先般の参考人質疑で大森参考人の方からそうした御提案があったということを承知してございます。
参考人の御提案のように、一日当たりの授業時数に一律の上限を設けるということになりますと、地域や学校の創意工夫の余地を狭めるというだけではなく、望ましい資質、能力の向上、育成に必要な学習時間が確保できない、あるいは学校外での学習機会に恵まれた子供とそうでない子供の間に大きな教育格差が広がるおそれもあるなどの観点も含めて、慎重に検討すべきじゃないかと考えてございます。
一単位時間、小学校では四十五分、中学校では五十分という、そうしたもの、一単位時間の扱いなども、各学校の工夫により、今、研究開発校の仕組みですけれども、これを、時間を生み出すために四十分あるいは四十五分にしている、そういう取組も進んでいますけれども、そうした全体の教育課程の編成に当たりましては、学校の創意工夫というものを、地域の状況も踏まえて、学校の状況も踏まえて、尊重しなきゃいけない部分もあるかと思っています。
上限設定ということが、一律に行うということが必ずしも子供のために、あるいは学校のためによいかどうかというのは、慎重に検討すべきだと考えてございます。
一方で、過度な負担を軽減する観点からは、各学校の授業時数の見直しや週当たりのこま数の平準化の促進、あるいは一定の要件の下で各教科の標準授業時数を裁量的な時間に充てられるようにするといったことも議論を行ってございますので、全体として教育の質の向上につながるように、引き続き丁寧な議論を進めてまいります。
104ううるま譲司(維新)
是非、様々なところから声を聞いていただくように、研究指定校だけではなく、そういったところ、よろしくお願いしたいと思います。
あとは文科省の二〇〇三年通知の見直しについてお伺いしたいんですけれども、これも大森参考人や澤田参考人が、二〇〇三年の文科省通知によって標準時間を上回ることが望ましいという解釈がなされ、現場に実質的な上限がなくなっているような状態であるという指摘がございました。標準とは、本来、上回っても下回ってもよいというものではあると思っておりますので、通知を見直す考えはあるのかお伺いしたいと思います。
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105望望月禎文部科学省初等中等教育局長
御指摘の二〇〇三年の文部科学省通知でございますけれども、これは計画段階から標準授業時数を下回ることがないよう教育の質の確保の観点から求めるとともに、指導内容の確実な定着を図るために必要がある場合には標準を上回る適切な指導時間を確保する、そうした配慮を要請しているところでございます。
児童生徒の学力低下に関わる懸念が、当時、大臣からもさっき御答弁させていただきましたけれども、社会全体に広がる中におきまして、標準時数を大きく下回る事例も指摘されていた、そうしたことも踏まえまして、標準時数の運用の在り方につきまして指導助言の一環として発出をしたものでございま…
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106ううるま譲司(維新)
検討してまいるということでありますが、あと、下回っても法令違反ではないということもおっしゃっておられるということでありますので、それであっても、やはり明確にリセットすることも必要なのかなとは思っております。
続きまして、小中学校における一日当たりの授業時間の上限設定なんですけれども、大森参考人の意見の中に、教育課程の肥大化を抑制するために、小学校では一日五時間まで、中学校でも六時間は週二回までに制限すべきという御提案がございました。この上限設定について、文科省の御見解をお伺いいたします。
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- (上の発言)
107望望月禎文部科学省初等中等教育局長
先般の参考人質疑で大森参考人の方からそうした御提案があったということを承知してございます。
参考人の御提案のように、一日当たりの授業時数に一律の上限を設けるということになりますと、地域や学校の創意工夫の余地を狭めるというだけではなく、望ましい資質、能力の向上、育成に必要な学習時間が確保できない、あるいは学校外での学習機会に恵まれた子供とそうでない子供の間に大きな教育格差が広がるおそれもあるなどの観点も含めて、慎重に検討すべきじゃないかと考えてございます。
一単位時間、小学校では四十五分、中学校では五十分という、そうしたもの、一単位時間の扱いなども、各学校の工夫により、今、研究開発校の仕組みですけれども、これを、時間を生み出すために四十分あるいは四十五分にしている、そういう取組も進んでいますけれども、そうした全体の教育課程の編成に当たりましては、学校の創意工夫というものを、地域の状況も踏まえて、学校の状況も踏まえて、尊重しなきゃいけない部分もあるかと思っています。
上限設定ということが、一律に行うということが必ずしも子供のために、あるいは学校のためによいかどうかというのは、慎重に検討すべきだと考えてございます。
一方で、過度な負担を軽減する観点からは、各学校の授業時数の見直しや週当たりのこま数の平準化の促進、あるいは一定の要件の下で各教科の標準授業時数を裁量的な時間に充てられるようにするといったことも議論を行ってございますので、全体として教育の質の向上につながるように、引き続き丁寧な議論を進めてまいります。
108ううるま譲司(維新)
大森参考人が参考人質疑の際に、子供たちにすごく過度な負担がある、教員ももちろんですけれども、何かそういった事例も大森参考人が参考人の意見陳述のときにおっしゃっておられましたので、そういった過度な負担を解消する方法というのは様々あると思いますので、是非よろしくお願いしたいと思います。
最後に、これはこれまでもそうなんですけれども、亀井委員も先ほど御質問されていたところなんですけれども、標準時間数がそのままでも総授業時間を減らせる方法として、澤田参考人より、ダブルカウントの提案がございました。一時間の活動の中に道徳の目的も特別活動の目的も十分成立しているな…
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109望望月禎文部科学省初等中等教育局長
標準授業時数につきましては、学習指導要領に基づく各教科等の内容を指導するために必要な時間として定めているものでございまして、教育の質を量的に支えるものとして重要であると考えてございます。
その上で、実際の指導に当たりましては、複数の教科の内容を関連づけた活動を行う、あるいは合科指導を行うといったようなことによって、子供たちの学びが豊かになる、あるいは教科横断的に学ぶことが有効な資質、能力を育成する手段になるということもあると考えてございます。
一方で、こうした活用に当たりまして、参考人が御提案のように授業時数を二重に計上することで、本来学ぶべき学習時…
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110ううるま譲司(維新)
先ほど御答弁ありましたとおり、慎重に検討ということでありますけれども、給特法の議論でもございましたが、とにかく教員の負担が物すごいある、子供たちも負担があるということですので、教員の負担に関しては、給特法の議論の中で、教員もこれからどんどん増やしていくということで議論もございましたので、そういったところもしっかりしていただきたいと思います。
私からの質問は以上とさせていただきます。ありがとうございました。
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