れいわ新選組の櫛渕万里です。
昨年十二月二十三日のこの委員会で、土砂撤去に関する自衛隊派遣について、坂井防災大臣とのやり取りが不明瞭なままでしたので、今日は引き続きお聞きしてまいります。
さて、道路や宅地、農地に土砂や流木がたまって困っている、このままでは冬が越せない、除雪車も入れない、自衛隊に来てもらえないかという被災地の懸命な叫びを、昨年後半、政府は無視しました。その結果、今でも土砂撤去の作業は続いています。
これは珠洲市の一部の状況です。パネル一、御覧ください。私の事務所で市の担当者に確認したところ、この地区では、豪雨で土砂災害が発生し、半壊や全壊の被害がほとんどとされ、地震に豪雨が追い打ちをかけた典型例と言えるケースです。例えば、下の赤い字のところ、三月の最終週にようやく作業開始だったりするんですね。応急対応の通路確保の土砂撤去でさえです。
重要なのは、これが予測されていたことです。パネル二、御覧ください。これは、れいわ新選組の山本太郎代表が珠洲市を訪れ、ボランティアセンターで聞き取りした内容ですが、十二月五日時点で土砂撤去未完了数は二百十六件、作業完了の見込みは二月から三月となっておりました。もしも昨年秋の早い段階で自衛隊を出していれば、被災者の状況は変わっていましたよ。終わっていたんじゃないですか。これはもう政府による人災とも言えます。
石川県の馳知事は、十一月一日に会見で、全てを建設業者に発注は困難とし、十一月十三日、自民党小野寺政調会長に、民有地の土砂撤去に自衛隊の派遣を含めた支援をと要請しています。そして、続く十一月十九日、私も参加した予算委員会の視察において、県知事は現場でこのように述べていました。少し長いですが、読み上げます。
実は私もボランティアで宅内の泥上げに行ってまいりました、今のところ、ざくっと二万人のボランティアが必要、一万一千人まで進んでいます、私も行きました、それ以来、私はせきが止まらなくなってしまったぐらい、つまり、健康問題を配慮しながら、宅内の土砂を出してあげないとこの冬を前にして生活ができない、今、実は内々に、できたら自衛隊をお願いできないかと申し上げています、当然、自衛隊の場合は公共性、緊急性、非代替性という原則があるのは存じておりますが、八方手を尽くしたんですけれども冬を前にして大変な状況になっている、こうおっしゃっています。
つまり、少なくともこの時点で知事は自衛隊派遣の三要件について認識した上で、それでも八方手を尽くして、ほかに手段がないから、予算委員会の委員長や理事にも自衛隊の出動をお願いしたことになります。
一方、十二月十六日の参議院予算委員会で、土砂撤去に対する自衛隊の出動を求めた山本太郎議員が質問した際、坂井大臣はこう答弁されています。以前その問題があったときに、馳知事から携帯で相談があり、自衛隊に確認したら出動の三要件に当たらないという回答だったと言って、実質、自衛隊派遣はできないと現地に返答したことを明らかにしていますね。
パネル三、次に御覧ください。こちらが昨年十二月二十三日の本委員会でのやり取りですが、電話はいつかと坂井大臣に私が質問したところ、その日のうちに、これは具体的に十一月二十二日とお答えになって、防衛省の幹部が今の時点では三要件に当たらないという認識だという認識をいただきましたと答弁されているんです。
しかし、昨年のこの委員会で、電話でのやり取りについてメモや記録は残していないという大臣のお答え、更に、私は防衛省幹部の判断を示す稟議書を出すよう委員会に要求しましたけれども、先日、ないということのお答えでした。また防衛省も、ほかの記録はないということなんですね。
坂井大臣、防衛政務官、記録を残さないのは、公文書管理法などの法令上、問題ではありませんか。お答えください。
73服服部卓也国土交通省大臣官房技術審議官
お答えを申し上げます。
被災後に迅速な復興まちづくりを行うには、平時から災害が発生した際のことを想定し、事前に体制と手順の検討、建物や土地利用状況などの必要なデータの整備、復興まちづくりの目標の検討などを行う復興事前準備に取り組むことが重要だと考えてございます。
議員御指摘のとおり、復興事前準備の取組状況は一定程度定着してきていると考えられますけれども、体制や手順の事前検討にとどまっているところもあり、今後は復興まちづくりの目標などの検討が求められております。より一層、復興事前準備の取組を推進するためにも、事前復興まちづくり計画の策定を推進する必要が…
この発言のページ
74中中川宏昌(公明)
ありがとうございました。
今日は様々な委員からも出ているんですけれども、やはり平時のときにどれだけ備えをしておくか、これが減災になってくると思いますので、是非そういったことを念頭に、各自治体に呼びかけ、そして支援をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で終わります。ありがとうございました。
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75
金子恭之(自民)
次に、櫛渕万里さん。
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- (上の発言)
76
櫛渕万里(れいわ)
れいわ新選組の櫛渕万里です。
昨年十二月二十三日のこの委員会で、土砂撤去に関する自衛隊派遣について、坂井防災大臣とのやり取りが不明瞭なままでしたので、今日は引き続きお聞きしてまいります。
さて、道路や宅地、農地に土砂や流木がたまって困っている、このままでは冬が越せない、除雪車も入れない、自衛隊に来てもらえないかという被災地の懸命な叫びを、昨年後半、政府は無視しました。その結果、今でも土砂撤去の作業は続いています。
