国民民主党、福田徹です。
昨日の参考人の意見陳述で、複数の方から、若者に年金について関心を持ってもらうのが難しい、そんな話が出たと思っております。私が街頭活動を通しても、全く同じことを思います。
そもそも、このことは、あるべき年金制度改革を進める上で、最も大きな障壁の一つだと思っております。というのも、やはり正しい政治は正しい民意がなければ行われない、そう思います。そして、実際、今も、この年金制度改革について民意は大きく混乱しているように感じるんですよね。国民の年金に対する正しい知識、正しい理解の下でないと、正しい政治は行われない。
やはり、もっともっと若者に知ってほしい。そのために何ができるか、私も考えてみたのですが、昨日も、すごく難しいという意見が出ました。今思いつかなければ、ちょっと過去を振り返って、どんなときに若者が、社会が年金に関心を持ってもらえたのかなと思って調べてみると、割と最近の過去だと、老後二千万円問題が出たときに、年金に関する危機感というのはやや醸成されていたみたいなんですね。
この老後二千万円問題が出たとき、あのときみたいに不安を与えて関心を高めることというのは決して望ましいことだとは私は思わないのですが、何とか関心を持っていただくために、現状を知るために、事実を知るということはとても大切だと思いますので、もう一度、あの老後二千万円問題を思い出してみたいと思うのですが、あの問題は、二〇一九年に金融庁が提出した金融審査会市場ワーキンググループ報告書によって話題になったようです。
今は当時とは経済状況が変わっておりますので、今だと、老後に必要なお金、これは幾らだと推計されるのでしょうか。二〇一九年には、毎月の年金を含めた収入と支出の差に、老後として三十年生きたと仮定して二千万円と計算されたようです。今、それを計算すると、夫婦の場合、単身の場合、これが幾らになるのか教えてください。もし正確な数値が言えないようでしたら、当時出た二千万円より多いか少ないか、これだけでも構いませんので、教えてください。
286間間隆一郎厚生労働省年金局長
お答えいたします。
委員が最初に御指摘になられたように、多くの方に被用者保険に加入していただくということは、御本人にとってもそうですし、制度の持続可能性を高める上でも非常に大事なことだというのは全くそのとおりだというふうに思っています。
その上で、確かにおっしゃるように、新しい方がどんどんどんどん社会に出てこられるわけですが、ある程度、そういう社会の仕組みを前提として雇用契約を結ばれるということでございます。そして、百六万とかあるいは二十時間というのは雇用契約上ではっきりしておりますので、そういうように適用になりたいという方は、企業側もそういう二十時…
この発言のページ
287猪猪口幸子(維新)
どうもありがとうございました。
質問を終わります。
この発言のページ
288
長坂康正(自民)
次に、福田徹君。
この発言のページ
- (上の発言)
289福福田徹(国民)
国民民主党、福田徹です。
昨日の参考人の意見陳述で、複数の方から、若者に年金について関心を持ってもらうのが難しい、そんな話が出たと思っております。私が街頭活動を通しても、全く同じことを思います。
そもそも、このことは、あるべき年金制度改革を進める上で、最も大きな障壁の一つだと思っております。というのも、やはり正しい政治は正しい民意がなければ行われない、そう思います。そして、実際、今も、この年金制度改革について民意は大きく混乱しているように感じるんですよね。国民の年金に対する正しい知識、正しい理解の下でないと、正しい政治は行われない。
やはり、もっともっと若者に知ってほしい。そのために何ができるか、私も考えてみたのですが、昨日も、すごく難しいという意見が出ました。今思いつかなければ、ちょっと過去を振り返って、どんなときに若者が、社会が年金に関心を持ってもらえたのかなと思って調べてみると、割と最近の過去だと、老後二千万円問題が出たときに、年金に関する危機感というのはやや醸成されていたみたいなんですね。
この老後二千万円問題が出たとき、あのときみたいに不安を与えて関心を高めることというのは決して望ましいことだとは私は思わないのですが、何とか関心を持っていただくために、現状を知るために、事実を知るということはとても大切だと思いますので、もう一度、あの老後二千万円問題を思い出してみたいと思うのですが、あの問題は、二〇一九年に金融庁が提出した金融審査会市場ワーキンググループ報告書によって話題になったようです。
今は当時とは経済状況が変わっておりますので、今だと、老後に必要なお金、これは幾らだと推計されるのでしょうか。二〇一九年には、毎月の年金を含めた収入と支出の差に、老後として三十年生きたと仮定して二千万円と計算されたようです。今、それを計算すると、夫婦の場合、単身の場合、これが幾らになるのか教えてください。もし正確な数値が言えないようでしたら、当時出た二千万円より多いか少ないか、これだけでも構いませんので、教えてください。
290間間隆一郎厚生労働省年金局長
お答えいたします。
二〇一九年に、ただいま委員が御指摘になられました金融審議会の下のワーキンググループが過去にまとめた報告書で示した試算は、高齢世帯が貯蓄や退職金を活用されることに触れることなく、高齢世帯の収入、支出の平均値を用いた単純計算で生活費が老後三十年で二千万円不足するかのように表現した点で、国民に誤解を招く不適切な部分があったことから、当時、金融庁としても正式な報告書として受け取らなかったものと承知しております。
したがいまして、再び国民に誤解や不安を与えることがないように、類似の試算は行っておりませんで、誠に申し訳ありませんが、お示しする…
この発言のページ
291福福田徹(国民)
ありがとうございます。
数値は示せないということでした。ただ、やはり物価が上がればこの数値も高くなってきてもおかしくないと思っております。
もう一つお聞きします。現在、就職氷河期世代と言われる四十代、五十代の金融資産は幾らでしょうか。この金額は、今後見込まれる所得代替率の年金を収入とした場合に、必要な資産には多分ほど遠いはずだと思います。この方たちに向けて、厚生労働省として、老後のために今何をすべきか、もし提案できることがあれば教えてください。
この発言のページ
292間間隆一郎厚生労働省年金局長
お答えいたします。
四十代や五十代の方の資産に関する調査は幾つかございますので、二つ御紹介申し上げたいと思います。
まず、総務省の二〇二四年の家計調査では、二人以上世帯における金融資産や預貯金を含めた貯蓄額は、平均額で、世帯主が四十代の世帯で一千三百十四万円、世帯主が五十代の世帯で一千七百九十八万円でございます。
一方で、これは気をつけなきゃいけませんのは、一方で住宅ローンなどの負債がございます。その平均額も御紹介いたしますと、世帯主が四十代の世帯で一千四百四十五万円、世帯主が五十代の世帯で七百二十九万円であると承知をしております。これが一つのデー…
この発言のページ