櫻井鼓追手門学院大学心理学部教授

2025年3月26日・第217回国会 衆議院 法務委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 91 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 110 発言)

ありがとうございます。

私は、性加害ということでは少年に携わってきたという経験があります。性加害の子供たちというのを見ていると、やはり行動としてはエスカレーションするというふうには感じています。これが研究ベースでそういうふうに言われているかということはありますけれども、臨床経験としてはそうです。例えば、遠くから見ているものが徐々に近づいていって、そして身体接触に及ぶということがあると思うんですね。ですので、そういったエスカレーションしやすいということはあります。

それから、子供であっても性的な加害の行為の要因というのは本当に様々で、例えば本当に好きな子に、はやされて、そしてキスをしてしまうというような行為もありますけれども、例えば体操着を盗むとかリコーダーを盗むというような、少し性的ではないようなところからでも性的な加害行為が認められるというような子供もいまして、本当に性加害少年、性加害者といってもその背景は様々だと思います。

ただ、様々とは申しましても、一つには、やはり認知のゆがみというようなこともあると思いまして、例えば家族内の兄弟間の性加害、性被害というような場合でも、家族だからいいと思ったというようなことを述べる子供もいるんですね。ですので、そういった認知のゆがみというようなこともやはり原因だと思いますので、そういった治療ということがやはり専門的に進められていく必要があるように感じています。

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