橘川武郎アドバイザリー・ボード会員/国際大学学長

2025年6月3日・第217回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 93 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 113 発言)

SMRの他の炉に比べての特徴というのは、コストが安い、それから工期が短い、そして、グリッド、系統が弱いところでも運用できる、そこだと思います。

したがって、世界的には、これから原子力を取っていく場合には、SMRがかなり、これはグリッドが弱いアメリカも含めて、広がっていくんじゃないかと思います。

しかし、日本には向かないと思っています。日本の場合には、事実上、既存立地でしか建てられないところで、大体百万キロワットクラスの軽水炉が動いているところに三十万キロワットを造っても、複数、たくさん造らなきゃいけないわけで、意味がない。

日本の重電メーカーは、それでは、なぜSMRに力を入れるかというと、彼らは海外で造ろうと思っている。余り日本で造ろうとは思っていない。それが、私が言いましたように、実は、四〇年代以降も日本でそんな次世代革新炉がばんばん建ってくるという状況とはほど遠い、こういうことであります。

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