渡邉淳内閣府宇宙開発戦略推進事務局審議官

2025年5月16日・第217回国会 衆議院 財務金融委員会 第22号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 123 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 177 発言)

お答えいたします。

新産業や新技術への挑戦を通じて新しい付加価値を創出しまして生産性を向上することは、我が国の経済成長、地方創生に不可欠であると認識しております。そのような観点から、安全保障、防災、減災、民生利用まで幅広く活用が期待される、先端技術のフロンティアでもあるような宇宙分野の開発、利用を促進することは、非常に重要でございます。

また、裾野の広い宇宙産業の活性化のためには、自治体や地方の企業の活躍も不可欠でございまして、例えば、ロケットの射場につきましては、北海道、和歌山県において、民間や自治体が主導して整備が進められているところでございます。また、先生の御地元の秋田県でも、能代市に一九六二年からJAXAのロケットモーターの地上試験場がございまして、日本の宇宙開発を支える基盤として重要な役割を果たしてきているという状況でございます。

こうした中、政府といたしましては、地域の企業も含めた民間企業が複数年度にわたって大胆に研究開発に取り組めるよう、今先生からお話もありましたけれども、宇宙戦略基金を令和五年度に創設いたしまして、現在までに、延べ二十八都道府県での様々な事業者による取組が開始されているところでございます。

加えて、アメリカのスペースX社のような、ロケットの一部を回収して再利用するような取組、また、宇宙往還機、高速二地点輸送に活用するようなサブオービタル飛行などの様々な新しい宇宙輸送形態についても、幾つかの地域で、民間企業が主体となって、具体的な研究開発などが準備されているところでございます。

こうした民間企業による新たな事業の展開を可能にすべく、宇宙活動法の改正による制度の見直しについても、今、検討を進めているところでございます。

引き続き、政府といたしましては、予算面、制度面など、様々な取組を通じまして、宇宙分野に挑戦する企業などの取組を、関係省庁と連携しながら積極的に支援をしてまいりたい、このように考えております。

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