寺崎秀俊総務省自治税務局長

2025年3月11日・第217回国会 衆議院 総務委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 91 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 140 発言)

お答え申し上げます。

ただいま委員から御指摘がございましたように、近年、経済社会構造の変化によりまして、インターネット取引が大変増加しております。また、ICTなどを活用した無人の店舗、倉庫、工場なども事業活動における重要な拠点となっているということも指摘されているところでございまして、私どもも承知しているところです。

こういった経済社会構造の変化によりまして、大都市部への企業の本店等の集中などを背景といたしまして、大都市部では企業の事業活動の実態以上に税収が集中しているのではないかという課題が以前より指摘されておりました。

一方で、地方法人課税、これも今委員から御指摘がありましたように、法人の事務所等が所在する地方団体が課税権を有することになっておりますけれども、この事務所等というのは、事業の必要から設けられた人的及び物的設備であって、そこで継続して事業が行われる場所とされているところでございます。

そのため、経済社会構造の変化への対応は地方法人課税の課税権の在り方そのものに関わる課題でありますことから、法人事業税の枠組みでは直ちに対応することが困難でございました。このため、令和元年度税制改正において、法人事業税の一部を分離して、特別法人事業税及び譲与税制度を創設したところでございます。

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