佐野朋毅内閣官房内閣審議官

2025年4月2日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 103 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 463 発言)

お答え申し上げます。

一般に、アトリビューションとは、サイバー攻撃の攻撃者や手口を特定することとされております。その特定に関しましては、政府が蓄積いたしました情報でございますとか民間の知見等々を集約いたしまして、評価、分析して行うものでございます。本法案に基づいて政府が取得することとなりますインシデント情報や通信情報も活用して、総合的に分析し、判断することとなるというふうに考えてございます。

その上で、委員御指摘のいわゆるパブリックアトリビューションでございますけれども、パブリックがつきますけれども、サイバー攻撃の攻撃者やその手口を特定、すなわちアトリビューションをした上で、政府機関が攻撃者を公表し非難する措置のことを指すというふうに認識しております。

一般に、パブリックアトリビューションを実施することによりまして、サイバー脅威に対する国内外の官民の認識を高め、セキュリティー対策の向上を促すとともに、当該攻撃者の活動を認知し許容しないというメッセージを発することなどによりまして、サイバー攻撃者の将来の活動コストを高めるなどの抑止効果が期待されているところでございます。

したがいまして、アトリビューションの結果を踏まえ、サイバー攻撃の実行者と背後にいる国家機関の特定の度合いでございますとか、ほかの様々な要素を総合的に考慮した上で、先ほど申し上げたパブリックアトリビューションの効果、これが見込まれるというふうに判断された場合に実施することとなるものでございまして、パブリックアトリビューションをするかどうかにつきましても、具体的にはケース・バイ・ケースで判断せざるを得ないところでございます。

以上でございます。

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