これは珠洲市の一部の状況です。パネル一、御覧ください。私の事務所で市の担当者に確認したところ、この地区では、豪雨で土砂災害が発生し、半壊や全壊の被害がほとんどとされ、地震に豪雨が追い打ちをかけた典型例と言えるケースです。例えば、下の赤い字のところ、三月の最終週にようやく作業開始だったりするんですね。応急対応の通路確保の土砂撤去でさえです。
重要なのは、これが予測されていたことです。パネル二、御覧ください。これは、れいわ新選組の山本太郎代表が珠洲市を訪れ、ボランティアセンターで聞き取りした内容ですが、十二月五日時点で土砂撤去未完了数は二百十六件、作業完了の見込みは二月から三月となっておりました。もしも昨年秋の早い段階で自衛隊を出していれば、被災者の状況は変わっていましたよ。終わっていたんじゃないですか。これはもう政府による人災とも言えます。
石川県の馳知事は、十一月一日に会見で、全てを建設業者に発注は困難とし、十一月十三日、自民党小野寺政調会長に、民有地の土砂撤去に自衛隊の派遣を含めた支援をと要請しています。そして、続く十一月十九日、私も参加した予算委員会の視察において、県知事は現場でこのように述べていました。少し長いですが、読み上げます。
実は私もボランティアで宅内の泥上げに行ってまいりました、今のところ、ざくっと二万人のボランティアが必要、一万一千人まで進んでいます、私も行きました、それ以来、私はせきが止まらなくなってしまったぐらい、つまり、健康問題を配慮しながら、宅内の土砂を出してあげないとこの冬を前にして生活ができない、今、実は内々に、できたら自衛隊をお願いできないかと申し上げています、当然、自衛隊の場合は公共性、緊急性、非代替性という原則があるのは存じておりますが、八方手を尽くしたんですけれども冬を前にして大変な状況になっている、こうおっしゃっています。
つまり、少なくともこの時点で知事は自衛隊派遣の三要件について認識した上で、それでも八方手を尽くして、ほかに手段がないから、予算委員会の委員長や理事にも自衛隊の出動をお願いしたことになります。
一方、十二月十六日の参議院予算委員会で、土砂撤去に対する自衛隊の出動を求めた山本太郎議員が質問した際、坂井大臣はこう答弁されています。以前その問題があったときに、馳知事から携帯で相談があり、自衛隊に確認したら出動の三要件に当たらないという回答だったと言って、実質、自衛隊派遣はできないと現地に返答したことを明らかにしていますね。
パネル三、次に御覧ください。こちらが昨年十二月二十三日の本委員会でのやり取りですが、電話はいつかと坂井大臣に私が質問したところ、その日のうちに、これは具体的に十一月二十二日とお答えになって、防衛省の幹部が今の時点では三要件に当たらないという認識だという認識をいただきましたと答弁されているんです。
しかし、昨年のこの委員会で、電話でのやり取りについてメモや記録は残していないという大臣のお答え、更に、私は防衛省幹部の判断を示す稟議書を出すよう委員会に要求しましたけれども、先日、ないということのお答えでした。また防衛省も、ほかの記録はないということなんですね。
坂井大臣、防衛政務官、記録を残さないのは、公文書管理法などの法令上、問題ではありませんか。お答えください。
77
金子容三(自民)防衛大臣政務官
お答えします。
十一月二十二日、坂井防災担当大臣から電話で防衛省幹部に、奥能登豪雨災害に伴う……(櫛渕委員「公文書管理上どうかとお聞きしています」と呼ぶ)ちょっと説明をさせてください。(櫛渕委員「時間が限られていますので端的にお願いします」と呼ぶ)はい。
自衛隊の活用できる範囲や自衛隊の派遣に係る三要件について問合せがあり、その時点において省内で共有されている内容を回答させていただきました。その時点において省内で共有されている内容を回答したものでありまして、何ら意思決定を伴わない一般的なやり取りにとどまるものであって、その一つ一つについて記録を残す性…
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78
坂井学(自民)国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災・海洋政策)
このときの馳知事からの電話でございますが、これは、年内に四百二十一件の宅内の土砂の撤去を何とか終わりたい、そのための支援をいただけないかということの相談であり、私が防衛省に電話をいたしましたのも状況を確認をするためでございましたので、ここは残すに当たらないと考えております。
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79
櫛渕万里(れいわ)
お答えの内容が質問と違うんですね。
公文書管理上、こうしたことのメモがない、記録がないということは問題と思いませんかとお聞きしているんですね。自衛隊という実力組織を動かすのかどうかという大きな判断に対して、こうした記録が一切ないということを問題だと思われないんですか。
意思決定を伴うものではないとか、今の段階ではとか、正式な要請ではないから三要件に当たるか判断していないとか言いますけれども、大臣は、三要件に当たらないと防衛省から聞いた、このようにはっきり答弁されているじゃありませんか。その趣旨を知事に伝えているんですよね。
もう一度、時系列を確認し…
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