済みません、ちょっと私にとっては非常に驚きのことなんですけれども、ちょっとよく調べてこなかったということではありますけれども。
私、当時、東京都議会議員をしておりまして、石原慎太郎都知事がこれ尖閣を買うんだということに賛意を示し、私も、この尖閣、その当時ですね、尖閣の視察に行きました、漁船に乗ってですね。この尖閣の在り方をどうすべきかと、東京都が買ってどうこれを活用すべきかということを考えたわけであります。
東京都はこの尖閣を活用するために基金を募りまして、これ、十四億円もの基金が広く国民から集められたという実態がございます。ですから、この十四億円を使って尖閣の購入及びその当時は漁船の船着場等々を造ろうという話であったわけですけれども、それが突如として国が買うということになったわけであります。まあそれ、東京都が買ったら石原さんが何するか分からないということの中で、そういう警戒して買ったんだろうということではありますけれども、でも、今の岩屋大臣の、民主党政権時の答弁ということでは、中国とも相談をしながら買ったということでありまして、私はこれはおかしなことだなと、本当におかしなことだなというふうに思いますし、また、私はなぜこの実効支配の強化ということがこれまでされてこなかったのかということについて極めて疑問だったわけであります。
東京都も、これ十四億円もうしっかり使ってくれということで、これ国に対して要望も出しているんですね。だけれども、これは、全く実効支配の強化策というのは動いてこなかったわけですが、それは、その経緯の中の中国とのその様々な話合いの中で、これについて何らかの取決めがあるのか、何らかのつながりがあるのか、これについてはいかがでしょうか。
75
岩屋毅(自民)外務大臣
元議員さんの御発言についてコメントすることは控えたいと思いますけれども、野田政権時代の二〇一二年九月、政府は当時の土地の所有者から土地の所有権を取得するに至ったものでありますけれども、このことは本来、他の国や地域との間で何ら問題を惹起すべきものではないと思います。
私自身は当時の政権の認識についてつまびらかに承知しているわけではありませんけれども、両国の外交当局間で一定の意思疎通がなされていたというふうに承知をしております。
この発言のページ
76
柳ヶ瀬裕文(維新)
ごめんなさい、もう一度聞きたいんですけど、今、外交上、中国と一定の意思疎通はされていたということでしょうか。
この発言のページ
77
岩屋毅(自民)外務大臣
外交上のやり取りですから、その逐一をお答えすることは適切ではないと思いますけれども、当時の野田総理は国会において、我が国として尖閣諸島をめぐる事態が日中関係の大局に影響を与えることは望んでおらず、大局的観点から、中国との関係を細心の注意を持って処理するべく、中国に対して事前に必要な説明を実施してまいりましたと答弁されていると承知をしております。
この発言のページ
- (上の発言)
78
柳ヶ瀬裕文(維新)
済みません、ちょっと私にとっては非常に驚きのことなんですけれども、ちょっとよく調べてこなかったということではありますけれども。
私、当時、東京都議会議員をしておりまして、石原慎太郎都知事がこれ尖閣を買うんだということに賛意を示し、私も、この尖閣、その当時ですね、尖閣の視察に行きました、漁船に乗ってですね。この尖閣の在り方をどうすべきかと、東京都が買ってどうこれを活用すべきかということを考えたわけであります。
東京都はこの尖閣を活用するために基金を募りまして、これ、十四億円もの基金が広く国民から集められたという実態がございます。ですから、この十四億円を使って尖閣の購入及びその当時は漁船の船着場等々を造ろうという話であったわけですけれども、それが突如として国が買うということになったわけであります。まあそれ、東京都が買ったら石原さんが何するか分からないということの中で、そういう警戒して買ったんだろうということではありますけれども、でも、今の岩屋大臣の、民主党政権時の答弁ということでは、中国とも相談をしながら買ったということでありまして、私はこれはおかしなことだなと、本当におかしなことだなというふうに思いますし、また、私はなぜこの実効支配の強化ということがこれまでされてこなかったのかということについて極めて疑問だったわけであります。
東京都も、これ十四億円もうしっかり使ってくれということで、これ国に対して要望も出しているんですね。だけれども、これは、全く実効支配の強化策というのは動いてこなかったわけですが、それは、その経緯の中の中国とのその様々な話合いの中で、これについて何らかの取決めがあるのか、何らかのつながりがあるのか、これについてはいかがでしょうか。
79柏柏原裕外務省大臣官房参事官
お答えいたします。
先ほどの岩屋大臣の答弁からの補足説明でございますけれども、野田総理が国会において答弁されたのは、中国に対して事前に必要な説明を実施してまいりましたと、説明を実施したということでございまして、相談をしたということでは、そういうことを答弁されたわけではないというふうに承知をしております。
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80
柳ヶ瀬裕文(維新)
じゃ、これ、実効支配について何らかの取決めがあるわけではないということですよね。それは、そうですよね。で、説明をしたと、必要な説明をしたと。まあ私は、説明する必要があったのかどうかということも、これは非常に疑義がありますけれども。
では、この実効支配を今しっかりと進めていくような状況にあるんではないかというふうに思いますけれども、その認識について、岩屋外務大臣の見解を伺いたいと思います。
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81
岩屋毅(自民)外務大臣
これは石破総理も答弁をしておられますが、実効支配を強化していく必要はあるというふうに答弁しておられます。
その上で、尖閣諸島及び周辺海域を安定的に維持管理するための具体的な方策については様々な選択肢があり得ると思いますけれども、実際にどのような方策を取るのかということについては戦略的な観点から判断をしていかなければいけないというふうに考えております。
いずれにしても、今後とも、我が国の領土、領海、領空を断固として守り抜くという決意の下に、毅然かつ冷静に対処してまいりたいと思います。
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