望月禎文部科学省初等中等教育局長

2025年6月18日・第217回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 107 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 158 発言)

先般の参考人質疑で大森参考人の方からそうした御提案があったということを承知してございます。

参考人の御提案のように、一日当たりの授業時数に一律の上限を設けるということになりますと、地域や学校の創意工夫の余地を狭めるというだけではなく、望ましい資質、能力の向上、育成に必要な学習時間が確保できない、あるいは学校外での学習機会に恵まれた子供とそうでない子供の間に大きな教育格差が広がるおそれもあるなどの観点も含めて、慎重に検討すべきじゃないかと考えてございます。

一単位時間、小学校では四十五分、中学校では五十分という、そうしたもの、一単位時間の扱いなども、各学校の工夫により、今、研究開発校の仕組みですけれども、これを、時間を生み出すために四十分あるいは四十五分にしている、そういう取組も進んでいますけれども、そうした全体の教育課程の編成に当たりましては、学校の創意工夫というものを、地域の状況も踏まえて、学校の状況も踏まえて、尊重しなきゃいけない部分もあるかと思っています。

上限設定ということが、一律に行うということが必ずしも子供のために、あるいは学校のためによいかどうかというのは、慎重に検討すべきだと考えてございます。

一方で、過度な負担を軽減する観点からは、各学校の授業時数の見直しや週当たりのこま数の平準化の促進、あるいは一定の要件の下で各教科の標準授業時数を裁量的な時間に充てられるようにするといったことも議論を行ってございますので、全体として教育の質の向上につながるように、引き続き丁寧な議論を進めてまいります。

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