御質問ありがとうございます。
学校給食の無償化につきましても、大変高い意義があると思っております。
実は、最近、私の元に、自治体、例えば首長さんたちも含みますけれども、からの一番お問合せが多かったのが、学校無償化は実現できますかということです。全国の三割程度の自治体が学校給食を無償化している中で、若い世代にその地域に住み続けてもらう、あるいは住みに来てもらうということも含めて、給食の無償化というのが若い人たちにとって不可欠な政策なんだという認識が広がりつつあるからです。
しかしながら、我が国では、一九六四年の最高裁判決において、授業料無償説といいまして、授業料が無償ですというのが憲法に定めたことですということで、実は、研究者たちも半ば諦めぎみだったんです。ただ、今回の学校給食の無償化は、一九六四年の最高裁の司法の判断というものを政治の力が子供たちのために変えてくださったんだということで、私自身は大変高い意義があると思っております。
現実に、ごく一部の低所得層の子供しか、就学援助制度というものによって給食は無償ではないわけです。ただし、親たちの願いは、義務教育で学校に行かせているんでしたら、そこの給食はなぜ親が払うんだろうという疑問はあったんですね。親が就学義務を果たしているということではある。
このように、親の負担という面もございますが、子供の権利の視点からは、高校と同じで、全ての子供たちの教育上の意義も高い学校給食について無償化していくということは、子供の権利の視点、育つ視点からも大変大事だということでございます。
あわせまして、学校現場を悩ませている未納問題につきましても、義務教育の全ての学校がそこから解放される、子供たちの間に差別をしなくていいんだという先生たちの精神的な負担感も含めての軽減にもなっていくという意味でいいますと、大変に重要な御判断であるというふうに考えております。
御質問ありがとうございました。
151
神谷裕(立憲)
ありがとうございます。
もう一度、清水公述人にお伺いをしたいんですけれども、清水公述人は、御案内のとおり、教育について大変造詣が深いというふうに承知をいたしております。
本予算委員会でも、高等学校の無償化であったり学校給食の無償化など、多くの議論がなされました。特に、給特法については、先ほどもお触れをいただきましたけれども、給特法は、長時間労働に対するいわゆる残業代相当の一部を増やしましょうみたいな施策に今回なるような状況でございまして、いわゆる超勤、多忙化の解消、この間大変に問題になっていたのはそちらだと思うんですけれども、必ずしもその解決策には到…
この発言のページ
152清清水秀行日本労働組合総連合会事務局長
給特法に関わると、私も学校現場の出身でございますので、いわゆる文科省が昨年八月に取りまとめた中教審の答申に基づいて、今回、教職調整額の一〇%引上げの提言をされたことを踏まえて、まずは一%ということでございます。これが、将来的に平均の時間外在校時間を月二十時間に減らすということも条件の一つに入っていますので、そういったことが実現されれば、このことも大きな意義があるのかなというふうに思っています。ただ、この一%をまず引き上げることが現状の勤務実態に見合っているかというと、現場からは、当然見合っていないという声が強くございます。
給特法については、長時間労働…
この発言のページ
153
神谷裕(立憲)
ありがとうございます。
我々もしっかりとこの問題に取り組んでいきたいと思います。
続いて、末冨教授にお伺いをしたいと思います。
末冨教授からは、先ほど高校修学支援制度の拡充の意義についてお話をいただきました。末冨教授にも御指摘をいただきましたけれども、所得制限のない児童手当や幼児教育の無償化、義務教育の無償化が既に実施されておりますし、教育、子育てを社会で支えていこうという考え方は広く受け入れられているというふうに思います。立憲民主党でも、社会で子供を育てていくんだ、教育を、家庭の中の問題から社会で応援していくべきであるというふうに訴えてまいってい…
この発言のページ
- (上の発言)
154末末冨芳日本大学文理学部教授
御質問ありがとうございます。
学校給食の無償化につきましても、大変高い意義があると思っております。
実は、最近、私の元に、自治体、例えば首長さんたちも含みますけれども、からの一番お問合せが多かったのが、学校無償化は実現できますかということです。全国の三割程度の自治体が学校給食を無償化している中で、若い世代にその地域に住み続けてもらう、あるいは住みに来てもらうということも含めて、給食の無償化というのが若い人たちにとって不可欠な政策なんだという認識が広がりつつあるからです。
しかしながら、我が国では、一九六四年の最高裁判決において、授業料無償説といいまして、授業料が無償ですというのが憲法に定めたことですということで、実は、研究者たちも半ば諦めぎみだったんです。ただ、今回の学校給食の無償化は、一九六四年の最高裁の司法の判断というものを政治の力が子供たちのために変えてくださったんだということで、私自身は大変高い意義があると思っております。
現実に、ごく一部の低所得層の子供しか、就学援助制度というものによって給食は無償ではないわけです。ただし、親たちの願いは、義務教育で学校に行かせているんでしたら、そこの給食はなぜ親が払うんだろうという疑問はあったんですね。親が就学義務を果たしているということではある。
このように、親の負担という面もございますが、子供の権利の視点からは、高校と同じで、全ての子供たちの教育上の意義も高い学校給食について無償化していくということは、子供の権利の視点、育つ視点からも大変大事だということでございます。
あわせまして、学校現場を悩ませている未納問題につきましても、義務教育の全ての学校がそこから解放される、子供たちの間に差別をしなくていいんだという先生たちの精神的な負担感も含めての軽減にもなっていくという意味でいいますと、大変に重要な御判断であるというふうに考えております。
御質問ありがとうございました。
155
神谷裕(立憲)
ありがとうございます。大変重要な観点だと思っておりますし、我々もしっかり無償化を進めていきたい、このように思っておるところでございます。
それでは、もう一度、清水公述人にお伺いをしたいと思いますが、先ほどの公述におきましても、公平、連帯、納得の税制改正の実現について言及をいただきました。
この予算審議においては、働く皆さんの手取りをいかに増やしていくかの議論の下に、いわゆる百三万円であるとか百六万円、百三十万円などの様々な壁対策についても議論がされてきたところでございます。
特に、立憲民主党では、百三十万円の崖対策について、法案も出しつつ、この予算…
この発言のページ
156清清水秀行日本労働組合総連合会事務局長
御質問ありがとうございます。
神谷議員からありましたとおりでございますが、まず、様々な部分において、予算案を、修正案を出される中で議論をされているということについて、学校現場や、あるいはそれぞれの労働組合の現場からも非常に大きな期待の声がございます。
限られた財源でございますので、そういった中でどこまでできるのかということはありますが、まず、物価対策の一つとして、いわゆる暫定税率の部分、これについては是非やってほしいという声がございますので、この部分の展開をお願いしたいと思います。
それから、やはり社会保障のお金、これが税額でいくのか、それとも保険…
この発言のページ
157
安住淳(立憲)
ちょっと私語がうるさい。慎んで、そこ。自民党、私語がうるさい。
どうぞ続けてください。
この発言のページ