ありがとうございます。
冒頭に申し上げました、全ての子供たちにその能力や意思に応じた質の高い教育を保障するというのは国の責務だということを踏まえますと、依然として深刻な教育格差が存在しているというファクトがいろいろと示されているということは、これは政府の責任でやはり解決していかなければいけない大問題なのであろうというふうに認識をしております。
この教育格差を何とかしようということで、例えば、私の地元であります東京都の中央区では、御存じだと思いますけれども、そこに本拠があるNPO法人のキッズドアさんという方たちがいらっしゃいますが、そういうキッズドアさんを始めとして、困窮家庭の子供たちへの無料の学習支援ですとか、放課後の時間を活用した様々な体験授業などを行ってくださっている団体というのが全国各地にございます。
しかし、本当は、こういった大切なことをNPOの皆さんのボランタリーなお気持ちに甘えてしまっているというような今の状況というのは本来おかしいと私は考えております。教育格差をなくしていくための努力というのは、本来は政府が率先して行っていくべきだと私は思います。
ある会議で、これは複数の与党の議員さんだったんですが、教育格差をなくすために活動をされているNPOの皆さんに対して、頑張ってください、応援していますというような声をかけていらっしゃっているのを聞いて、私としては強い違和感を感じました。それは、与党におられるんですから、頑張ってではなくて、御自身で政策で是非変えていっていただきたい、そのように思ったからでございます。
さて、全ての子供にその能力や意思に応じて質の高い教育というのを保障していくというためには、言うまでもなく質の高い教員を抜本的に増やすという必要もございます。来年度予算案、拝見をいたしましたけれども、この中にも、教職員の定数を五千八百人程度増やすということが書かれておりますけれども、大臣はこのような拡充で質と量、共に十分だというふうに御認識でしょうか。
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あべ俊子(自民)文部科学大臣
委員にお答えします。
まず、長岡科学技術大学の方にいらしたということでございまして、先日、私、視察をさせていただきまして、大変元気な大学でございまして、感銘を受けたところでございました。先生、そちらにいらしたということで、多分、質の高い教育に関しては本当によくお分かりだと思いますが。
教育基本法におきまして、国は、全国的な教育の機会均等と教育水準の維持向上を図るために、教育に関する施策を総合的に策定し、実施しなければいけないことというふうにされているところでございます。
このため、文部科学省といたしましては、子供たちの誰もが質の高い教育、これを受け…
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鳩山紀一郎(国民)
ありがとうございます。大臣も同じ御認識でいらっしゃって、安心いたしました。
このようにお伺いしたのは、今の日本においては、全ての子供たちにその能力や意思に応じた質の高い教育を保障するということが十分にはできていないというふうに考えておるからでございます。
お手元に資料を配らせていただきました。この図表は、現在は京都の龍谷大学というところで准教授をなさっておられる松岡亮二先生という方が二〇一九年に書かれました「教育格差」という書籍から抜粋をしたものであります。この書籍は、二〇一五年に実施をされました、十年に一回調査があるんですけれども、社会階層と社会移…
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あべ俊子(自民)文部科学大臣
誰一人取り残すことがない、また、質の高い学校教育を全国どこでも受けられるようにすることは大変重要なことだと思っておるところでございます。
そうした中で、家庭、地域の状況などにかかわらず、多様な学校行事などを含め、全ての子供たちが充実した教育活動に参加することができるように、国といたしましても必要な経済的支援などにも取り組んでいるところでございます。
子供たちの実態が多様化する中にありまして、子供の学習状況や興味また関心などの多様性を適切に把握をさせていただきながら、一人一人の可能性を最大限に伸ばす学びを実現していくためにも、教育施策を一層今後充実させ…
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- (上の発言)
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鳩山紀一郎(国民)
ありがとうございます。
冒頭に申し上げました、全ての子供たちにその能力や意思に応じた質の高い教育を保障するというのは国の責務だということを踏まえますと、依然として深刻な教育格差が存在しているというファクトがいろいろと示されているということは、これは政府の責任でやはり解決していかなければいけない大問題なのであろうというふうに認識をしております。
この教育格差を何とかしようということで、例えば、私の地元であります東京都の中央区では、御存じだと思いますけれども、そこに本拠があるNPO法人のキッズドアさんという方たちがいらっしゃいますが、そういうキッズドアさんを始めとして、困窮家庭の子供たちへの無料の学習支援ですとか、放課後の時間を活用した様々な体験授業などを行ってくださっている団体というのが全国各地にございます。
しかし、本当は、こういった大切なことをNPOの皆さんのボランタリーなお気持ちに甘えてしまっているというような今の状況というのは本来おかしいと私は考えております。教育格差をなくしていくための努力というのは、本来は政府が率先して行っていくべきだと私は思います。
ある会議で、これは複数の与党の議員さんだったんですが、教育格差をなくすために活動をされているNPOの皆さんに対して、頑張ってください、応援していますというような声をかけていらっしゃっているのを聞いて、私としては強い違和感を感じました。それは、与党におられるんですから、頑張ってではなくて、御自身で政策で是非変えていっていただきたい、そのように思ったからでございます。
さて、全ての子供にその能力や意思に応じて質の高い教育というのを保障していくというためには、言うまでもなく質の高い教員を抜本的に増やすという必要もございます。来年度予算案、拝見をいたしましたけれども、この中にも、教職員の定数を五千八百人程度増やすということが書かれておりますけれども、大臣はこのような拡充で質と量、共に十分だというふうに御認識でしょうか。
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あべ俊子(自民)文部科学大臣
教育をしていくのに、まさに優秀な人材が必要でございまして、教育は人なりとも言われるところでございます。そうした中で、特に技術革新などの社会変化、また教育課題の高度化と多様化を踏まえまして、特に、教師の在り方、指導体制の充実におきましても不断の検討と改善がまさに必要なときだというふうに考えているところでございます。
文部科学省といたしましては、優れた教師人材を確保するために、学校における働き方改革の更なる加速化と、また学校の指導、運営体制の充実、さらには教師の処遇改善など、一体的、総合的に進めていくことが本当に重要だというふうに考えているところでございま…
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鳩山紀一郎(国民)
ありがとうございます。
おっしゃったとおり、量も必要ですけれども、質を上げていく、そのために実際の仕事の内容の改革というのも必要だというふうに私は思っておりますが、そもそも論として、やはり人数自体は今以上に増やしていかないといけないのかなという認識を私としては持っております。
そういう意味では、教職員の定数が五千八百人ぐらい増えるというふうにされていますが、その横に自然減で八千八百人減るということが書いてございましたものですから、実質は人数がマイナスになっているというところも私としては大いに心配するところでございます。
申し上げておりますとおり、能…
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52望望月禎文部科学省初等中等教育局長
先生御指摘のとおり、小学校におきまして教科担任制を進めていくということは、我々としても大変重要だと思っております。
そういう意味で、小学校の五、六年生につきまして、まず、教科担任制ということで定数を増やしてきたわけでございます。特に、一年前倒しで、今年度、小学校五、六年生が完成する形で進めてきたという経緯がございます。
その中で、学校教育法の施行規則で、年間の標準授業時数が、小学校四年生につきましては五、六年生それから中学校と同じだけの授業時数があるという観点から、まずは小学校四年生につきまして、来年度、教科担任制を拡充するために、定数改善の八百名を…
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