黒田秀郎厚生労働省老健局長

2025年2月27日・第217回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 114 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 320 発言)

お答え申し上げます。

キャリア段位制度は、介護現場の中にキャリアアップの仕組みとスキルアップの仕組み、両方位置づけて、介護職員の職務経験を処遇に結びつける認定制度として設けられたものでございますが、この仕組みは平成二十四年に内閣府において設けられたものでございます。その際、内閣府において実施団体の選定が行われまして、外部有識者及び内閣府で構成される選定評価委員会における審査の結果、複数の事業者の中からシルバーサービス振興会が選定をされた、内閣府の責任において選定をされたというふうに承知をしております。

その後、平成二十七年度に厚生労働省が内閣府からその事業を継承いたしまして、年度ごとに事業を実施する者を公募により選定の上、シルバーサービス振興会に対して予算事業として補助を行ってきたところですが、平成三十年度にその補助が廃止をされまして、結果として、以後はシルバーサービス振興会単独の事業として継続をされているというのが経緯でございます。

したがいまして、御指摘の理事長の云々という話と本事業の実施主体としての位置づけは、この選定された経緯からしても無関係だということを申し上げておきます。

それから、もう一点お尋ねがございました。知識と実践のスキルの両面を評価する類似の制度があるかというお尋ねでございます。

介護職員の技能を評価する仕組みにつきましては、民間でも、キャリアパスモデルを示して、先生が御紹介いただいたものはその類いだと思いますが、キャリアパスモデルを提示をしているという類いのものについては複数ございます。

一方で、キャリア段位のように、全国共通の基準で現場の知識や実践的なスキルを複数段階で評価をして、キャリアアップとスキルアップの双方に役立てていくというものとしては、類似の制度は承知をしてございません。

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