし、今実は、なり手がなくて、二百以上ある在外公館のうち十数の場所で公邸料理人がいらっしゃらないところがあるんですね。これは外交上大きな支障が私は出るんだろうと思います。

つい先日も、副大臣に同行して中東の方に委員派遣に行ってまいりましたが、ある東ヨーロッパの大使は、なかなか料理人の調達が大変で、その前にアフリカに行っていらっしゃって、アフリカではアフリカ人の方に公邸料理人になっていただいて、そのアフリカの女性に日本料理を学んでいただいて、それを出されていた。今度ヨーロッパに赴任地が変わったんですけど、何とアフリカからその料理人の方も一緒に来ていただいて、ヨーロッパで前任のアフリカの公邸料理人が引き続き日本食を提供。これは私、新しい試みでいいなと思ったし、アフリカの料理やヨーロッパの料理や日本料理をミックスして提供していただいて、すばらしいなと思いました。

こういう見えないところでまさに食の外交官として頑張ってくださっている公邸料理人をこれしっかり守り育てていくことも日本にとって大事だと思うんですけれども、大臣、まずこの制度をやっぱり変えて安定したものにしようと思った原因というのは何なんでしょうか。

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