石破総理は、受賞が決まってすぐ、私のところに電話をよこされました。私が、一番最初に申しましたように、全く想定していなかったので、そのときは自宅にもいなかったし、テレビも見ていなくて、結局、十回ぐらい電話をかけてこられて、その日はつながりませんでしたので、翌日の十二日にこちらの方から電話をして総理とお話ししました。
そのとき、新聞にも報道されておりますけれども、自分は、小学校のときにアメリカから返還された日本の原爆の被害の映画等を見せてもらった、それを見て、原爆の被害というのはすごいのだというふうに子供ながらに感じて、それから、中学生のときに広島の資料館に見学に行った、そして具体的にいろいろなものを見て話も聞いた、核兵器は絶対に使ってはいけない兵器だ、将来なくさなくてはいけない兵器だと固く信じております、しかしという電話だったんですね。しかし、日本の今の置かれている安全保障の状況は厳しいものがある、だから理想論だけではいかないというところまで言いまして、時間がもう、電話をやっているわけですから、後にまたしましょうという、総理も言いましたし、だから、私も、後でまたお話ししましょうという約束をして、この前、改めて官邸で会見をいたしました。
しかし、私どもの意見を、一分とか、私は一分だとか言われましたけれども、三分だとか聞いていただいて、あとは五、六分、あと、最後に総理が自分の見解をおっしゃいました。防衛が必要だ、最後にはシェルターが必要だとまでおっしゃいました。核兵器にシェルターがいかに滑稽であるかというのはもう知られていることなんですけれども、そこまでおっしゃって、時間が参りましたので私は失礼いたします、もう何も言うことがなかったので、改めてまたお話をしたいと思いますということだけ残して別れました。
以上です。
92本本村伸子(共産)
ありがとうございます。
またもう一問、田中さんにお伺いをしたいと思います。
田中さんは、世界中の国々の方々、地域の方々と交流をされ、意見交換もされているというふうに思いますけれども、核兵器禁止条約に関する日本政府の態度に関して諸外国の方々から様々言われることもあるというふうに思うんですけれども、どのように言われ、そして田中さんがどのように感じてきたかという点をお伺いをしたいと思います。
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93田田中熙巳日本原水爆被害者団体協議会代表委員
私どもが、なぜ日本の政府は参加しないんだと言われるわけですね。一番悔しい、恥ずかしいことなんですよね。日本の政府はあなたたちのことを聞いているでしょう、そうしたら、こういう条約には進んで参加してこなくてはいけないし、国が核兵器というのはどういうものかというのを世界の人々に言うべきじゃないのか、何で言わないのかというふうに言われることは、私は非常に悔しいし、残念なのは、やはり私たちの力が足りないからだと思っているんです。私たちがそういう私たちの願いをちゃんと聞いてくれる政府をつくれていないというところが一番の根源ではないかと私は思っておりますので、そのため…
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94本本村伸子(共産)
ありがとうございます。
そうした政府をつくれていないことを本当に申し訳なく思っております。
石破総理と面会をされましたけれども、総理が持論を展開して反論する時間がなかったということですけれども、核抑止論を含めて、この場で是非反論をしていただけたらというふうに思っております。
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- (上の発言)
95田田中熙巳日本原水爆被害者団体協議会代表委員
石破総理は、受賞が決まってすぐ、私のところに電話をよこされました。私が、一番最初に申しましたように、全く想定していなかったので、そのときは自宅にもいなかったし、テレビも見ていなくて、結局、十回ぐらい電話をかけてこられて、その日はつながりませんでしたので、翌日の十二日にこちらの方から電話をして総理とお話ししました。
そのとき、新聞にも報道されておりますけれども、自分は、小学校のときにアメリカから返還された日本の原爆の被害の映画等を見せてもらった、それを見て、原爆の被害というのはすごいのだというふうに子供ながらに感じて、それから、中学生のときに広島の資料館に見学に行った、そして具体的にいろいろなものを見て話も聞いた、核兵器は絶対に使ってはいけない兵器だ、将来なくさなくてはいけない兵器だと固く信じております、しかしという電話だったんですね。しかし、日本の今の置かれている安全保障の状況は厳しいものがある、だから理想論だけではいかないというところまで言いまして、時間がもう、電話をやっているわけですから、後にまたしましょうという、総理も言いましたし、だから、私も、後でまたお話ししましょうという約束をして、この前、改めて官邸で会見をいたしました。
しかし、私どもの意見を、一分とか、私は一分だとか言われましたけれども、三分だとか聞いていただいて、あとは五、六分、あと、最後に総理が自分の見解をおっしゃいました。防衛が必要だ、最後にはシェルターが必要だとまでおっしゃいました。核兵器にシェルターがいかに滑稽であるかというのはもう知られていることなんですけれども、そこまでおっしゃって、時間が参りましたので私は失礼いたします、もう何も言うことがなかったので、改めてまたお話をしたいと思いますということだけ残して別れました。
以上です。
96本本村伸子(共産)
ありがとうございます。
核兵器禁止条約にとどまらず、核兵器廃絶条約に言及をされておられますけれども、その点についてももう少し詳しく教えていただければというふうに思っております。
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97田田中熙巳日本原水爆被害者団体協議会代表委員
私どもは最初から核兵器禁止と廃絶を一体にした条約を作ってほしいというのを長い間要求してきたんですけれども、一〇年ぐらいから、やはり禁止をまずさせようという国際的な流れができてきて、そして二〇一七年の禁止条約の採択になったんですね。ですけれども、廃絶のことは何にもあの条約の中にはないわけですね。厳しく、使ってはいけないということが内容になっています。
だから、なくさなくてはいけないというのが現実だと思うんです、あれば使われることは間違いないわけですから。だから、なくすためにはどうするか。新しい条約を作るかということになると、実は、廃絶条約のモデル条約がも…
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98本本村伸子(共産)
ありがとうございます。
先ほど核抑止論に対する反論ということもお伺いしたんですけれども、もう一度、核抑止論に対する反論を是非お聞かせいただければと思います。
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