お答えをさせていただきます。
まずは、備蓄米につきまして大変深い御理解をいただきまして、ありがとうございます。
非常に悩んだのは、何といってもマーケットが相手でありますから、人によっては、正直に言うと、百万トンではなくて、手持ちは九十一万トンですから、九十一万トン以上は出せないんだろう、それをまずマーケットが読むのではないか。そして、一年以内に買い戻すということであれば、いずれ市中に出回る米の量は平準化されてしまいますから、放出の効果はなくなるのではないか。そうなると価格に対する影響もほぼほぼないんじゃないか。そしてもう一つは、食料安全保障上、備蓄米の本来の責務である国民の非常事態に備えるための米の量が減ることがまさに食料安全保障上正しいかどうか。様々な御指摘があって、今でもどうしたらいいのか日々悩んでおりますが、しかし、何とか様々なことを、更なる工夫も実は考えております、考えておりますが、まずはその効果を見極めたいと思っております。
そして、この財政審の話、国民の負担によって支えられている農業ですか。これは、国民のために農業を支えているんですから。農家のために国民負担をしているんじゃなくて、国民の生活を守るために国民負担をしているわけでありますから、ちょっと考え方が違いますね。
それから、備蓄は、総合的な対応を考える中で必要であるが、在庫量も踏まえと。在庫量は踏まえておりますよ。しかし、一・八か月というものは、先ほども議論させていただきましたが、果たして、これだけ国際的な安全保障上の環境が緊張した中で適切かどうかは様々な御議論があるということでありますから、これもちょっと考え方としては違うと思いますが。
それから、食料自給率のみを過度に重視すると。それは、自給率のみを過度に重視するというのはおかしいかもしれません、自給力とか様々な指標がありますから。
おかしいと思いますが、御指摘は御指摘でありますから受け止めますけれども、私としては、これからまさに食料・農業・農村基本計画を作って食料安全保障を確立するということに向かっていくわけでありますので、こういった御意見については、意見としては聞きますが、ああ、なかなかですなという感想を持っております。
94
石川香織(立憲)
では、質問を終わります。ありがとうございました。
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95
御法川信英(自民)
次に、西川将人君。
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96西西川将人(立憲)
立憲民主党の西川将人です。
今日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
私のふるさとであり、また今、地元でもあります北海道、旭川を中心とする上川なんですが、日本有数の米どころで、周辺には豊かな農村地帯、米の生産地帯が広がっています。そんな中で、地元に帰ると、専ら話題はお米のことばかりで、週末、本当に地域の皆さん、農家の皆さんからいろいろなお米の話を聞いて、またこちらの方に戻ってきているという状況であって、今日、お米を中心に少し、また私からも質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
まず初めに、昨年の財政制度等審…
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- (上の発言)
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江藤拓(自民)農林水産大臣
お答えをさせていただきます。
まずは、備蓄米につきまして大変深い御理解をいただきまして、ありがとうございます。
非常に悩んだのは、何といってもマーケットが相手でありますから、人によっては、正直に言うと、百万トンではなくて、手持ちは九十一万トンですから、九十一万トン以上は出せないんだろう、それをまずマーケットが読むのではないか。そして、一年以内に買い戻すということであれば、いずれ市中に出回る米の量は平準化されてしまいますから、放出の効果はなくなるのではないか。そうなると価格に対する影響もほぼほぼないんじゃないか。そしてもう一つは、食料安全保障上、備蓄米の本来の責務である国民の非常事態に備えるための米の量が減ることがまさに食料安全保障上正しいかどうか。様々な御指摘があって、今でもどうしたらいいのか日々悩んでおりますが、しかし、何とか様々なことを、更なる工夫も実は考えております、考えておりますが、まずはその効果を見極めたいと思っております。
そして、この財政審の話、国民の負担によって支えられている農業ですか。これは、国民のために農業を支えているんですから。農家のために国民負担をしているんじゃなくて、国民の生活を守るために国民負担をしているわけでありますから、ちょっと考え方が違いますね。
それから、備蓄は、総合的な対応を考える中で必要であるが、在庫量も踏まえと。在庫量は踏まえておりますよ。しかし、一・八か月というものは、先ほども議論させていただきましたが、果たして、これだけ国際的な安全保障上の環境が緊張した中で適切かどうかは様々な御議論があるということでありますから、これもちょっと考え方としては違うと思いますが。
それから、食料自給率のみを過度に重視すると。それは、自給率のみを過度に重視するというのはおかしいかもしれません、自給力とか様々な指標がありますから。
おかしいと思いますが、御指摘は御指摘でありますから受け止めますけれども、私としては、これからまさに食料・農業・農村基本計画を作って食料安全保障を確立するということに向かっていくわけでありますので、こういった御意見については、意見としては聞きますが、ああ、なかなかですなという感想を持っております。
98西西川将人(立憲)
大臣、ありがとうございます。少し安心しました。
次に、二点続けて御質問させていただきたいんですが、米については、今、国で生産調整を行っているという状況ではありませんが、米の供給が需要を上回った場合には、やはり、市場にいろいろな影響が出てきます。
そこで、調整弁として、今輸出米をどんどんと増やしていこうということで、二〇三〇年に向けて、あるいは四〇年に向けて、こういう目標を持っていこうという検討がされていると農業新聞の方にも少し紹介されておりました。輸出米を米の需給の調整弁にも使っていけるんじゃないかなというふうに考えておりますが、農水省として、米の作…
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江藤拓(自民)農林水産大臣
やはり、お米はしっかり作っていくことが大事だと、まず思っています。そして、必要な水田の面積を確保するということは食料の安全保障上も極めて重要だと思っております。
しかしながら、今はトレンドが止まっておりますけれども、高齢化はどんどん進んでいきます。生まれる子供の数も減っています。そういう中で、近いうちに十万トンずつ減っていくトレンドは変わらないんだろうと思います。
しかし、それだけを見ていると、水稲の作付面積は少なくていいのではないかという議論に収束してしまいます。そうではなくて、安全保障上も、水稲作付面積を守るということであれば、マーケットを見つけ…
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100西西川将人(立憲)
ありがとうございます。是非よろしくお願いします。
次の質問に移らせていただきますが、令和九年度からの水田政策の大転換についてということで、何点かお聞きしたいと思います。
令和三年に転作田への具体的な五年水張りルールが示されて、現場の混乱が継続している状況の中で、昨年の十二月に、水田政策を令和九年度から抜本的に見直す検討を始めるとの発表がございました。
水田活用直接支払交付金制度を、作物ごとの生産性向上への支援に転換し、令和九年度以降、五年に一度の水張り要件を求めないこと、また、令和七、八年については、連作障害の取組を行った場合は水張りをしなくても交…
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