村上誠一郎 (自由民主党)総務大臣

2025年4月10日・第217回国会 衆議院 総務委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 198 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 226 発言)

委員御高承のように、電波利用料は、電波の適正な利用の確保に関しまして、無線局全体の受益を直接の目的として行う事務、すなわち電波利用共益事務の処理に要する費用を電波の利用状況に応じてその受益者である無線局の免許人等に広く負担していただくものであります。

今般の電波法改正案における電波利用料制度の見直しにつきましては、免許人等の過度な負担とならないように、費用の節減により、現在の歳出規模である年平均約七百五十億円を維持することとしております。

また、電波利用料を財源として充てることのできる電波利用共益事務については、例えば、令和六年能登半島地震での課題等に対応するため、携帯電話基地局等の強靱化のための補助金の交付に要する費用を追加するなど、必要な事務を今般の電波法改正案に盛り込んでおります。

さらに、電波利用料の料額につきましては、無線局数の増減などの電波の利用状況の変化を踏まえた見直しを行っております。

加えまして、今般導入しようとしている価額競争は経済的価値に基づくものである一方、電波利用料は電波利用共益事務の受益者である無線局の免許人等に広く負担していただくという受益者負担の原則に基づくものでございます。このため、電波オークションを行うことで電波利用料を決める際の参考にすることが可能かどうかとのお尋ねについては、両者の性格が異なるものと考えております。

いずれにしましても、電波利用料制度につきましては今後とも有識者などの御意見を幅広く伺いながら不断の見直しを行ってまいりたい、そのように考えております。

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