江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2025年5月13日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 37 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 150 発言)

まず、集荷の方々の落札価格についてですが、備蓄米は国家の財産であります。これは財政法の縛りがあります。備蓄米に限らず、例えば土地であったり建物であったり、国の資産を民間に売却するときには入札に付さなければならないというのが大原則でありますから、これはどうしても外せない。

そして、どうも報道等を見ていると、JA系ばかりに出しているじゃないかというふうに御批判をいただきますが、我々は、大体五千トン以上の卸の方々、八十九社ぐらいおりますけれども、この方々には全て声をしっかりかけております、入札に御参加くださいと。しかし、手が挙がらないんですよ。ですから、農林水産省として絞ったということではなくて、声をかけたけれども参加していただけないというのがまず事実であるということを分かっていただきたい。

私としても、できればなるべく安い値段で御入札いただいて安い値段で流通していただきたいという気持ちはありますが、入札である以上は、この結果についてまで、例えばこの値段で入札してくださいよというわけにはいかないじゃないですか、入札なんですから。これが苦しいところだということは御理解いただきたいと思います。

それから、買戻しについては、当初から、一年以内に買戻しがあるということであれば、いずれ市場から吸い上げるということが前提であれば価格引下げの効果は薄いんじゃないかということは、私自身も十分自覚をしておりました。

しかし、その一方で、先ほども御質問いただいたように、これだけ減っていって、三十万トンにまでなってしまったらどうするんだというお声もあるわけであって、なるべく早いタイミングで備蓄米の水準を戻さなきゃいけないということも国民の要望だと思うんですよ。

ですから、これについては検討の余地はないのかと言われれば、あるのかないのか今日は答えませんけれども、しかし、これから第四回を迎えることになります。一回、二回、何分やったことがないことをやっているので、ベストのシナリオでできるとは最初から思っておりませんでした。ですけれども、二回、三回、四回とやるにつれて、その方法、手法についても一定の工夫をしていくということは当然検討しなければなりませんので、考えていきたいと思っております。

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