斉木武志 (日本維新の会)

2025年4月10日・第217回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 85 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 159 発言)

既存炉は確かに既存投資なので動かすべきなんですが、動く見込みがないのであれば、それに国民の電力料金をつぎ込み続けるというのは、甚だ日本的な失敗のまさに黄金ケースというか、いつまでもいつまでも、切れずに切れずに、ずるずるずるずる続けてしまって、そこに無駄な経営資源が集中していくということにもなりかねませんので、是非そういった冷静な判断が、今、三つの電力会社の株主からも提起をされておりますので、やはり、そういった部分はそろそろ国側としても、電力料金の高騰を抑えるという観点から、是非コミュニケーションを取るべきじゃないかなというふうに御要望申し上げます。

そして、もう一つ、これは全国的な課題でもあるんですが、六ケ所村の再処理施設に関しても伺わなければいけません。

実は今、福井県では、これは全国そうですけれども、動いている発電所は全て燃料プールがほぼ管理容量限界に達しようとしております。福井県の場合でいいますと、あと五年程度でもういっぱいになってしまって、今、設備利用率が八八%とか、全国で一番高い地域でございますけれども、それが止めざるを得ないような状況も、要するに、使用済燃料を入れておく場所がないからこれ以上増やせませんという状況が、まさにもうこれから五年以内にやってこようとしております。

ですので、関西電力さんもロードマップなるものを御公表されて、青森県そして六ケ所村にこれは持っていくことになっているから大丈夫ですということで再稼働に同意を取り付けているような状況でございます。

こちらに関西電力さんの使用済燃料対策ロードマップがあるんですが、これを拝見すると、二〇二六年度中に六ケ所村が竣工する、七年度から再処理を開始する、八年度から使用済燃料の受入れを開始する、関西電力からは七十八トン、二九年度には六十六トン、三〇年度には五十四トン搬出していきますというふうに書いてある。だから燃料プールはいっぱいにならないんですということを、数字を併せて御公表されておるんですね。

ですので、これは六ケ所村が動かないとなると、もう持っていく場所がなくなって、燃料プールはあふれるわけです。止めざるを得なくなるわけです。そういう観点からいいますと、この六ケ所村の審査状況というのは極めて重要でございます。

六ケ所村に関していきますと、これまで三か所だった区割りを十か所要求をして、今審査をやり直していたりであるとか、手戻りが非常に多いなと、二十七年間で二十七回延期を繰り返している施設ですので、本当に動くのかどうかというのが、我々福井県民も含めて、国民の懸念事項だと思っております。

実際、今、審査の進捗状況は、山中委員長、いかがでしょうか。

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