2025年5月13日・第217回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 144 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 153 発言)

総理がここまでおっしゃっていたということでしたので、相当なことだと思います。防衛大臣ですら改善を口にすると疎まれ、苦労するのであれば、これは、改善策を口にする職員の方は、もっとハラスメントの対象になることは想像できると思います。

実際、石破総理と共著のある軍事ジャーナリストの清谷信一さんは、昨年七月公開の記事で次のように指摘しています。

現状を憂う内部の人間も組織防衛の敵と認識していじめたり、追い出したりする。だから、ますます外部の常識から外れていく。それがパワハラやセクハラの温床になっている。そのような人物が組織から排除される、あるいは発言をしなくなるので、独善的な組織文化がますます強くなる。

私は、防衛力の抜本的強化には反対です。しかし、仮にこれを行おうとしても、防衛費の増額や増税より先に防衛省の改革を行うべきだと繰り返してきました。資料二の三の発言にあるように、以前、私は、防衛省は一年に七千五百着とか六千着、一八式防弾ベストを取得、しかし、それ用の防弾板は年百式しか調達していない、その防弾板の価格は一つ三百万円以上と極端に高額だったからと指摘しました。与党の国防族の皆さんは、このようなことを御存じないから、これを許してこられたのだろうと思います。防衛省の事務方とメディアの情報をもっと疑って、別の情報を探られたらどうでしょうか。

私は、今日指摘している問題は、本来、私ではなく、防衛力の抜本的強化が必要だと思っている皆さんこそが防衛省・自衛隊を厳しく監督すべきだと思います。

中谷大臣、防衛大臣すら、先ほど、改善策を口にすると疎まれるというようなことで、苦労するという、防衛省の問題への対応について総理と相談されてはいかがでしょうか。

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