江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2025年3月12日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 97 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 212 発言)

お答えをさせていただきます。

まずは、備蓄米につきまして大変深い御理解をいただきまして、ありがとうございます。

非常に悩んだのは、何といってもマーケットが相手でありますから、人によっては、正直に言うと、百万トンではなくて、手持ちは九十一万トンですから、九十一万トン以上は出せないんだろう、それをまずマーケットが読むのではないか。そして、一年以内に買い戻すということであれば、いずれ市中に出回る米の量は平準化されてしまいますから、放出の効果はなくなるのではないか。そうなると価格に対する影響もほぼほぼないんじゃないか。そしてもう一つは、食料安全保障上、備蓄米の本来の責務である国民の非常事態に備えるための米の量が減ることがまさに食料安全保障上正しいかどうか。様々な御指摘があって、今でもどうしたらいいのか日々悩んでおりますが、しかし、何とか様々なことを、更なる工夫も実は考えております、考えておりますが、まずはその効果を見極めたいと思っております。

そして、この財政審の話、国民の負担によって支えられている農業ですか。これは、国民のために農業を支えているんですから。農家のために国民負担をしているんじゃなくて、国民の生活を守るために国民負担をしているわけでありますから、ちょっと考え方が違いますね。

それから、備蓄は、総合的な対応を考える中で必要であるが、在庫量も踏まえと。在庫量は踏まえておりますよ。しかし、一・八か月というものは、先ほども議論させていただきましたが、果たして、これだけ国際的な安全保障上の環境が緊張した中で適切かどうかは様々な御議論があるということでありますから、これもちょっと考え方としては違うと思いますが。

それから、食料自給率のみを過度に重視すると。それは、自給率のみを過度に重視するというのはおかしいかもしれません、自給力とか様々な指標がありますから。

おかしいと思いますが、御指摘は御指摘でありますから受け止めますけれども、私としては、これからまさに食料・農業・農村基本計画を作って食料安全保障を確立するということに向かっていくわけでありますので、こういった御意見については、意見としては聞きますが、ああ、なかなかですなという感想を持っております。

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