お答えいたします。
防衛力整備計画におきまして、令和九年度までにスタンドオフミサイルを実戦的に運用する能力を、おおむね十年後までにより先進的なスタンドオフミサイルを運用する能力を獲得することを目標とし、特徴が異なる様々なスタンドオフミサイルを整備することといたしております。
具体的には、防衛省が導入するスタンドオフミサイルは、速度、飛翔の態様、こういう面で三つの種類に大別される。そして、一つが亜音速で飛翔する一二式の地対艦誘導弾能力向上型、あとトマホーク、JSM、JASSM、二つ目は高高度を高速滑空飛翔する高速滑空弾、三つ目が極超音速の速度域で飛翔する極超音速誘導弾等を今後整備していく考えでございます。
その上で、令和七年度には、トマホークの取得及び地上発射型の一二式地対艦誘導弾の能力向上型の部隊配備を当初の計画から一年前倒しで開始する予定でございます。
トマホークにつきましては、弾薬の取得に加えまして、イージス艦「ちょうかい」にトマホーク発射機能を付加するための改修も令和七年度に行う予定でございますが、その具体的な時期については現在調整中でございます。
一二式地対艦誘導弾能力向上型の具体的な配備先や時期につきましては検討中であり、まだ決まっておりませんが、なお、スタンドオフミサイルの弾薬等の具体的な数量につきましては、自衛隊の能力が明らかになるおそれがあるため、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
このほか、現時点で、島嶼防衛用高速滑空弾の部隊配備を令和八年度から開始するとともに、空対地ミサイルであるJASSMの配備を令和九年度から開始する計画でございますけれども、具体的な配備先や時期は現在検討中でございます。
また、その他のスタンドオフミサイルの配備先や時期についても現在検討しているところでございます。
以上です。
194
伊波洋一政府参考人など
二月五日の衆議院予算委員会における赤嶺政賢議員の指摘のとおり、二〇二五年度末までに投入される埋立土砂量は全体計画の一七・五%にとどまる一方、二〇二五年度末で総工費の約八一%が支出されます。九千三百億円というのは、およそ実態と懸け離れた過少な金額です。
辺野古の是非にかかわらず、財政の観点からでも、このようなずさんな予算の支出が許されるべきではありません。防衛省には、改めて辺野古工事の見積りを出し直すよう強く求めます。
委員長、よろしくお願いします。
この発言のページ
195
滝沢求(自民)
後刻理事会にて協議いたします。
この発言のページ
196
伊波洋一政府参考人など
次に、安保三文書について伺います。
現在、安保三文書における反撃能力、敵基地攻撃能力整備の方針に基づき、敵の脅威圏外から攻撃可能なスタンドオフミサイル配備が進められています。来年度においてどのような配備が予定されているのでしょうか。量、時期、場所、また今後どのような計画になっていますか、簡潔にお示しください。
この発言のページ
- (上の発言)
197青青柳肇防衛省整備計画局長
お答えいたします。
防衛力整備計画におきまして、令和九年度までにスタンドオフミサイルを実戦的に運用する能力を、おおむね十年後までにより先進的なスタンドオフミサイルを運用する能力を獲得することを目標とし、特徴が異なる様々なスタンドオフミサイルを整備することといたしております。
具体的には、防衛省が導入するスタンドオフミサイルは、速度、飛翔の態様、こういう面で三つの種類に大別される。そして、一つが亜音速で飛翔する一二式の地対艦誘導弾能力向上型、あとトマホーク、JSM、JASSM、二つ目は高高度を高速滑空飛翔する高速滑空弾、三つ目が極超音速の速度域で飛翔する極超音速誘導弾等を今後整備していく考えでございます。
その上で、令和七年度には、トマホークの取得及び地上発射型の一二式地対艦誘導弾の能力向上型の部隊配備を当初の計画から一年前倒しで開始する予定でございます。
トマホークにつきましては、弾薬の取得に加えまして、イージス艦「ちょうかい」にトマホーク発射機能を付加するための改修も令和七年度に行う予定でございますが、その具体的な時期については現在調整中でございます。
一二式地対艦誘導弾能力向上型の具体的な配備先や時期につきましては検討中であり、まだ決まっておりませんが、なお、スタンドオフミサイルの弾薬等の具体的な数量につきましては、自衛隊の能力が明らかになるおそれがあるため、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
このほか、現時点で、島嶼防衛用高速滑空弾の部隊配備を令和八年度から開始するとともに、空対地ミサイルであるJASSMの配備を令和九年度から開始する計画でございますけれども、具体的な配備先や時期は現在検討中でございます。
また、その他のスタンドオフミサイルの配備先や時期についても現在検討しているところでございます。
以上です。
198
伊波洋一政府参考人など
スタンドオフミサイルは日本の領土、領海に配備されますが、配付資料③にあるように、これらのミサイルは全て中国のミサイルの射程距離内です。つまり、射程距離だけでは敵の脅威圏外から攻撃するスタンドオフにはなりようがありません。すなわち、敵として想定する中国に対して不意打ち、先制攻撃するしか、スタンドオフになりようがないのです。このことは、防衛省資料④においても、「我が国への侵攻そのものを抑止するために、遠距離から侵攻戦力を阻止・排除」と明記され、我が国への侵攻を前に先制攻撃的に使用することが示されています。
スタンドオフミサイルは、存立危機事態において敵の我…
この発言のページ
199
中谷元(自民)防衛大臣
何度も御説明をしておりますけれども、このスタンドオフミサイルというのは、我が国への侵略を試みる艦艇、また上陸部隊に対して、自衛隊員の安全を確保しつつ脅威圏の外からの対処を行うことを目的に整備をしているものであります。
その上で申し上げますと、憲法九条で認められる武力行使につきましては武力行使の三要件に該当する場合の自衛の措置に限られると解しておりまして、武力攻撃が発生しない段階で自ら先に攻撃をする先制攻撃、これは許されないことでありますので、御指摘をいただいた点につきましては該当しないんではないかと思います。
この発言のページ
200
伊波洋一政府参考人など
既に我が国は集団的自衛権の行使を容認をしております。つまり、集団的自衛権行使というのは我が国が攻撃されていなくても同盟国のために攻撃等はできるんだということでございますから、その点はもう既に我が国はそういう国なんだということを理解した方がいいんじゃないでしょうか。
このほか、長期戦を戦うための武器、弾薬の積み増し、弾薬庫の整備やミサイルを含むCBRNE攻撃に耐える施設の改修など、持続性、強靱性の目的で、五年間で四十三兆円のうち最大十五兆円が割り振られています。これらの地上に固定された軍事目標は戦争の初期の段階で攻撃を受けます。それを前提に持続性、強靱性…
この発言のページ