日本共産党の辰巳孝太郎でございます。
今日は、貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございました。
バックエンドの問題ということで、まず、今日、四人の参考人の方にお越しいただいているので、重複する部分もあるかもしれませんけれども、四人全員にまずお聞きしたいと思います。
核燃料サイクル、イギリス、今ありましたけれども、イギリス政府が核燃サイクルを断念した、事実上断念したということについてどのように受け止められているのかということをまず一言ずつ伺いたいと思います。
一九五二年にセラフィールドに再処理工場を建設をして、使用済核燃料からプルトニウムをイギリスは分離をしてきたわけでございます。これまで、ウランと混ぜたMOX燃料を作って軽水炉で燃やすプルサーマル、これを選択肢としてきたわけですが、これを断念して、固定化の処理をした後に地中処分する方針だとされております。アメリカも、既にプルサーマル発電の計画を放棄をして、地中深くに処分することが計画をされております。
一方で、日本では、今年二月ですけれども、石破政権が閣議決定した第七次エネルギー基本計画で、再処理を中心とした核燃料サイクルの継続も決定をされております。つまり、全ての使用済核燃料は、必ず再処理してプルトニウムを取り出して、再び燃料として利用する、いわゆる全量再処理と言われる立場に固執をしているわけであります。
このイギリスあるいはアメリカ、そして日本の政策というものが、かなり違う方向に、再処理あるいは最終処分という点でも進んでいる状況ではないかと思うんですけれども、このことについて、近藤参考人、鈴木参考人、石橋参考人、大島参考人にそれぞれ聞きたいと思います。
78近近藤駿介アドバイザリー・ボード会員/東海大学国際原子力研究所所長
御質問の趣旨は、再処理工場が環境に放出する物質、もちろんあれは、トリチウムについては放出することになっているわけですが、ですから、それは規定を超えて放出するとかしないとか、あるいは、おっしゃるように、ほかの様々な廃棄物についても同じようにきちんと管理されているわけですが、そのきちんとした管理が確実になされるかどうかということについて御不安があるということをおっしゃっておられると思うんですけれども、その不安については、当事者が、きちんとした測定システムとそれから管理システムについて、地域社会の皆さんに、このとおりやりますということを説明して御理解をいただく…
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79佐佐原若子(れいわ)
ありがとうございました。
あと二分ほどになりましたので、今日は、諸先生のお話を聞きまして、本当にこれからまだやることはあるぞと。いつも平行線で、私は何か胸が苦しくなるんですね、この核燃の話をすると。だけれども、私、このために、再処理はやらせないぞ、そういうつもりで国会に来たんです。ですから、どうかワンススルーということをもう一度、国民的な議論として盛り上げて、お願いできるように、もし原発を進めるのであればですが。ということで、質問を終わらせていただきます。
本日は、本当にありがとうございました。
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80
江渡聡徳(自民)
次に、辰巳孝太郎君。
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- (上の発言)
81
辰巳孝太郎(共産)
日本共産党の辰巳孝太郎でございます。
今日は、貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございました。
バックエンドの問題ということで、まず、今日、四人の参考人の方にお越しいただいているので、重複する部分もあるかもしれませんけれども、四人全員にまずお聞きしたいと思います。
核燃料サイクル、イギリス、今ありましたけれども、イギリス政府が核燃サイクルを断念した、事実上断念したということについてどのように受け止められているのかということをまず一言ずつ伺いたいと思います。
一九五二年にセラフィールドに再処理工場を建設をして、使用済核燃料からプルトニウムをイギリスは分離をしてきたわけでございます。これまで、ウランと混ぜたMOX燃料を作って軽水炉で燃やすプルサーマル、これを選択肢としてきたわけですが、これを断念して、固定化の処理をした後に地中処分する方針だとされております。アメリカも、既にプルサーマル発電の計画を放棄をして、地中深くに処分することが計画をされております。
一方で、日本では、今年二月ですけれども、石破政権が閣議決定した第七次エネルギー基本計画で、再処理を中心とした核燃料サイクルの継続も決定をされております。つまり、全ての使用済核燃料は、必ず再処理してプルトニウムを取り出して、再び燃料として利用する、いわゆる全量再処理と言われる立場に固執をしているわけであります。
このイギリスあるいはアメリカ、そして日本の政策というものが、かなり違う方向に、再処理あるいは最終処分という点でも進んでいる状況ではないかと思うんですけれども、このことについて、近藤参考人、鈴木参考人、石橋参考人、大島参考人にそれぞれ聞きたいと思います。
82近近藤駿介アドバイザリー・ボード会員/東海大学国際原子力研究所所長
今おっしゃられたとおり、世界の情勢はそういうことでございまして、世界の国はもっと、中国とかインドとかいろいろありますので、それぞれの国、それぞれの考え方でもって使用済燃料の扱いについては検討し、進めて、取り組んでいるところと理解します。
私、日本の立場については、御紹介のような、二月のエネルギー基本計画に書いてあるようなポリシー、方針でそういう政策を選択し、これまでの蓄積を踏まえて、そういう選択を引き続き確認したということだと理解していますが、おっしゃられるように、様々な選択肢が世の中にあることは確かなわけでありまして、それをフレキシビリティーを持って…
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83鈴鈴木達治郎アドバイザリー・ボード会員/長崎大学客員教授/NPO法人ピースデポ代表
今、近藤先生が言われましたように、原子力委員会でもう二回議論をしていまして、選択肢の確保というのは重要であるということは明記されています。
ただ、残念ながら、今の政策は全量再処理がずっと継続されていて、選択肢が排除されているというのが現状ですので、今日のポイントは、まず、高レベル廃棄物処分の中に使用済燃料を入れることで選択肢を広げる、それで、再処理についてどういう合理性があるかについてまた議論をしていただきたいと思います。
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84石石橋哲アドバイザリー・ボード会員/わかりやすいプロジェクト(国会事故調編)代表/株式会社クロト・パートナーズ代表取締役
ありがとうございます。
イギリスの選択は立派だなというふうに思います。
なぜかといいますと、賛成、反対、どうのこうのにかかわらず、ちゃんと合意形成ができたんだな、そのプロセスをちゃんと踏んだんだなということで立派だなと思います。
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